[2017-09-29] 朝鮮民主主義人民共和国外務省 スポークスマンの談話 最近トランプ一味が、わが国で反共和国犯罪行為を働いて教化中、米国に帰った後に死亡した米国大学生ウォームビア問題を反共和国謀略宣伝にまたもや利用している。 トランプは、ウォームビアが「信じられないほど拷問された」だの、「北朝鮮はウォームビアを拉致して拷問し、意図的に害した」だのと妄言を並べ、米国務省はウォームビア問題と関連してわが国を「テロ支援国」に再指定する準備ができていると言った。 すでにあの世行きになったウォームビアまで国際的な対朝鮮圧迫雰囲気を鼓吹するための謀略騒動に利用しているのを見ると、米国の政策作成者の対朝鮮敵対感情がいかほど根強く、かつ悪辣なものかをよく分かることができる。 今一度明白にして置くが、ウォームビアは米国の反共和国謀略団体の任務を受けてわれわれに対する敵対行為を働き2016年3月16日、共和国法に従って労働教化刑を言い渡された犯罪者であるが、われわれは彼の健康状態が悪化したことと関連して人道的見地から彼が帰国するまで誠意をこめて治療した。 米国が言い立てるいわゆる「拷問」事実が存在しないというのは、去る6月に朝鮮に来てウォームビアに対する医学検診を行ったことのある米国の医者たちとウォームビアの帰国後医学検診を行った医者たちも明白に認めたことである。 トランプと米国がウォームビアの死亡について心から胸を痛めるなら、学業に熱中すべく大学生まで唆してわが共和国に反対する犯罪行為へと駆り立てた自分の罪過から反省し、謝罪すべきであった。 現米行政府がウォームビアの死亡問題をもってまたもやわれわれを悪辣に非難することは、決して彼らが口癖のように唱える「米国公民の安全」のためではなく、狂言を吐いてわれわれの超強硬立場に大きな打撃を受けたトランプが失墜された自分の「体面」を少しでも挽回しようと考案した幼稚で卑劣な反共和国謀略捏造品に過ぎない。 さらに看過できないのは、米国内の有象無象が敢えてわれわれの最高尊厳まで冒涜したことである。 老いぼれ狂人のトランプと有象無象が虚偽捏造で一貫した謀略資料をもってわれわれの神聖な最高尊厳まで冒涜したことは、われわれ千万軍民の燃えるような対米敵愾心と百倍、千倍の報復意志をいっそう固めさせるだけである。 現実は、最大の敵国である米国に寛容や人道的考慮は絶対に禁物であるという教訓を改めて反芻させている。 トランプは、このような反共和国謀略騒動がもたらす破局的な不結果に対して熟考すべきであり、出まかせに口を利いて招かれるすべての忌まわしいことに対して自分自身が責任を負うことになるということを銘記すべきである。 われわれは、米国の今後の行動を注視するであろう。 チュチェ106(2017)年9月28日 平 壌 http://www.naenara.com.kp/ja/news/?0+100197 [2017-09-29] 朝鮮外務省米国研究所のスポークスマン、 対朝鮮制裁圧迫策動は平和的で外交的な 行為になりえないと強調 朝鮮民主主義人民共和国外務省米国研究所のスポークスマンは最近、対朝鮮制裁圧迫がいわゆる問題解決のための平和的で外交的な解決策であるかのような不当な論調が世論化されていることと関連して9月28日、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。 わが共和国を窒息させようとして前代未聞の極悪非道な制裁策動に必死になっている米国とこれに同調する一部の国は最近、制裁圧迫を強化するのが朝鮮半島問題の「平和的」、「外交的」な解決のための方途であるという荒唐無稽な詭弁を弄している。 この前、国連駐在米国代表ニッキ・ハレーをはじめ、米行政府の高位官吏が、われわれにたいする制裁措置を念頭に置いて軍事解決策を含むすべての選択が可能であるが、現在は外交的解決を優先視しているという主張を持ち出し、まるで対朝鮮制裁は「平和的」、かつ「外交的」な手段の一つであるかのように世論をミスリードしている。 ヨーロッパ諸国と一部の定見のない周辺諸国も米国のこのような論調に同調し、制裁圧迫が朝鮮半島問題解決のための外交的手段であるかのように描写し、朝鮮半島問題を平和的に解決するために制裁圧迫に関与するといったふうに自らの卑劣な行為を正当化しようとしている。 主権国家の自主権と生存権、発展権を完全に抹殺しようとする政治的・経済的制裁圧迫策動は、その危険性において軍事侵略戦争行為と寸分も違わなく、いかなる場合も平和的、かつ外交的な行為として正当化されない。 米国の根深い敵視政策と核威嚇恐喝に立ち向かって核兵器を含んで持てるものは全部持ったわが共和国が、日を追って悪辣になる米国と敵対勢力の侵略戦争脅威はもとより、極悪非道な制裁・圧迫策動を座ったままに甘受するとでも思うならば、それ以上の誤算はないだろう。 われわれが高い代価を払いながら建設した核武力を中枢とする強力無比の自衛的軍事力は、ほかならぬ米国の軍事侵略と制裁圧迫策動を粉砕し、国家の自主権と生存権、発展権を守るのを第一使命としている。 われわれは、いささかも動揺することなく引き続き、われわれが選択した道へと進むであろうし、それを阻む者らにたいしてはより果敢な行動をもって対応するであろう。 http://www.naenara.com.kp/ja/news/?19+4613
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