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https://jp.sputniknews.com/politics/201705313695208/
ユジノサハリンスクを訪れた日本政府調査団 最初の作業総括
© 写真: Governor and government of the Sakhalin region
© 写真: Governor and government of the Sakhalin region
政治
2017年05月31日 18:44(アップデート 2017年05月31日 19:04)
トピック 南クリル諸島:不和あるいは協力の島?
長谷川栄一首相補佐官を団長とする日本政府調査団が、南クリル(北方領土)での露日共同経済活動について協議するため、ユジノサハリンスクに到着した。記者団との懇談で日本代表団は、作業の最初の総括を行った。
スプートニク日本
漁業活動
サハリン州のオレグ・コジェミャコ知事は「クリルでの露日共同経済活動における漁業分野でのプロジェクトは、日本の官僚やビジネスマンたちの極めて大きな注意を惹いた」と伝えた。
観光
それ以外にコジェミャコ知事は、日本代表団との会談で、北海道とのビザを簡素化し、北海道を訪れるビザをロシア人がサハリンで受け取ることができるようにすることを提案し「ビザの簡素化決定が肯定的役割を果たし、ロシアから日本へ、そして日本からロシアへの旅行者が増えた」と指摘した。
住民居住区の整備事業
またサハリン州当局は、シコタン島に風力発電パークを建設する事を日本に提案している。また2025年までの期間を対象に、州当局には、クリルの住民居住区の大型整備プランがあり、新たな保健・教育・文化スポーツ施設の建設が見込まれている。エンジニアリング、エネルギー、交通インフラや道路の発展整備のため、かなり多くの仕事を果たさなくてはならない。
なお予想される協力の時期について、コジェミャコ知事は「今のところ行われるのは、提起された課題を効果的に解決する方策の模索と調査だけだ」慎重な物言いにとどまった。知事は次のように述べた-「2017年は、提案作成、ロードマップ作り、共同活動の道さがしの年になる。日本は、島での共同経済活動について34件の提案を寄せた。ロシア側はまだ26件だ。」
日本の官民合同調査団による南クリルでの現地調査は、6月末から7月占めにかけて行われる。
トピック 南クリル諸島:不和あるいは協力の島?
タグ 露日経済協力, 露日関係, 日本, ロシア
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