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トランプ大統領 大使館エルサレム移転の判断先送り/nhk
6月2日 5時55分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170602/k10011003831000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_002
アメリカのトランプ大統領は、イスラエルにあるアメリカ大使館を国際社会が首都と認めていないエルサレムに移転するとしていた公約について、中東和平交渉を成功させるためとして、半年間、判断を先送りしました。ただ、将来的に移転を実行する考えは変わりないと強調しています。
エルサレムはユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地があり、イスラエルは首都だと主張していますが、国際社会はパレスチナ側との交渉は決着していないとして首都とは認めず、各国政府は大使館を置いていません。
アメリカの歴代政権も議会がいったん決めたエルサレムへの大使館の設置を実行に移さず、半年ごとに決定を先送りしてきましたが、去年の選挙戦でトランプ大統領は、大使館を現在のテルアビブから、エルサレムに移転すると公約していたため、就任後の判断が注目されていました。
これについてホワイトハウスは1日声明を発表し、「イスラエルとパレスチナの中東和平交渉を成功させる機会を最大限生かすために大統領は決断した」として、トランプ大統領がさらに半年間、先送りする措置をとったことを明らかにしました。
大使館をエルサレムに移転すればパレスチナだけでなくイスラム諸国の激しい反発を招くことは避けられないと見られ、トランプ大統領としても中東和平交渉への影響などを考慮して慎重な姿勢を示した形です。
ただ声明では「問題は移転を行うかどうかではなく、いつ行うかだ」として、将来的に移転を実行する考えに変わりはないと強調しているため、この問題が中東の大きな火種となる可能性は残されたままです。
イスラエル 先送り判断に不満
アメリカのトランプ大統領がエルサレムへのアメリカ大使館の移転を半年間、先送りしたことについてイスラエルのネタニヤフ首相は声明を発表しました。
このなかで、ネタニヤフ首相は「イスラエルの立場はアメリカ大使館はわれわれの永遠の首都エルサレムに置かれるべきだということで一貫している」と述べ、トランプ大統領の判断に不満を表しました。
その一方で、「今、大使館を移転させないという判断には失望しているが、将来的に大使館を移したいというトランプ大統領の姿勢に感謝している」とも述べ、イスラエル寄りの姿勢を見せるトランプ政権との間で良好な関係を維持したい思惑もにじませました。
パレスチナ 歓迎の意向
アメリカのトランプ大統領がイスラエルにあるアメリカ大使館のエルサレムへの移転の判断を半年間、延期したことを受けて、パレスチナ暫定自治政府のアッバス議長の報道官は「アメリカの政権の和平や信頼構築に向けた真剣さを裏付けるものだ。われわれにはトランプ大統領と公正で永続的な和平の実現に向けてともに努力する準備がある」と述べ、歓迎する意向を示しました。
・エルサレムへの米大使館”引っ越し”〜なぜ世界が大混乱か/nhk・島崎浩
http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/682.html
投稿者 仁王像 日時 2017 年 2 月 16 日 20:01:05: jdZgmZ21Prm8E kG2JpJGc
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