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粛清が続くサウジアラビアでヘリコプターが墜落、乗っていた元皇太子の息子を含む高官が死亡
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201711060000/
2017.11.06 櫻井ジャーナル
サウジアラビアの南部でヘリコプターが11月5日に墜落、マンスール・ビン・ムクリン王子を含む8名の高官が死亡したと伝えられている。ムクリン王子の父親であるムクリン・ビン・アブドルアジズは2005年10月から12年7月にかけて総合情報庁長官を務め、15年1月から同年4月まで皇太子だった人物だ。
墜落の原因は不明だが、その前日、11月4日にサウジアラビア国家警備隊を率いていたムトイブ・ビン・アブドゥッラー、衛星放送のMBCを所有するワリード・ビン・イブラヒム・アル・イブラヒム、ロタナTVを含むエンターテイメント会社のロタナ・グループの大株主であるアル・ワリード・ビン・タラル王子、ネットワーク局ARTを創設したサレー・アブドゥッラー・カメルを含む人々が汚職やマネーロンダリングなどの容疑で逮捕されている。
また、4日にはイエメンからリアドへ向けて発射された弾道ミサイルが迎撃され、サウジアラビアの影響下にあるレバノンのサード・ハリリ首相がサウジアラビアを訪問中に辞任を表明したが、そこで拘束されているという情報も流れている。
この辞任をイスラエルやサウジアラビアのレバノン侵攻作戦と結びつける見方もある。調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュが2007年3月5日付けニューヨーカー誌で書いた記事によると、レバノンはシリアやイランと同様、アメリカ、イスラエル、サウジアラビア始めた秘密工作のターゲット国。レバノンではヒズボラを潰すことが目的だ。
かつてのようにイスラエル軍が圧倒的な力を持っていればすぐにでも攻撃する可能性があるのだが、最近ではイスラエルが誇るメルカバ4戦車がヒズボラの対戦車兵器RPG-29、AT-14コルネット、メティスMで破壊されていると伝えられている。地上での戦闘でイスラエルは優位と言えなくなっているのだ。
イスラエルが保有するF-35戦闘機がシリア軍の防空システムS-200で何らかの損傷を受けたのではないかという疑いもある。このシステムは旧式のもので、この推測が正しければ、S-400なら容易にF-35を撃墜できるはず。つまり、イスラエルやサウジアラビアが現在、レバノン侵攻を計画しているとは考え難い。
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