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〔「トランプ流」徹底分析〜過激な言葉に戦略が?〕11月3日、N9
言語学が専門のテキサス大学のデビッド、ビーバー教授。
「トランプ大統領が人々を掌握する手法には本当に驚くべきものがある。彼の言語のスキルは非常に高い。
ビーバー教授が注目するのは、特徴のある言葉の使い分けである。
ビーバー「トランプ大統領は前向きなことを話すときに”私たちus we our”という単語を多用する。”いかに自分たちがすごいか””いかに経済がすごいか”などを話す時だ。そして否定や中傷するときに”あいつらthem”を使う」
私たちを意味する「we」「our」「us」、あいつらを意味する「they」「ther」「them」である。
トランプ「私たちのour繁栄、私たちのour機会、私たちのour経済支配を取り戻す。私たちはwe民主党に止められた、あいつらはthey妨害者、あいつらはthey国にとって正しいことを望んでいない。あいつらはthey文句しか言わない。あいつらはthey私たちのour歴史を奪おうとしている」
ビーバー教授はトランプ大統領は敵they、味方weという対立軸をつくって支持固めを図るという戦略の下
、発言していると分析している。
ビーバー教授「トランプ大統領にとって真実は重要じゃない、気にしているのは人々がどう反応するか
、商品を買ってくれるかを気にしている。そして商品とは”トランプ”だ。彼の目的を理解すれば発言はほぼ全てが統制されていることが分かる」
〔AIがみる”百面相”〕
トランプ大統領が見せる様々な表情、この表情を科学的に分析するAI(人工知能)を開発した専門家も取材した。アミール・イマーニ氏(AIアナリスト)である。その方法は、演説をするトランプ大統領の表情を、怒り、悲しみ、幸せ、軽蔑、驚き、恐怖、不快など7つの感情を色で分けて分析して、グラフで示す(その画像)。
AIの分析でわかったトランプ大統領の発言の特徴は、赤で示させる「怒り」だと言う(縦線のグラフではこの成分が際立っている。横は時間軸で感情の変化を表す)。
イマーニ「トランプ大統領は”怒り”や”不快さ”を多く示す、そしてあまり”幸せ”を示さない。演説の訓練を受けた従来の政治家とは違うように振る舞っている。それが支持者の受けている。”彼は表裏がない”と」
北朝鮮を強く非難した国連演説の時のトランプ大統領の表情から、その感情を分析してもらった。
目立つのはやはり、怒りを示す赤。怒りの数値がもっとも高かったのは、この発言の前後であった。
トランプ「アメリカと同盟国を守らざるを得ないなら北朝鮮を完全に破壊する。ロケットマンは自ら自殺に向かっている」
一方、AIの分析では怒りだけでなく、ある感情が目立つ時があった。青で示した悲しみである(13歳の女の子発言)。
AIはさらに興味深い分析結果を示した。同じような過激な発言でも常に怒りを伴っているわけではない場合がある。
側近や記者など限られた人たちがいたところでの北朝鮮への強い言葉が出た時である。
トランプ「北朝鮮は炎と激しい怒りに直面するだろう」
この時、怒りを示す赤は目立たない。
イマーニ「分析結果を見る限りトランプ大統領は、大勢の観客がいるときは怒りを強調するが、限られた人に囲まれている時は怒りをそこまで示していない」
イマーニ氏は、AIの分析結果からトランプ大統領は、同じような言葉でも状況によって感情をコントロールして使い分けているのではないかと見ている。
(以下、長年の友人の証言では「トランプは以前と変わっていない」「トランプは直観に従って戦略はなくてもまずやってみる」と)
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