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カタルーニャの独立をめぐる住民投票が近づくバルセロナで「テロ」があり、また現場に身分証明書
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201708190000/
2017.08.20 01:01:38 櫻井ジャーナル
カタルーニャ自治州の州都バルセロナで8月17日にバンが歩行者に突入して13名以上が死亡、約100名が負傷した。容疑者のうち5名が射殺され、3名が逮捕されたが、運転していたとされるモロッコ生まれのヨウネス・アボウヤーコウブは逃走中だという。
現場で発見されたスペインのパスポートからドリス・オウカビルが逮捕されたが、身分証明書は盗まれたと主張、当初、運転していたのはモウッサ・オウカビルなる人物だとされていた。それがアボウヤーコウブだということになったわけだ。
少なからぬ人が今回もパスポートが現場で発見されたことに注目している。2001年9月11日にニューヨークの世界貿易センターとバージニア州アーリントンにある国防総省の本部庁舎が攻撃された際、突入した航空機のブラックボックスも大半の遺体も見つからないにもかかわらず、パスポートは発見されている。そのときから続く「テロ」のパターンだ。
いずれもケースでもパスポートが示す人物は死亡している。今回、当初の容疑者は逮捕され、つまり生きている。そして実行者ではないとされた。アボウヤーコウブは生きているのだろうか?
今回の事件では、カタルーニャ独立をめぐる住民投票が10月1日に予定されていることも注目されている。スペイン政府だけでなくNATO諸国も住民投票で独立賛成が多数を占めること懸念、裏で何らかの工作をしている可能性は否定できない。
実行者としてダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)が名乗りを上げているようだが、この集団はアメリカ、イスラエル、サウジアラビアの3国同盟を中心に編成された傭兵集団。これは本ブログでも再三、指摘してきた。
アメリカやイギリスの支配層はヨーロッパを自分たちに都合良く作り替えるため、NATOの内部に秘密工作部隊を編成している。そうした組織の存在をイタリア政府は1990年に認めている。当時の首相はジュリオ・アンドレオッティだ。
1972年2月にイタリア北東部の森で子どもが偶然、秘密部隊の武器庫を発見したことから調査は始まるのだが、警察は捜査を中断して有耶無耶にされる。そうした事態にひとりの判事が1984年になって気づいて捜査を再開、背後にNATOが存在し、100カ所以上の武器庫があることも判明した。この秘密組織がグラディオ。直接的にはイタリアの情報機関が動かしていたが、その上にはNATO、そしてイギリスとアメリカの情報機関が存在する。
グラディオは1969年4月にパドゥア大学とミラノの産業フェアで、同年12月にはミラノのフォンタナ広場にある国立農業銀行で爆破事件を引き起こし、80年のボローニャ駅まで工作は続いた。その間、アルド・モロが誘拐され、殺されている。この暗殺ではヘンリー・キッシンジャーの名前が出てくる。
つまり、アメリカやイギリスの支配層は「テロ」を利用してきた。目障りな人や団体を抹殺するだけでなく、国の進む方向をコントロールしたり、体制を作り替えることも行われる。アル・カイダ系武装集団やダーイッシュにもそうした側面がある。
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