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〔激震トランプ時代 第2集 炎上 ヨーロッパ ”EUの後悔”直面するジレンマ〕4月23日、Nスペ
ヨーロッパ委員会、ティメルマンス第一副委員長に長尾香里(パリ、ブリュッセルの元特派員、EU・ヨーロッパ各地を長年取材)が聞いた。
長尾「EU中枢にいるあなた方と市民との間で溝が広がっているのか」
ティメルマンス「私が後悔しているのはルペン氏のような政治家を支持する人々の不安に、EUが無頓着であるという印象を与えてしまったことです。人々が不安を持つのは当然ですが、自分の国に閉じ籠ることでは何も解決できない。テロや失業などの問題にはヨーロッパ全体で取り組まなければならないのです」
長尾「EUはこれまで、国益がぶつかり合う加盟国を必死でまとめようとしてきた。ですが、連帯を呼びかけるだけで各国の足並みが揃うと言う時代ではもうなくなっている。その一番の問題が難民問題。シリアなどから急増する難民という厳しい現実に対してEUはが長年掲げてきた理念で乗り越えられるかどうかというジレンマがある」
難民の受け入れに最後の砦として取り組んできたのがもう一つの大国ドイツである。だがそのドイツも試練に直面している。
ドイツはこの2年間で110万人超の移民や難民を受け入れている。…しかし今厳しい現実に直面している。ある施設では、ボランティアがかつての1/10に減少してしまった。役所の手続きなど難民の生活相談に最近対応しきれないケースが増えている。(地域住民と難民との数々の軋轢の事例)。
難民の受け入れを続けるメルケル首相への抗議する集会も開かれた。「メルケルは去れ!」などトランプ大統領の主張も追い風に勢いを強めようとしている。この集会を取り囲むように集まった人々もいて「差別主義者は帰れ!」など難民を受け入れる人道主義もドイツでは根強く支持されている。(中略)
長尾「バラバラ感が強まっているヨーロッパをまとめられるのは自分たちドイツではないか、という使命感を感じることがある。だが、過去の大戦を踏まえた歴史的事情から進んでリーダーシップを注いでいくことには消極的だ。それだけにパートナーであるはずのフランスの選挙がどのようになるのか固唾をのんで見守っている状況だ」
・激震トランプ時代第1集 混迷のアメリカ〜貿易の問題は後回しにして中国に北朝鮮への制裁の徹底を迫っている/Nスペ
http://www.asyura2.com/17/kokusai19/msg/229.html
投稿者 仁王像 日時 2017 年 4 月 23 日 08:10:17: jdZgmZ21Prm8E kG2JpJGc
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