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米大統領の核能力増強発言に専門家が異議、米国の優位続くと主張
[ワシントン 24日 ロイター] - トランプ米大統領が米国は核戦力の増強が必要との考えを示したことに対し、専門家らは米国に匹敵する核戦力を持つ国は存在せず、核兵器の近代化プログラムが進める米国が今後も優位を保ち続けるとの見解を示した。
トランプ大統領は23日のロイターとのインタビューで、米国の「核兵器能力が後退している」との懸念を示し、米国が核戦力で「先頭に立っている」ことを確実にすると表明した。
ロシアが配備する戦略核弾頭の数は米国を200発上回っている。2010年に締結された新戦略兵器削減条約(新START)は、米ロが2018年2月までに配備済みの戦略核弾頭を1550発未満に削減することを定めている。
核兵器の専門家らは、近代化プログラムの方が、ロシアと同数の核弾頭を持つことよりも重要だと指摘する。同プログラムのコストは向こう30年間で最大1兆ドルと推計されているが、米議会予算局(CBO)が今月発表した報告書によると、全体的なコストは増加している。
過去にジャーナル「原子科学者会報」の出版を担当した核兵器の専門家、スティーブン・シュワルツ氏は、トランプ大統領の「後れを取ることはできない」との発言について、「どの国に、どのように後れを取るというのか」とし、核戦力増強に関する内容は「明確ではない」と述べた。
米国の優位性は核弾頭の数ではなく高度なシステムにあり、シュワルツ氏は、米国は核兵器を搭載した探知されない潜水艦の配備で強い立場にあると指摘した。
米国防総省は議会への2012年度報告書で、ロシアが新STARTで課された制限を超え、より多くの核兵器を配備したとしても、戦略的な優位性で米国を上回ることは不可能だとの見方を示した。
米国科学者連盟の核情報プロジェクトのディレクター、ハンス・クリステンセン氏は「トランプ大統領に米国の核能力に関するブリーフィングが必要なのは明らかだ」と述べた。
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