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http://parstoday.com/ja/news/iran-i34673
日本自民党副総裁のイラン訪問
ローハーニー大統領、日本自民党の高村正彦副総裁
日本自民党の高村副総裁が、テヘランを訪問し、イランの政府高官と会談する中で、二国間関係や地域、世界の重要な問題について話し合いを行いました。
高村副総裁は、ローハーニー大統領との会談で、イランと日本のさらなる関係拡大を強調した安倍首相の書簡によるメッセージを手渡し、「イランは常に、地域の平和と安全に向けて建設的な役割を果たしてきた」と語りました。さらに、朝鮮半島の緊張の拡大に触れ、イランは世界の重要な国であり、この危機の解決に影響を及ぼすことができると述べました。
安倍首相のローハーニー大統領へのメッセージと、高村副総裁のテヘランでの会談で提起された事柄は、今回の会談が、核合意と地域の危機、双方の関係レベルに対する期待といった問題を中心に行われたことを示しています。日本は、核合意には直接、参加していませんが、政治、経済の重要な国として、核合意に関して明白な立場を取っています。高村副総裁はローハーニー大統領との会談で、「イランの核合意遵守に関して疑いは存在しない。日本政府は核合意の完全な実施を支持している」と語りました。
この発言は、日本政府が、核合意の遵守と地域の安定や安全の維持の重要性を、よく理解していることを示しています。このような立場の表明は、重要な国際問題に対する日本政府の見解を示すものです。しかし、情勢変化に対する各国の役割の重要性が感じられるのは、国際的な緊張への懸念が高まったときです。現在、日本は、イランを、地域情勢に影響力のある国として見ています。
雑誌・中東ジャーナルは、最近、イランの外交政策についての報告の中で、イランのザリーフ外相が少し前にフォーリンアフェアーズという外交専門誌で発表した記事に触れました。ザリーフ外相はこの記事の中で、国際分野における多国間の協力を強調し、問題の解決に向けて軍事力を行使することは不適切だとしています。このような見解は現在、国際分野での危機の解決に向けた戦略的な選択肢として受け入れられています。イランの外交における、この論理的なアプローチは、日本をはじめとする世界の多くの国とのイランの関係のあり方において、重要な要素として注目されています。これにより、高村副総裁は、国際分野におけるイラン政府の立場を支持し、「日本にとって、このような立場は重要だ」と語りました。
高村副総裁のテヘラン訪問と、安倍首相のローハーニー大統領に宛てたメッセージは、情勢変化への共通の理解や相互の期待に基づいた両国の関係の、新たな幕開けになるのでしょうか。
2017年09月07日18時28分
−参考−
日本の高村副総裁がイランを訪問
イラン大統領、「イランは日本との協力の拡大を歓迎する」
イラン外相、「イランと日本は各分野で強力なパートナーになれる」
日本自民党副総裁がイスラム革命創始者の旧家を訪問(動画)
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