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【8月24日 時事通信社】ロシアの著名な演出家で映画制作も手掛けるキリル・セレブレンニコフ監督(47)が詐欺罪で訴追された事件が波紋を広げている。監督は権威に挑むような作風や発言で知られており、事件は自由な芸術活動に対するプーチン政権の締め付けとの見方も出ている。
連邦捜査委員会は22日、2011年から14年にかけ、芸術事業に割り当てられた国の予算から少なくとも6800万ルーブル(約1億3000万円)をだまし取ったとして監督を訴追。地元メディアによると、23日にモスクワの裁判所に出廷した監督は「(訴追内容は)あり得ないし、ばかげている」と訴えたが、10月までの自宅軟禁処分を受けた。
セレブレンニコフ監督をめぐっては、演出を手掛け、モスクワのボリショイ劇場で7月に公演予定だったバレエ作品「ヌレエフ」が直前に中止となった。同性愛者だった旧ソ連の男性ダンサーを描いた作品だったため、同性愛を規制する政権の圧力があったとも伝えられた。
監督は昨年のカンヌ国際映画祭に作品が出品されるなど国際的な評価も高く、23日は裁判所周辺に監督の無実を信じる人々が多数集まった。文化人からも非難の声が出ている。人気作家アクーニン氏はフェイスブックで、事件を旧ソ連の独裁者スターリンの時代に起きた芸術家の弾圧になぞらえ、「セレブレンニコフ監督を逮捕したのは(連邦)捜査委ではなく、プーチンだ」と批判。政権の意向が働いているという見方を示した。(c)時事通信社
http://www.afpbb.com/articles/-/3140220
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