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特別検察官任命 トランプ大統領「最大の魔女狩りだ」
動画→http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170519/k10010986981000.html
5月19日 6時14分 NHK
去年のアメリカ大統領選挙をめぐるトランプ陣営とロシアの関係を解明するため特別検察官が任命されたことについて、トランプ大統領は「アメリカ史上、最大の魔女狩りだ」などとコメントし、いらだちをあらわにしています。
アメリカ司法省は17日、去年の大統領選挙でロシアによる干渉があったとされる問題をめぐりトランプ陣営の関与がなかったかどうかを解明するためFBI=連邦捜査局の元長官のモラー氏を特別検察官に任命しました。FBIは以前からこの問題を捜査していますが、トランプ大統領が今月、コミー長官を突然、解任したため野党・民主党などがより独立性の高い特別検察官の任命を求めていました。
これについてトランプ大統領は18日、みずからのツイッターで、根拠は示さずに「民主党のクリントン氏の選挙戦や、オバマ政権で起きたすべての違法行為に対しては、決して特別検察官が任命されることはなかった」と不満を示したうえで、「これはアメリカ史上、最大の政治家に対する魔女狩りだ!」とコメントしました。
またトランプ大統領は、コロンビアのサントス大統領と会談したあと行われた共同記者会見の中で「われわれとロシアとの間には何のつながりもない。これによって国が分断されている」と述べ、特別検察官の任命などを批判しました。さらに、みずからがコミー氏に、元側近への捜査をやめるよう求めていたと報じられたことについて記者から真偽を問われると、「ない。ない。次の質問は」と述べ、いらだちをあらわにしています。
一方、与野党からは「モラー氏なら徹底的に調べてくれるはずだ」などと、特別検察官の任命を歓迎する声があがっています。アメリカの特別検察官は大統領や政府高官がからんだ大きな政治スキャンダルの捜査を担ってきた歴史があり、今回はどこまで真相に迫ることができるのか、注目されています。
ロシア外相「機密情報をめぐる協議なかった」
アメリカのトランプ大統領がロシアのラブロフ外相との会談で機密性の高い情報を漏らしたとされる問題で、ラブロフ外相は、18日、訪問先のキプロスで、機密情報をめぐる協議は行われなかったとする認識を改めて示すとともに、トランプ大統領への批判を繰り返すアメリカのメディアを痛烈に皮肉りました。
また、ロシアの駐米大使を9年間務め、トランプ大統領とラブロフ外相の会談にも同席したキスリャク大使が帰任することになり、ロシア下院議会の国際問題委員会は、18日、アントノフ外務次官を、後任大使の候補として支持しました。
アントノフ外務次官は、過去にアメリカとの軍縮交渉を担当したほか、国防次官もつとめた経験があり、このあと、プーチン大統領の承認を得て、着任することになります。このタイミングでの大使交代の理由は明らかにされていませんが、キスリャク大使は、政権発足前にトランプ大統領の側近とロシアへの制裁について協議していたことがアメリカで問題視され、アメリカのメディアは「大物スパイ」だと伝えていました。
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