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トランプ大統領 アッバス議長と初会談 中東和平へ意欲〜和平交渉の再開にはまだ時間/nhk
5月4日 6時22分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170504/k10010970401000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_013
アメリカのトランプ大統領は、就任後初めてパレスチナ暫定自治政府のアッバス議長と会談し、中東和平の実現に意欲を示しました。
トランプ大統領は3日、就任後初めてパレスチナ暫定自治政府のアッバス議長とホワイトハウスで会談しました。
会談後、トランプ大統領は、「イスラエルとパレスチナの和平を実現したい。最も厳しい交渉だと言われるが、それが誤りだと証明できるか見ていこうではないか」と述べ、中断している交渉を再開させ、和平を実現することに意欲を示しました。
これに対しアッバス議長は、「われわれの戦略は2国家共存に基づいた和平をもたらすことだ」としたうえで、「トランプ大統領の指導力と交渉力の下で和平は実現可能だと信じている」と述べて期待を表しました。
一方トランプ大統領は、国際社会が首都だと認めていないエルサレムへのアメリカ大使館の移転を検討していることについて言及しませんでしたが、会談の中でアッバス議長は移転を実行しないよう求めたものと見られます。
トランプ大統領は、これまでイスラエル寄りの姿勢を鮮明にしてきましたが、就任後、特別代表を中東に派遣するなど、和平の実現に向けた活動を活発化させています。
今月には大統領自身もイスラエルを訪問することも検討していて、今回のアッバス議長との会談を受け、イスラエルとパレスチナの仲介役として、和平交渉の再開につなげられるかが注目されます。
和平交渉の再開にはまだ時間
アメリカのシンクタンク、カーネギー国際平和財団の中東専門家、ペリー・ケーマック氏はNHKのインタビューに対し、「中東和平の合意の仲介に、トランプ大統領は、意欲を見せているが、政権内でこの政策が本当に優先度が高いかは不明だ。イスラエルとパレスチナの間には信頼関係がなく、アメリカが指導力を見せるのがいまが適しているかは疑問がある」と述べ、アメリカの仲介によって、和平交渉が再開するには、まだ時間がかかるという見方を示しました。
また、トランプ政権が、イスラエルにあるアメリカ大使館をエルサレムに移転すると主張してきたことについて、「アラブ諸国や、アメリカの外交関係者から実行すべきでないと懸念や警告が寄せられた結果、選択肢からは外れたようにもみえる。ただ、トランプ政権の場合、すべてが可能でもあり、予測が難しい」と述べました。
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