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7日、ウィキリークスは米中央情報局(CIA)に関する「流出した」一連の資料の公開を始めた。資料のコード名は「Vault 7」。
資料の第1部「Year Zero」には、CIAのサイバーインテリジェンスセンター(CIA's Center for Cyber Intelligence)の機密ネットワークから得られた8761個の書類とファイルが含まれている。資料には、2012年から現在の大統領選挙戦にいたるまで、いかにCIAがフランスの政党と大統領候補の情報を集めていたか、についての情報が含まれている。
RELEASE: Vault 7 Part 1 "Year Zero": Inside the CIA's global hacking force https://t.co/h5wzfrReyy pic.twitter.com/N2lxyHH9jp
― WikiLeaks (@wikileaks) 2017年3月7日
文書の第1部には、CIAの世界的なハッキングプログラムの範囲や規模、CIAのハッキングツール、Apple社のiPhone全モデル、 GoogleのAndroid、Microsoft Windowsの全バージョン、さらに隠しマイクが埋め込まれたサムスンのテレビを含む米国および欧州企業の製品を攻撃するための数十のツールなどに関する8000件以上のCIAの文書やファイルが含まれている。
What is #Vault7? pic.twitter.com/PrjBU0LSAF
― WikiLeaks (@wikileaks) 2017年2月4日
ウィキリークスは、最近CIAはマルウェアやウイルスを含む大多数のハッキングツールに対するコントロールを失ったと指摘している。
ウィキリークスによると、最近3年間で米国の情報部門はその職員による前例のない一連のデータ抽出に直面し、CIAが収集した全データは現在第三者の手にあり、他の国の情報機関やサイバー犯罪者の手に渡る可能性があるという。
先に、今日7日午後にウィキリークスのアサンジ氏が一連の新たな文書に関する発表を行うと報じられていたが、ライブ配信サービス「Perscipe」や「Facebook」のライブ放送がサイバー攻撃を受けたため、発表は延期になった。
Press conf under attack: Facebook+Periscope video used by WikiLeaks' editor Julian Assange have been attacked. Activating contingency (1/2)
― WikiLeaks (@wikileaks) 2017年3月7日
史上最大の流出 ウィキリークスがCIAの秘密ハッキングプログラム「Vault 7」公開 スプートニク日本
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