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「ベトナム花嫁売り飛ばし」横行、5万人の悲劇
世界鑑測 北村豊の「中国・キタムラリポート」
「国際結婚紹介業」繁盛の陰で止まらぬ中越「貧困の連鎖」
2017年3月3日(金)
北村 豊
北京紙「新京報」は2月24日付のコラム欄で「男女比率の不均衡、人為的関与は必ずしも有効ではない」と題する“中国人民大学”公共政策研究院の“毛寿龍”執行院長の文章を掲載した。その概要は以下のとおり。
外国女性で補填?
【1】ここ数年、男女比率の不均衡は“光棍(独り者)危機”を引き起こすという報道が度々なされ、世論を沸かせている。中国社会が男女比率の不均衡な社会に突入していることは確かだ。マクロ的に見て、30年後には3000万人の男性が女性配偶者の欠乏に直面する。“国家統計局”の2016年統計によれば、2015年における中国総人口の性比は105.02、出生人口の性比は113.51であった<注1>。また、“80后(1980年代生まれ)”の未婚人口の性比は136、“70后(1970年代生まれ)”の未婚人口の性比は206、過去30年で見るとある地方の人口性比は130を遥かに上回っていた。
<注1>性比は集団中の女性100に対する男性の比率で、国連が定めている性比の正常値は103〜107である。
【2】国家政策による干渉で人口を抑制するのは比較的容易だが、子供の出産を奨励、特に女児の出産を奨励するのは技術的に不可能であるだけでなく、倫理上からも不可能である。従い、最近3〜4年実施している“単独二孩(夫婦の一方が一人っ子なら2人目の子供を出産してもよい)”政策や“全面二孩(どの夫婦も子供を2人まで出産してよい)”政策は、すでに作り出された人口性比の不均衡という難題に対して相殺作用がなく、緩和作用しかない。
【3】多くの専門家が、偏った男女性比を解消するためには、男女不平等の習俗、たとえば、男が女を娶(めと)る、妻は夫の家に住む、子供は夫の姓になるなどの風習から変革に着手しなければならないと提起している。但し、これら古い風習は生活に深く根付いており、一朝一夕に変えることのできるものではない。国家が実行可能な有効的な政策は、婚姻に関わるサービスを強化して、結婚・出産の経費をできる限り少なくすることである。そうすれば、情報不足などにより独身を余儀なくされている問題なども解決することが可能となる。このほか、移民政策の改革を適度に推進し、より多くの外国女性に中国で働き生活してもらうことである。これは「“光棍(独り者)”危機」を減少させるための一種の良薬だと言える。
毛寿龍院長が移民政策の改革を適度に推進する方策の一つとして外国女性に言及したのは、将来的に3000万人が不足する中国女性を外国女性で補填しようと考えていることにほかならない。しかも、彼はそれを一種の特効薬だと述べているのである。外国女性が中国で働き生活したとしても、彼女たちが中国男性と結婚しない限り、それは“光棍”の解消にはつながらない。さらに言えば、“光棍”の多くが辺ぴな地域に住む貧しい農民であるという事実があり、自ら進んで彼らに嫁ごうという女性は皆無に近いというのが現実なのである。人里離れた地域に住む貧困な農民の“光棍”に妻をめとらせるにはどうしたら良いのか。何かよい方策はないものか。
2017年の年明けから2月末までのわずか2か月間に、中国メディアは“越南新娘(ベトナム花嫁)”に関わる事件を何度も報じた。それはベトナムで誘拐した若い女性たちを中国へ密入国させた上で、嫁の来手がない農村部の“光棍”の男たちに売り飛ばしていた事件だった。その例を挙げると以下の通り。
10万元で売り飛ばす
【例1】1月24日付の安徽省紙「安徽商報」は「2人の男が9人のベトナム花嫁を誘拐し、1人当たり10万元(約165万円)で売り飛ばした」と題する記事を掲載した。その概要は以下の通り。
(1)河南省東部の“周口市”に属する“鄲城県”に住む“単磊”(男、60歳)は、息子が2014年に自動車運転中に不注意で事故を起こし、懲役刑になったばかりか、賠償問題で大きな借金を作ったことで、生活に困窮するようになった。お先真っ暗な状態の中で、単磊は何とかカネを稼ぎたいと考えていた。そうこうするうちに、単磊は河南省西北部の“界首市”の“芦村”にいる遠縁の従兄である“範大海”がベトナム人の嫁を国内にいる“大齢青年(結婚適齢期を過ぎた独身男性)”に世話して少なからぬカネを稼いでいることを聞きつけた。早速に範大海を訪ねた単磊は、「範大海が雲南省のベトナムとの国境地帯からベトナム人の娘を密入国させた上で、単磊が買い手に連絡を取り、ベトナム娘1人当たり10万元で売り飛ばす」ことで合意した。これを境に2人は悪事に手を染めることになった。
(2)2015年12月から2016年3月までの間に、単磊は“苗新騰”、“馬超群”、“李代山”など9人の買い手に連絡を取る一方、範大海は自分の関係者に連絡を取って、前後4回にわたって雲南省のベトナム国境沿いにある“麻栗坡県”へ出向き、ベトナム側のルートを経て9人のベトナム女性を密入国させた。単磊と範大海の2人は、9人のベトナム女性を密かに安徽省まで移動させた上で、省内の界首市、“阜陽市”に属する“太和県”、鄲城県などへ売り飛ばした。事件の発覚後、“界首市公安局”は迅速に出動して単磊および範大海を始めとする関係者を逮捕すると同時に、被害者であるベトナム女性を救出してベトナムへ送還した。
(3)最近、この事件の裁判が“界首市人民法院(地方裁判所)”で開廷されて審議が行われた。裁判所は被告人の単磊と範大海が、売り飛ばし目的で9人の婦女を販売、受け入れ・受け渡しを行ったとして、その行為は刑法の「婦女誘拐・売り飛ばし罪」を構成するとした。苗新騰、馬超群、李代山など被告人9人は、その行為が刑法第241条第1項規定の「誘拐・売り飛ばされた婦女の購入罪」を構成するとした。但し、被告人・苗新騰などの購入者が被害女性たちの意向に沿い、その原居住地へ帰るのを妨げないことに鑑み、法律の規定に基づき、処罰を軽減するとした。裁判所は単磊など9人の被告人に対してそれぞれ懲役12年から2年の判決を下した。
【例2】同じく「安徽商報」は2月22日付の記事で、前日の21日に安徽省南部に位置する“馬鞍山市”の“雨山区人民法院(地方裁判所)”で誘拐したベトナム女性を馬鞍山市内の独身男性に売り飛ばした事件の審議が行われ、被告人“呉某”、“張某”など6人に対し「婦女誘拐・売り飛ばし罪」により、それぞれ懲役10年6か月から2年の判決が言い渡されたと報じた。その概要は以下の通り。
6.8万元で買い付け
(1)2013年2月から4月の間に、被告人の呉某と張某の紹介を経て、ベトナムで誘拐された後に売り飛ばされて雲南省入りしたベトナム女性3人はそれぞれ6.2万元(約102万円)、6.3万元(約104万円)、6.3万元で、馬鞍山市の男性3人に妻として売られた。
(2)2013年12月、被告人の“盧某”は被告人の“袁某”から紹介を受けて、ベトナムで誘拐された後に売り飛ばされて雲南省入りしたベトナム女性を6.8万元(約112万円)で馬鞍山市の男性に妻として売り渡した。
(3)2015年4月、被告人の“徐某”は被告人の“孫某”から雲南省で結婚相手を紹介するよう依頼され、ずっと相応しい相手を物色したが見つからなかった。そこで、徐某は被告人の呉某と張某に連絡を取り、これを受けた呉某と張某が被告人の盧某を通じて被告人の“王某”に連絡を取った。王某はスマートフォンで依頼人の孫某へ多数の女性の写真を送り、その中から好ましい女性を選択するよう要求した。孫某はベトナムで誘拐されて雲南省東南部のベトナムとラオスとの国境沿いにある“河口瑶族自治県”へ売り飛ばされた女性を選択した。その後、孫某は呉某、張某、盧某、徐某と共に河口瑶族自治県へ向かい、徐某が主体となって6.8万元で当該女性を買い付けて孫某の妻とした。
(4)事件が発覚した後、被告人の呉某、張某、盧某、王某、徐某は逮捕され、被告人の袁某は電話で召喚されて出頭した。裁判所は審理を経て、被告人6人の行為は「婦女誘拐・売り飛ばし罪」を構成すると認定し、上述の判決を下したのだった。
誘拐されて売り飛ばされるベトナム女性は、“人販子(人買い)”に中国で働ける、勉強ができる、商売ができるなどの甘言で騙され、人買いに売られて中国へ不法入国する。中国へ一歩足を踏み入れた段階で、人買いは本性を表してベトナム女性を支配下に置き、彼女たちをベトナム花嫁として婚期を逃した“光棍”に売り飛ばすのである。密入国でパスポートも持たず、言葉も通じない彼女たちは、自分の身に何が起こっているか知らぬうちに見ず知らずの独身男に売られて、その妻にされるのである。
シンガポールに拠点を置く「第一海外婚姻紹介所(First Overseas International Matchmaker)」のウェブサイトには、“越南新娘精選(選り抜きのベトナム花嫁)”と題されたページがあり、国際結婚を望むベトナム女性1000人以上の写真が掲載されており、個々の写真をクリックすると、女性たちの姓、年齢、学歴、出生地、所在地が表示される。ベトナムは儒教思想の影響を受けて今なお男尊女卑の考え方が色濃く残っており、家庭内の女性の地位は非常に低い。このため、多くの女性たちが男女平等の生活に憧れ、国際結婚により祖国を離れて暮らすことを希望している。そうした姿勢が“越南新娘精選”に反映されているように思える。
「1年以内に逃げたら代替賠償」?
一方、ベトナムの田舎には中国語で“養媽”<注2>と呼ばれる結婚紹介業者がいて、結婚を希望する貧しい女性たちを集め、礼儀作法や教養を高めるための研修を行い、彼らを見た目、聡明で貞淑な女性に仕立て上げる。こうした“養媽”は中国の結婚紹介業者と提携していて、中国の同業者が連れてくる国際結婚希望の“光棍”と彼らが研修を行ったベトナム女性を見合わせ、結婚を成立させることで商売を行っている。
<注2>“養媽”の“媽”は母親を意味するので、“養媽”を直訳すると「養母」となるが、結婚紹介業者は女性だけでなく、男性もいる。
中国の農村部に行くと「ベトナム花嫁紹介」と書いた広告が壁や電柱に張られているのを目にすることがあるが、その代表的な例は以下のような内容になっている。
ベトナム人花嫁の広告
”3ヶ月以内に花嫁が来ます”
”20萬元ポッキリ!”
四大保証:
@処女を保証します。
A.3ヶ月以内に結婚出来ます。
B追加料金は頂きません。
C一年間で逃げ出したらもう1人補償します
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/101059/030100089/h1.PNG
これを見た中国の“光棍”たちは親戚中から借金して広告に書かれている連絡先に電話を入れて申し込み、ベトナムへ向かうことになる。中国の“光棍”にしてみれば、中国女性を娶ろうとすれば必要となる高額な結納金も不要だし、車や住宅を購入する必要もなく、極めて安上がりに結婚できる。一方のベトナム女性は中国人と結婚すれば、貧しい生活から抜け出し、安楽な生活ができ、ベトナムの実家へ仕送りもできると夢を描いている。こうした2人が結婚に合意し、所定の手続きを経て婚姻を結び、花嫁が花婿の家に到着する。
しかし、そこで花嫁が見るのは、ベトナムの実家と同程度、あるいはそれ以下の生活水準で貧困にあえぐ花婿の家である。理想と現実の差に愕然としたベトナム花嫁は花婿の家から逃亡を図り、何度か連れ戻された末に逃亡に成功し、何とかベトナムへたどり着く。このため四大保証には「1年以内に逃げたら代替を1人賠償」と書かれているのである。
2015年4月28日付の週刊誌「中国新聞週刊」はベトナム花嫁に関する記事の中で次のように報じた。
【1】中国には不完全な統計でベトナム花嫁が10万人以上存在する。そのうち合法的な婚姻者は半数に満たず、彼女たちの大多数は農村で貧困にあえぎ、戸籍も持たない。1991年に中国とベトナムが国交を回復した後、両国の国際結婚は急速に増大し、貧困ライン上で生活にあえぐ大量の“光棍”たちと徐々に富裕化する中国に命運を託したベトナム女性の願望がはからずも一致した。
【2】2002年にはベトナム女性を紹介する結婚紹介所が続々と出現し、ベトナム花嫁紹介のウェブサイトは広西チワン族自治区と福建省から始まり、その後広東省、江西省、浙江省、湖北省、湖南省を経て東北三省(黒龍江省、吉林省、遼寧省)へと展開した。2010年以降はメディアの報道の中でも、本来“白衣柳身(白いアオザイを着て柳のように細身)”というイメージのベトナム花嫁には多くのレッテルが貼られるようになった。それは、「ベトナムの輸出特産品」、「“光棍節”ネットショッピングの人気商品」<注3>、「集団逃亡の常連」、「人買いの獲物」、「電柱広告の主役」などである。
<注3>中国では11月11日を“光棍節(独身者デー)”として盛大に祝う風習があり、この日のネットショッピングはヒートアップして莫大な売上高を記録する。
非合法5万人? 悲しい現実
2017年2月末時点で、中国国内にどれだけのベトナム花嫁が存在するのかは分からないが、たとえ10万人が正しいとしても、合法的婚姻者が半数の5万人なら、非合法に誘拐されて売り飛ばされた者が5万人存在することになる。これら10万人のベトナム花嫁の中で現状に満足している人は恐らく極少数であり、残りの大多数は極貧生活の中で悲運を嘆いていることだろう。
ベトナム花嫁に対する“光棍”の切実な需要があるから国際結婚紹介の商売が成り立つし、ベトナム女性を誘拐して売り飛ばす犯罪も横行する。その結果として当のベトナム女性たちが幸せになれるのであれば話は別だが、どう見ても彼女たちの多くは不幸な境遇にある。これでは毛寿龍院長が言う移民政策の改革による「“光棍”危機」の解消という提案は妥当性を欠いていると言わざるを得ないが、上述したようにベトナム花嫁の国際結婚紹介業は繁盛しているようだし、ベトナム女性の誘拐・売り飛ばし事件も多発している。悲しいかなそれが現実なのである。
このコラムについて
世界鑑測 北村豊の「中国・キタムラリポート」
日中両国が本当の意味で交流するには、両国民が相互理解を深めることが先決である。ところが、日本のメディアの中国に関する報道は、「陰陽」の「陽」ばかりが強調され、「陰」がほとんど報道されない。真の中国を理解するために、「褒めるべきは褒め、批判すべきは批判す」という視点に立って、中国国内の実態をリポートする。
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/101059/030100089
2013年02月17日 21時20分47秒
★ベトナム、韓国人との結婚禁止 ←デマ(誤報)でした!
テーマ:☆ネトウヨのデマ検証
こんにちは!
杉野洋明です。
少し前に、ベトナムが韓国に「最貧国」扱いされて…について取り上げたことがありましたが、今回も同じく、ベトナム関係のお話です。
少し古い話になりますが、昨年2012年2月17日、韓国で衝撃的なニュースが流れました。
最初に報じたのは、聯合ニュースだったみたいですが、ここでは中央日報の記事を紹介します。
「50歳以上の韓国男性、ベトナム女性との結婚を禁止」
2012年02月17日17時48分
中央日報日本語版
早ければ今年4月から、50歳以上の韓国人男性はベトナム人女性と結婚できなくなる。また韓国人男性は年齢が16歳以上離れた若いベトナム人女性を妻として迎えられなくなる。
韓国の国際結婚仲介業協会のハン・ユジン会長は17日、「先月、ベトナム各地方の代表団が集まって協議し、4月からこうした内容を施行することにした」と伝えた。
ハン会長は「ベトナムの半官半民団体の女性連盟が国際結婚の副作用に敏感になっているため、こうした措置が出てきたと聞いた」とし「今後ベトナム人女性との結婚はかなり減ると予想される」と述べた。
(以下略)
http://japanese.joins.com/article/402/148402.html
このニュース、日本でもNEWSポストセブンで「ベトナム 50歳以上、年の差16歳以上の韓国男性との結婚禁止」という見出しで報道され、ツイッターでもかなりの数の関連ツイートが流れています。
http://www.news-postseven.com/archives/20120925_144616.html
で、杉野も、このニュースが気になったので、ちょっと調べてみました。
その結果なんだけど…
これ、どうも聯合ニュースの誤報だったみたいです。
このニュースは、韓国でも大きい話題になったらしく、結局、韓国の政府機関である”女性家族部”が、ベトナムの政府機関に確認し、報じられたような事実が無いことを確認。
女性家族部のHPにて、その旨を発表する、というところにまで行ったようです。
-------------------引用開始------------------
タイトル 説明資料_聯合ニュース(2月17日)_韓国男性の50歳以上の国際結婚を禁止関連
担当者 キム·ソンチョル 電話番号02)2075-4720
登録日 2012-02-17ヒット2073
担当部署 多文化家族課
添付ファイル 120217_(女性家族部)説明資料_聯合ニュース国際結婚関連_ディストリビューション。
韓国男性50歳以上の場合と、ベトナム女性との年の差が16歳以上の場合、国際結婚を制限するという聯合ニュース報道関連が、事実でないことを通知します。
説明資料添付します。
-------------------引用終了------------------
http://mogef.go.kr/korea/view/news/news03_02.jsp?func=view&bid=25&idx=641912
(女性家族部発表該当部分のurl。韓国語が分からなければ機械翻訳推奨)
また実際に、ベトナムまで確認しに行った仏教空新聞とかいう新聞の記者も、ベトナム現地でこの報道が、聯合ニュースの誤報であったことを確認している。
http://www.bzeronews.com/news/articleView.html?idxno=25173
(韓国語が分からなければ機械翻訳推奨)
まあ、韓国とベトナムとの間での法的問題や、悪質な結婚仲介業者の振る舞いについては、日本や韓国でも、ネットを中心に話題になったりしていますが、当事国のベトナムでも、割合大きな問題として認識されている模様です。
参考で、ベトナム語のソースを貼っておきます。
http://vienkhpl.ac.vn/index.php?cid=280#_ftn9
いずれにしても、ベトナムが韓国人男性との結婚を禁止した、というのは、韓国のマスコミの誤報だったってことが分かったので、今後はあまりネット上で書いたりしない方が良いでしょう。
また、ネトウヨがマスコミに釣られた、とか言われちゃいますよ。
ところで、これが誤報であるとなると、じゃあ、カンボジアの話はどうなんだ?と疑問が湧いてくる。
在カンボジア韓国大使館のHPによると、2008年4月に、カンボジア政府が、韓国人との結婚等でブローカーが半ば人身売買の形で結婚させられているとして、カンボジア人と外国人の結婚の全面禁止を発表。
そして同年11月に「恋愛結婚なら婚姻を認める」と条件を緩和させたのだが、「じゃあ、見合いはOKだよな?」とある韓国人団体が集団見合いを行い、これが「人身売買」にあたるとして、2010年3月頃に暫定的に韓国人だけ国際結婚に関する領事確認申込書受付を停止、という流れらしい。
しかし翌月には解除された模様。
ちなみに、この結婚禁止令だが、台湾はまだ(2013年2月1日現在)解除されてないらしい。
台湾の公視新聞網(http://news.pts.org.tw/detail.php?NEENO=232384 )によると
-------------------引用開始------------------
柬埔寨禁與台人通婚 拒發婚姻證明
柬埔寨政府宣布禁止柬埔寨人與台灣人結婚,因此柬埔寨政府拒絕發給這些家庭「結婚證書」,但是台灣法令又規定必須要有當地結婚證書才能申請結婚面談,民間團體批評,
(カンボジアが台湾人との結婚を禁止、婚姻証明発行を拒否。
カンボジア政府が台湾人との結婚禁止を宣言し、そのためカンボジア政府は、あるカップルの結婚証明の発給を拒否した。しかし台湾の法律と法令では、当地の結婚証明がなければ台湾での結婚申請が出来ず、民間団体が政府を批判している…)
-------------------引用終了------------------
実際、台湾でのベトナム人花嫁の扱いも酷いもので…
☆杉野洋明 極東亜細亜研究所〜韓国系企業の元社員が語る韓国-vm
台湾のベトナム人花嫁の広告
”3ヶ月以内に花嫁が来ます”
”20萬元ポッキリ!”
四大保証:
@処女を保証します。
A.3ヶ月以内に結婚出来ます。
B追加料金は頂きません。
C一年間で逃げ出したらもう1人補償します
日本人との結婚については、大丈夫そうだけど、本邦の国民だって、東南アジアで幼女買春してたりしてるわけで、韓国や台湾を批判出来ないんじゃないだろうか…?。
http://ameblo.jp/nidanosuke/entry-11379892926.html
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