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イラク ISへの軍事作戦後に民族間の対立懸念も〜クルド自治政府のムスタファ外交部長は、イラクからの独立の賛否を問う住民投票を実施したいと/nhk
5月24日 9時41分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170524/k10010993021000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_025
イラク北部にある、クルド自治政府の外交責任者がNHKとの単独インタビューに応じ、イスラム教シーア派主導の中央政府に強い不満を示したうえで、イラクからの独立の賛否を問う住民投票を実施したいという考えを強調しました。過激派組織IS=イスラミックステートに対する軍事作戦に一定の区切りがついたあと、民族間の対立が再燃することも懸念されます。
23日、NHKとの単独インタビューに応じたクルド自治政府のムスタファ外交部長は、ISのイラク最大の拠点モスルの奪還作戦が大詰めを迎えていることについて「クルド人部隊とイラク軍、アメリカ主導の有志連合の協力で軍事的に大きな成功を収めた」と述べ、ISの対策では協力がうまく進んだと評価しました。
その一方で、多数派のシーア派主導の中央政府による予算配分などに強い不満を示したうえで、「中央政府には問題に向き合う政治的意思がない」と非難し、クルド人自治区でイラクからの独立の賛否を問う住民投票を実施したいとの考えを強調しました。具体的な時期については、委員会を設けて決めるとしています。
ムスタファ外交部長は、住民投票で独立が賛成多数となっても一方的に独立は宣言せず、民意をもとに中央政府と今後の関係を協議していくとも述べましたが、中央政府が反発するのは確実でIS対策に一定の区切りがついたあと、イラク国内で民族間の対立が再燃することも懸念されます。
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