http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/836.html
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<米国発>エンタープライズ号に繋がる、地球製葉巻型UFOの原型が見えてきた・・その実態は如何に???
http://gansokaiketu.sakura.ne.jp/genjitumiwo-obitekita-2030nen-madeno-kasei-hikou-ijyuu-naiyou.htm#2017-10-22-%EF%BC%9C%E7%B1%B3%E5%9B%BD%E7%99%BA%EF%BC%9E%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%BA%E5%8F%B7%E3%81%AB%E7%B9%8B%E3%81%8C%E3%82%8B%E3%80%81%E5%9C%B0%E7%90%83%E8%A3%BD%E8%91%89%E5%B7%BB%E5%9E%8B%EF%BC%B5%EF%BC%A6%EF%BC%AF%E3%81%AE%E5%8E%9F%E5%9E%8B%E3%81%8C%E8%A6%8B%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%8D%E3%81%9F
火星まで一気に100人送り込む SpaceXの新型ロケットとは?
http://www.sankei.com/life/news/171021/lif1710210029-n1.html
9月末、オーストラリアのアデレードで行われた国際宇宙会議(IAC)において、米SpaceXのイーロン・マスク氏が新たな野望をぶち上げた。そのビジョンの核となるのは、火星へ1度に100人を送り込むことができ、さらに地球上のあらゆる地点に1時間以内に飛行可能とする大型ロケット「BFR」だ。
大型輸送システム「BFR」
IACは世界的に有名な宇宙カンファレンスで、ここ数年はSpaceXのマスク氏が基調講演を行っており、その発言が注目されてきた。SpaceXが将来的な人類の火星移住を目指して大型輸送システムのITS(Interplanetary Transport System)を開発してきたことは周知の事実であるが、開発コンセプトを見直し、今年はBFR(Big Falcon Rocket)という新たな輸送システムを掲げたのである。
BFRは、SpaceXが開発を進めてきたロケットエンジン「ラプター」が31機搭載される第1段ブースターと宇宙船で構成され、全体で106メートルの長さになる。宇宙船だけでも長さは48メートル、直径9メートル という超大型ロケットだ。ラプターエンジンはこの1年間で40回以上の燃焼実験が行われている。
BFRには8階分の居住区画があり、40の客室を備える。その収容力はエアバスA380の客室よりも大きく、火星飛行の場合には100人程度を同時輸送可能という。さらに第1段ブースターおよび宇宙船ともに、現在運用している大型ロケット「ファルコン9」や補給船「ドラゴン」と同様に、打ち上げ後の着陸、回収、再利用を念頭に置いて開発されているのだ。
2022年には火星に向けて2機の無人飛行が行われ、24年には搭乗員を乗せた有人飛行を行う計画だ。SpaceXでは将来的に火星に存在する水および二酸化炭素を用いて、ロケット推進剤を現地生産するための工場建設を目指しており、そのための基礎調査を行うことが目的とされている。
世界のあらゆる地点まで1時間以内に飛行
驚くべきことにBFRは単に火星輸送専用システムではないのだ。マスク氏によると、SpaceXでは現在大型商業衛星の打ち上げサービスで活躍中のファルコン9などに代わり、将来はBFRに一本化していくという。同ロケットでは地球低軌道に最大250トンを打ち上げられるため、大型衛星を複数同時に打ち上げたり、小型衛星であれば数十機から数百機をまとめて打ち上げたりすることができるという。
前回の記事では、ロケットを活用して素材や部品を宇宙に輸送し、その後ロボットが宇宙空間において大型構造物を組み上げる技術を紹介したが、BFRはある意味で逆の発想で、大質量の巨大衛星や体積が大きい宇宙望遠鏡など大型の宇宙構造物をそのまま輸送することも視野に入れて開発されているという。こうした大型構造物を構築するための経済性や効率性の考え方には業界でもいろいろな見方があるのが現状だ。
宇宙への輸送だけではない。さらにマスク氏はBFRを飛行機のように活用して、地球上なら世界のどこへでも1時間以内で飛ぶための輸送システムとして活用することも発表した。具体的には香港から シンガポールが22分、東京とシンガポールが28分、ロサンゼルスとニューヨークが25分などであり、会場からも驚きの声が上がったという。
安全保障市場におけるシェア拡大
このように派手なコンセプトが目立つSpaceXではあるが、既存の打ち上げビジネスも着実に進展している。既に第1段ロケットの回収と再利用打ち上げに成功して大きなニュースを提供した同社だが、10月に大型通信衛星のEchoStarとIRDIUMを打ち上げる際には、2月に国際宇宙ステーション向けに物資輸送を行った際の機体を再利用した。
再利用ロケットによる打ち上げ成功は3回目であり、オペレーションが徐々に確立してきている。第1段の再利用をすることによるコスト削減インパクトは30%程度と言われているが、現時点では価格にはあまり反映されていないという。
また、次世代GPS衛星の打ち上げ契約を取得することで、安全保障市場に切り込んだ同社だが、9月には米空軍の無人スペースプレーン「X-37B」の打ち上げを初めて行った。これまでは米United Launch Allianceが運用する大型ロケット「アトラスV」で打ち上げが行われていた市場だが、米空軍としては実績のあるアトラスVと価格競争力の高いファルコン9の双方を併用することで、リスクとコストを抑える目的があると推察される。
将来的にはロケット打ち上げ以外の分野への進出も見据える。数百機から数千機の衛星で地球規模の衛星インターネットインフラを構築するプロジェクトでは、昨年ソフトバンクが10億ドルの出資を発表した米OneWebの取り組みが有名だが、SpaceXも同様のプロジェクトを「Starlink」という名の下に進めている。開発拠点を構える米シアトルで人材採用も進む。
多方面で猛進を続けるマスク氏とSpaceXの動向を注視したい。
◆著者プロフィール
石田 真康(MASAYASU ISHIDA)、A.T. カーニー株式会社 プリンシパル
ハイテク・IT業界、自動車業界などを中心に、15年のコンサルティング経験。東京大学工学部卒。内閣府 宇宙政策委員会 宇宙民生利用部会 委員。日本初の民間宇宙ビジネスカンファレンスを主催する一般社団法人SPACETIDE共同創業者 兼 代表理事。日本発の民間月面無人探査を目指すチーム「HAKUTO(ハクト)」のプロボノメンバー。著書に「宇宙ビジネス入門 Newspace革命の全貌」(日経BP社)。
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サイト主 かいけつ コメント
宇宙大作戦(スタートレック)のエンタープライズ号とくれば、ニッポンは宇宙戦艦ヤマトだろうな
ニッポンの科学者や技術者も米に負けるな
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