http://www.asyura2.com/17/kokusai21/msg/287.html
Tweet |
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171123/k10011232981000.html
仏大統領 リビア人身売買に懸念 国連安保理で制裁決議も視野
11月23日 6時57分
フランスのマクロン大統領は、北アフリカのリビアで横行する人身売買について、「人道に対する罪だ」と述べて強い懸念を示し、リビアの当局が十分な対応を行わない場合、国連安全保障理事会で新たに制裁を決議すべきだという考えを強調しました。
北アフリカのリビアは、ヨーロッパに向かう多くの難民や移民の出発地になっていますが、国連は、特に女性や子どもたちが犯罪組織などに監禁されたうえ、人身売買の対象になっていると指摘しています。
マクロン大統領は22日、パリの大統領府でAU=アフリカ連合の議長国を務めるギニアのコンデ大統領と会談したあと記者会見を開き、リビアで横行する人身売買について、「人道に対する罪だ。テロも含む深刻な犯罪の資金源になっている」と述べ、強い懸念を示しました。
そのうえでリビアの当局が人身売買を防止するための十分な対策を行わない場合、国連安保理でリビアに対し新たに制裁を決議すべきだという考えを強調しました。さらにマクロン大統領は「人身売買のネットワークを根絶するために、アフリカの国々と連携する」と述べ、来週予定しているアフリカ諸国への訪問で協力を呼びかける方針です。
マクロン大統領としては、リビアへの関与を強めることで、アフリカからの不法移民やテロ対策に苦慮するヨーロッパ各国の間で主導権を握りたい思惑もあるものと見られます。
***********************
http://www.afpbb.com/articles/-/3124838
リビアに移民の「奴隷市場」存在か 1人数万円で人身売買
2017年4月12日 10:40 発信地:ジュネーブ/スイス
リビア沖の地中海で救助された不法移民(2017年2月5日撮影、資料写真)。(c)AFP/MAHMUD TURKIA
【4月12日 AFP】国際移住機関(IOM)は11日、欧州を目指すアフリカ人の移民らが奴隷として売買されていると警鐘を鳴らした。こうした「奴隷市場」で被害者は数万円で売買され、中には性奴隷として売られている女性もいるという。
被害者らの証言を基に明らかにした。より良い生活を夢見て密航業者に金銭を支払った人の多くが人質として拘束され、その家族らが身代金の支払いを強要されている実態が浮き彫りになった。
「リビアの密航ネットワークが強力になるにつれて、人身売買が密航業者の間で広まってきている」
IOMリビア事務所のオスマン・ベルベイシ(Othman Belbeisi)所長はスイスのジュネーブ(Geneva)で記者会見を開き、リビアでは「奴隷市場」のような状態や人々の拘束が珍しいものではなくなっていると指摘。その裏には金銭を目的とした犯罪組織の活動があると語った。
ベルベイシ氏によると、移民らは1人当たり200〜500ドル(約2万2000〜5万5000円)で「市場で商品のように売買」されているという。
売られた後に何とか逃げ出した人もいるが、多くの人は何か月も拘束された揚げ句、ただで買われたり、転売されたりしているという。
IOMは被害者数などのデータは示せないとする一方、職員が現地で聞いた証言に基づく話としている。
あるケースでは、セネガル人の移民が業者に300ドル(3万3000円)余りを支払ってトラックでリビアに入国した後、運転手に業者から代金を受け取ってないと言われ、駐車場で開かれていた「奴隷市場」に連れてこられた。市場では「サハラ以南のアフリカ出身の移民らがリビア人によって売買されていた」という。
自身も買われた後に民家に連れていかれたところ、そこでは100人以上が人質とされていた。彼らは家族らに電話をかけて、身代金を支払うよう頼むことを強要されていたという。
IOMはこのほか、女性たちが民間人によって買われ、性奴隷になることを強制されているとも報告している。(c)AFP/Nina LARSON
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。