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ヤバくなってきた(オバマ前米大統領)/(C)AP
盗聴騒ぎ物議 オバマ前大統領はやっぱり命令していたのか 暴走するトランプ政治の読み方
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/201203
2017年3月10日 堀田佳男 ジャーナリスト 日刊ゲンダイ P5 文字お越し
「(オバマ前政権の)司法長官がトランプタワーの盗聴を命令したはずです。司法省がやったのです。トランプの言っていることが正しいと思います」
ブッシュ(子)政権で司法長官だったマイケル・ミュケイジーは米ABCテレビに出演し、トランプを擁護してみせた。
トランプが3月4日にツイッターでつぶやいた内容が過去1週間、物議を醸している。立て続けに4本もつぶやいた。最初がこれだ。
〈ひどいものだ! オバマはトランプタワーの電話を盗聴していたんだ。しかも選挙で勝つ直前だ〉
現職大統領が米市民であるトランプの盗聴を命じたとすれば違法である。トランプの言い分は外れていない。
だが、オバマ前政権によって盗聴されたとする証拠を、トランプは公表していない。ツイッターで「オバマに盗聴された」と記しただけだ。そのため米メディアは「お得意の勝手なつぶやき」と責め立てている。
しかしミュケイジーが指摘するまでもなく、諜報機関の国家安全保障局(NSA)が世界中の人たちを対象に諜報活動を行っていることは既知の事実である。
ロシアに亡命している元NSA職員のエドワード・スノーデンは2013年、個人情報の収集の手法を暴露。本来違法であるはずの米市民への諜報活動(盗聴)も特に05年ごろから始まっていたという。
スノーデンによれば、オバマは政権発足当初こそ盗聴活動に批判的だったが、しだいに許可するようになっていく。だがオバマは今回の件で、広報担当ケビン・ルイスを通じ、「オバマも当時のホワイトハウス職員も米市民を対象にした盗聴を命じたことはありません。よって今回のトランプの糾弾は虚偽です」と回答した。
一方、諜報機関の内情を知るベンジャミン・サス上院議員は、「オバマが違法にトランプの盗聴を命じた可能性はある。もし行っていたら、どんな情報をつかんだのかを国民に説明する必要がある」という文書を発表した。
これまでトランプのツイッターは自分勝手で無責任と思われてきたが、今回だけはオバマに非があるかもしれない。
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