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森永卓郎氏が解説 北朝鮮危機を煽るトランプ大統領の思惑(マネーポスト)
http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/666.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 9 月 22 日 16:08:10: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

             
           経済アナリスト・森永卓郎氏がトランプ大統領の真の狙いを解説


森永卓郎氏が解説 北朝鮮危機を煽るトランプ大統領の思惑
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170922-00000002-moneypost-bus_all
マネーポストWEB 9/22(金) 16:00配信


 北朝鮮はミサイル発射や核実験を相次いで実施し、米国や日本、韓国などへの“挑発”のペースを上げている。だが、経済アナリスト・森永卓郎氏は「米国のトランプ大統領はそれを逆手にとって、自国の利益のために利用していると思えてならない」という。いったいどういう意味か。トランプ大統領の真意は何か、森永氏は以下のように分析する。

 * * *
 トランプ大統領と金正恩委員長の激しい非難の応酬を報道で見せられ、しかもどちらも“何をするかわからない人物”という通説から、多くの人が米国と北朝鮮がいつ戦争に突入してもおかしくないと危機感を持つのは当然だろう。

 だが、私の見方は違う。トランプ大統領は、本当は北朝鮮と戦争するつもりなどないのに、わざと危機を煽っているように思えてならないのだ。そう考える理由は、現在のトランプ政権主要ポストの顔ぶれにある。

 イスラム圏からの入国禁止やシリア爆撃など過激な政策を推進したバノン首席戦略官が解任されたことで、現在のトランプ政権はマティス国防長官、ケリー首席補佐官、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)と、トランプ大統領の娘婿・クシュナー上級顧問の4人が支える体制となっている。

 特筆すべきは、クシュナー氏を除いた3人はすべて「将軍」の地位にあった軍人出身ということだ。つまり、現在のトランプ政権は「軍人政権」といっても過言でないのである。米国が戦争に踏み切らないと私が考える理由は、まさにそこにある。実は、軍人というのは誰よりも戦争の痛みがわかっていて、基本的には戦争をやりたがらないからだ。

 さらに、なぜ元軍人を重用した体制を敷いたのかを考えると、トランプ大統領のある“思惑”が見えてくる。トランプ大統領は軍需産業を復活させて、米国経済の再建・活性化を図ろうとしているのではないか。

日本も韓国もトランプ大統領の戦略に乗せられている

 米国の最も重要な産業は鉄鋼や自動車などではなく、実は軍需産業なのだ。軍需産業は航空機から原子力、コンピュータ産業までとてつもなく裾野が広く、なおかつ米国にとって最も強い国際競争力を持つ基幹産業といえるものなのである。しかし、財政が逼迫し、債務上限問題に晒されている米国にとって、自国の軍事費をどんどん拡大していくことは困難だ。

 そこで米国が取り得る最良の戦略としては、北朝鮮との危機を煽ることによって米国以外の国々に米国製兵器を買わせることだ。実際、日本はすでにその戦略にまんまと乗せられている。

 来年度予算の概算要求で防衛省は過去最大の防衛費を要求しているが、その中に米国製の陸上配備型イージス(イージス・アショア)の導入を前提とした分も盛り込まれているのだ。イージス・アショアの導入には最終的にいくらかかるか分からないし、いったん配備すれば後年度負担が続くことになる兵器を米国は日本に売り込むことに成功したといえる。それは日本だけではない。韓国にも高高度ミサイル防衛システム・THAAD(サード)を売り込むことに成功している。

 トランプ大統領が米国経済の中長期の安定を手にする目的で危機を意図的に煽っているとすれば、敏腕ビジネスマンとしての才覚をいかんなく発揮しているといえるだろう。ただし、万が一でもトランプ大統領が狂気の指導者だとすると、現在の軍人を重用している体制は非常に危うい。なぜなら、軍人というのは上官の命令には絶対服従するからだ。もし最高司令官のトランプ大統領が「戦え」といったら、軍人は二言なく戦うのだ。



 

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コメント
 
1. 2017年9月22日 16:20:57 : nJF6kGWndY : n7GottskVWw[4223]

こいつもピンボケだな

対北戦略の失敗をトランプだけのせいにしても全く無意味だ


2. 2017年9月22日 17:05:23 : l5lHMplMiY : 5B1T@5jfOjk[2]

普通の高校生は同じように考える。


3. 2017年9月22日 19:22:24 : U3PghHi76c : lvRUgA8FVvw[4]
マスゴミよりはるかにまともな高校生

4. 2017年9月23日 01:00:20 : 2keOrn89uQ : XoKGTq67thE[17]
>>1

対北戦略の失敗は、もともと韓国、日本に米軍を居座わらせるため、
冷戦終了時に朝鮮戦争をちゃんと終結させなかったこと。
まあアメリカの自業自得ではある。


5. 2017年9月23日 01:13:52 : 2keOrn89uQ : XoKGTq67thE[19]
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/post-0c3e.html

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
以下は、いわゆる枠組み合意の概要を説明しているIndependent紙記事の抜粋だ。

“1994年の枠組み条件下で、北朝鮮は“アメリカ合州国との政治・経済関係の完全正常化と引き替えに”核開発計画を凍結し、最終的に廃止することに同意した。これは下記の四つを意味していた。

原子力の喪失を補うため、アメリカが率いるコンソーシアムが、2003年までに、北朝鮮に二基の軽水炉を建設する。

それまでアメリカは北朝鮮に年間500,000トンの重油を供給する。

アメリカは経済制裁を解除し、北朝鮮をテロ支援国家リストから外し、おそらく最も重要なのは、依然、1953年の朝鮮戦争休戦の条件に従っている政治関係の正常化だ。

最終的に、双方が“核兵器使用の脅威”に対する“正式な保障”をすること(“1994年のアメリカと北朝鮮との協定はなぜ失敗したのか そしてトランプがそれから学べること”、Independent)

これは双方の要求に合致する完全にわかりやすい協定だった。北朝鮮は、必死に要求していた国家安全の保障と並んで、いささかの経済的特典を得て、見返りに、アメリカは、あらゆる核施設を監視でき、それで大量破壊兵器の開発を防げる。全員がそれぞれ望んでいたことを得たはずだった。一つだけ問題があった。アメリカが、最初から怠慢を始めたのだ。軽水炉は基礎段階以上には決して進まず、重油供給は益々にまれになった。対照的に、北朝鮮は協定書を律儀に遵守した。北朝鮮は期待されていた以上のことまでした。実際、同記事によれば、協定が発効して四年後:

“アメリカも国際原子力機関も、北朝鮮による‘枠組み合意のあらゆる点で根本的な違反は無い’ことに満足した。しかし自らの誓約については、ワシントンは守り損ねた。” (Independent)

おわかりだろう。北朝鮮は約束を守ったがアメリカは守らなかった。実に単純だ。

実際には一体何が起きたのか、一体誰に責任があるのかについて、概してマスコミは誤って描き出すという事実を考えれば、これは重要な点だ。責任は平壌にあるのではなく、ワシントンにあるのだ。同じ記事を更に引用しよう。

“自分の誓約について、ワシントンは守り損ねた。軽水炉は決して建設されなかった。重油出荷は遅延することが多かった。ずっと前から削除の範疇に合致していたのに、2008年まで、北朝鮮は国務省のテロ支援国家リストから削除されなかった。最も重要なのは、法律上、決して終わっていない戦争を、1953年の停戦協定を平和条約で置き換えることで、正式に朝鮮戦争を終わらせるためのいかなる行動も行われなかったことだ。アメリカは北朝鮮を攻撃しないという“正式な保証”は、六年後に枠組みが調印されるまで、なされなかった”(Independent)

2000年に、ブッシュが大統領に当選した際、事態は更に悪化した。北朝鮮は、ブッシュによる悪の枢軸演説に含まれ、“アメリカが武力を行使するよう備えておくべきならずもの政権”のリストにも載せられ、ペンタゴンは韓国との共同軍事演習を強化し、火に油を注いだだけだった。最終的にブッシュは協定をすっかり放棄し、北朝鮮は核兵器開発を再開した。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

日本で伝えられているのとはかなり実態は異なるようですね。


6. 2017年9月23日 17:39:23 : FR1e50B8Nn : QrCLe16hm3A[1]
>>5
朝鮮(北朝鮮)が怒って当たり前だな。

7. 2017年9月23日 23:05:31 : 1MhuugTgSA : 69wBM_q2QKI[3]
「北朝鮮危機を煽るトランプ」

森永とやってることは同じ

黒田金融緩和「審議一派」えの援護射撃で

金融緩和続行の後方支援。



8. 真相を知りたい[3] kF6RioLwkm2C6IK9gqI 2017年9月24日 23:21:32 : AYoxhSEVbo : 07bLIFN9TRI[3]
「軍人というのは誰よりも戦争の痛みがわかっていて、基本的には戦争をやりたがらない」そうだ。
 しかし、軍人内閣だった東条内閣が対米宣戦布告をしたではないか。

9. 2017年9月25日 20:49:33 : z0SQdjEyNM : pYIKdJH9r_s[113]
中国とロシアは北朝鮮が暴発しても玉が飛んで来ない位置にいる。
従って万一戦争になっても被害が少ないどころか韓国と日本が
戦場になってくれれば願ったり、叶ったりだ。陰で煽っているのか。

それにしても安倍は阿呆だ、国難を自分で呼び込んでやがる。
王蟲に発砲するようなもんだ。北朝鮮なんか相手にしなければ自滅するものを。


10. 2017年9月26日 09:01:12 : EXnyE0W3U3 : uHcX0VAjCkU[2]
<トランプが自国の軍需産業の利益のために北を利用して戦争危機をあおっている>
こんなこと今さら解説してもらわなくても、常識だろう。
<日本も韓国もうまく乗せられている>
相手の魂胆充分承知の上で、クソの役にも立たない防衛システムとかいう高いおもちゃをしかたなく購入しているんだよ!
断れば、マジで北のミサイルが頭上に落ちてくるぞと脅迫されてさ。
北とCIAはずっと以前からヤクと偽ドルで暴利をむさぼりあうマブダチよ。
全部ヤラセ、仕込み、シナリオ通りの「戦争やるやる詐欺」
横田から専用便が平城にブツを運んで、今日も商売に忙しい。
自衛隊は予算増額にプレゼンス増強に、笑いが止まらない。
北に足向けて寝られないとは、ある幹部の言葉。
ここら辺の裏事情は、森永さんも知らないわけがないだろうに、ヤバくて言えないのか。

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