http://www.asyura2.com/17/kokusai18/msg/638.html
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エクソンモービルCEOから鳴り物入りで国務長官に転身したティラーソン氏だが、訪米した安倍首相との首脳会談(既に国務長官に就任)にも、訪米したイスラエルのネタニヤフ首相との首脳会談にも参加していない。
さらに言えば、記者会見で質疑に応じるのも、今回の日米外相会談後が初めてである。
加えて、トランプホワイトハウスは、国務省の予算を2/3に大きく削減しようと考えている。
ティラーソン国務長官に対するトランプホワイトハウスのこのような仕打ちが、政策を詰める幹部スタッフが未だ定まっていないせいなのか、外交権限をホワイトハウスが掌握するためなのかは今のところはわからない。
(それゆえ今回の日韓中歴訪も、メッセンジャーボーイのレベルを超えないのかもしれない)
強面のトランプ大統領のイメージもあってか、米国がミサイル実験に励む北朝鮮に「先制攻撃」を仕掛けるという“憶測”や“期待”も流布されているが、トランプ政権に対北先制攻撃を仕掛ける意図はなく、より積極的な外交で「朝鮮半島問題」を解決していくことになる。
※関連参照投稿
「米政権、北朝鮮対応で「すべての選択肢検討」=ヘイリー国連大使:肝心な条件を報じないロイターも「嘘ニュース」発信者」
http://www.asyura2.com/17/kokusai18/msg/544.html
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米国務長官 “北朝鮮の脅威増す これまでの政策は失敗”[NHK]
3月16日 18時30分
岸田外務大臣は16日、アメリカのティラーソン国務長官と会談し、北朝鮮に対し、日米韓3か国で連携して、挑発行動の自制などを求めていくことを確認しました。また、岸田大臣が、トランプ政権が見直しを進めている北朝鮮政策をめぐり、すり合わせを行ったとしたのに対し、ティラーソン長官は、北朝鮮の脅威は増しており、これまでのアメリカの政策は失敗だったという考えを表明しました。
日米外相会談は16日午後、外務省の飯倉公館で1時間余り行われました。
岸田外務大臣とティラーソン国務長官は、北朝鮮が進めている核・ミサイル開発は断じて容認できないという認識を共有したうえで、日米両国や日米韓3か国で連携し、北朝鮮に対して挑発行動の自制や安保理決議などの順守を強く求めていくことを確認しました。また、北朝鮮問題の解決には北朝鮮との貿易の9割を占める中国の役割が重要だとして、日米で働きかけていくことで一致しました。そして、トランプ政権が見直しを進めている北朝鮮政策に関連して、ティラーソン長官は、「すべての選択肢はテーブルの上にある」と述べました。
このあと両外相は、共同記者会見に臨み、岸田大臣が、日本側の考えを説明し、政策のすり合わせを行ったことを明らかにしたのに対し、ティラーソン長官は、北朝鮮の脅威は増しているとしたうえで、「これまでの20年間のアメリカの政策は失敗で、核や弾道ミサイルの開発を許した。異なるアプローチが必要だ」と述べました。
また、両外相は、慰安婦問題をめぐる日韓合意についても意見を交わし、岸田大臣が「地域の厳しい安全保障環境を考えると、日韓、日米韓の協力の土台である日韓合意の実施は重要だ」と述べたのに対し、ティラーソン長官は、日韓合意への支持を表明し、日韓双方が解決に向けて努力することに期待を示しました。
さらに、東シナ海や南シナ海で海洋進出を強める中国について、岸田大臣が、中国との関係改善に向けた日本の基本的立場を説明するとともに、沖縄県の尖閣諸島に対するアメリカの関与を評価する考えを伝えました。
両外相は、日米同盟の強化に向けた具体策を話し合うため、外務・防衛の閣僚協議、いわゆる2+2を早期に開催するため、日程調整を加速することで一致したほか、沖縄の基地負担軽減に向けて、日米双方が協力するとともに、普天間基地の名護市辺野古への移設が唯一の解決策であることを改めて確認しました。
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