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(回答先: 容疑者の１人はインドネシアの北朝鮮大使館勤務か〜インドネシアの情報機関がジャカルタにある大使館に勤務した外交官と／nhk 投稿者 仁王像 日時 2017 年 3 月 12 日 06:35:45)
容疑者の１人はインドネシア語を流ちょうに話す外交官／nhk
3月12日
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170312/k10010908441000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_001
北朝鮮のキム・ジョンナム（金正男）氏が殺害された事件で、犯行を主導したとされる北朝鮮国籍の容疑者の１人がインドネシア語を流ちょうに話す外交官の男だったとインドネシアの情報機関が見ていることが関係者への取材でわかりました。殺人の罪で起訴されたインドネシア人の女は、流ちょうなインドネシア語を話す男に事件に巻き込まれたと話していて、マレーシア警察は関連を調べているものと見られます。
北朝鮮のキム・ジョンウン（金正恩）朝鮮労働党委員長の兄、キム・ジョンナム氏が殺害された事件では、インドネシア人のシティ・アイシャ被告とベトナム人の女の２人が殺人の罪で起訴され、マレーシア警察は犯行を主導したと見ている北朝鮮国籍の容疑者４人の身柄の引き渡しを北朝鮮側に求めています。
この４人のうち、オ・ジョンギル容疑者（５５）について、インドネシアの情報機関は、ジャカルタの北朝鮮大使館で勤務経験のあるインドネシア語を流ちょうに話す外交官だったと見ていることが関係者への取材でわかりました。
マレーシアの警察は、オ容疑者がことし１月にインドネシアを訪れシティ被告と接触し、犯行を指示した疑いがあると見て調べています。
これについてシティ被告の弁護士はＮＨＫの取材に対し、シティ被告が事件の１か月余り前に複数の男らからいたずら番組への出演を持ちかけられ、そのうちの１人が流ちょうなインドネシア語を使っていたと話していることを明らかにしました。
こうした情報はマレーシア側も把握していて、警察は関連について調べているものと見られます。
シティ被告の弁護士「彼女は無罪」
殺人の罪で起訴されたインドネシア人のシティ・アイシャ被告の弁護士、グイ・スンシン氏はＮＨＫのインタビューで、「彼女は自分が何をやっているか理解できていなかった。自分は無罪だとしており、われわれも同じ認識だ」と述べ、被告はいたずら番組への出演を頼まれたのであり、殺人の罪には当たらないと主張しました。
また、出演の依頼は１か月から２か月前に複数の男から持ちかけられ、このうち１人については流ちょうなインドネシア語を話しましたが、国籍や詳しい職業などについては明らかにせず、シティ被告は男らは中国人だと思い接していたと話しているということです。
さらに、男らと出会ってからはショッピングセンターなどさまざまな場所でいたずら番組の撮影とする活動を繰り返し、そのつど報酬をもらっていたということです。
弁護士は「過去の撮影ではローションやベビーオイルなどを使い、特に問題が起きていなかったので、納得させられていったと見られる」と話しています。
一方、事件後、シティ被告が体調を崩したと報道されたことについては「少し吐き気がしたものの、深刻な状況ではなかった」と話しました。そのうえで、「殺傷能力のある毒物だったのに、なぜ影響がなかったのか理解できない。確認する必要がある」と述べ、犯行時の状況を詳しく調べる必要があると指摘しました。
北朝鮮大使館前 大量のゴミの中に壊されたパソコン
マレーシアの首都クアラルンプールにある北朝鮮大使館の前では１２日朝、捨てられていた大量のゴミの中から壊れたノートパソコンなどが見つかりました。パソコンはビールの缶やウイスキーの瓶などのゴミと一緒に捨てられていて、少なくとも３台あり、画面を何かでたたいたような跡があるほか分解されたような形跡もあり、いずれも人の手で破壊されたものと見られます。
北朝鮮大使館では１２日、時折、車が出入りするほか目立った動きはなく、なぜ、壊されたパソコンが大使館の外に捨てられていたのかについて詳しいことはわかっていません。
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