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フリン辞任とトランプ危機の背後にあるもの: 帝国主義政策を巡る激烈な闘争(マスコミに載らない海外記事)
http://www.asyura2.com/17/kokusai18/msg/289.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 2 月 20 日 13:34:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

フリン辞任とトランプ危機の背後にあるもの: 帝国主義政策を巡る激烈な闘争
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/02/post-ae0f.html
2017年2月20日 マスコミに載らない海外記事


2017年2月15日

月曜日夜の国家安全保障顧問マイケル・フリン辞任後、トランプ政権は、政治危機のエスカレーションに直面している。マスコミや既成政治支配層の一部からの、トランプ就任前のフリンによるロシアとの接触についての議会調査と、その接触についてトランプが何を知っていたのか、彼が承知し、彼の承認のもとでフリンが動いていたのかどうかについてトランプによる説明への要求が激しくなっている.

火曜日午後、FBIが、トランプ就任直後に、2016年12月29日の、彼とロシア駐米大使、セルゲイ・キスリャクとの電話会話に関し、フリンから事情を聴取したと報じられた。電話会話は国家安全保障局によって、密かに盗聴され、録音されていた。

ワシントン・ポストは、司法省当局者が、ホワイト・ハウス数週間前に、フリンがアメリカの対ロシア経済制裁について、大使と話し合っており、彼がその事実を繰り返し否定しているのは、ウソだと知らせたことを暴露した。フリン-キスリャク会話の書き起こしが、ワシントンの最高幹部層で回覧されていると報じられている。

大手商業マスコミでは、中央情報局(CIA)や国家安全保障局が提供する情報のパイプ役として働く一連の評論たちが、弾劾やニクソン風強制辞任の不安をかきたて初めている。

アメリカ支配層エリート内部で勃発した猛烈な闘争が、アメリカの政治世界で表面化した。戦いには、資本主義国家の主要組織-ホワイト・ハウス、CIA、NSA、FBIやペンタゴンや民主党と共和党両党の指導部が関与している。この闘争の中心にあるのは、外交政策を巡る対立と、軍-諜報機関内部における、トランプ政権の姿勢が、ロシアに対して十分に攻撃的なんではないという懸念だ。

反トランプ・キャンペーンは、新政権そのものに劣らず反動的で、軍国主義的だ。これには、ロシアとの政治的、軍事的対立のエスカレーションへと至り、全世界にとって壊滅的な影響を及ぼしかねない明確な論理がある。

このキャンペーンは、民主党の最優先事項だ。2016年大統領選挙最後の数ヶ月間、ヒラリー・クリントンは、自らをより信頼に足りるアメリカ帝国主義の擁護者として描きだしながらトランプを、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の政治的手先だとして再三攻撃した。

この問題は、選挙後の移行期間中に、再びトランプが驚きの当選をしたのは“ロシアによるハッキング”だったという主張で蒸し返された。トランプ就任後、議会民主党と上院共和党議員の一部が、CIAとペンタゴンの政治的先兵として動いて、この話題が再度蒸し返された。

民主党は、フリン辞任を“大統領は、それについて何を知っていて、それを一体いつ知ったのか?”というウォーターゲート時代の疑問を呈する好機として利用している。彼らの主張は、オバマ大統領がロシアに新たな経済制裁課した同じ日12月29日に、フリンがキスリャクに電話をかけた際、そうした経済制裁は、トランプがホワイト・ハウスに入れば、緩和されるか、完全に破棄されるというトランプの保証をフリンが伝えていたというものだ。

もっとも露骨な発言は、下院情報特別委員会メンバーであるカリフォルニア州選出のエリック・スウォルウェル下院議員による、トランプ側近が“ロシアと不適切な関係”をもっており、トランプ本人が関与していたという断言だ。“共和党が議会では多数派で、彼らの候補者がホワイト・ハウスを勝ち取ったかもしれないが、[民主党]は無力ではない”と彼は述べた。“我々にはアメリカ国民がいる。アメリカ国民は、大統領が、我々の仲間なのか、それともロシアの仲間なのかが分かるまで納得しない。”

もし彼が、ロシアとの戦争に備え、膨大な戦略的投資をした強力な国家機関、CIA、NSAとペンタゴンの大半が自分たちについているのだから、民主党は“無力ではない”と発言していれば、スウォルウェルは、より正直だったろう。

トランプの閣僚指名や、彼が反民主的で違憲の大統領令を発することとなると、民主党からは楽観性と消極性がにじみ出る。これは、トランプ政策のこうした要素に対する戦術的批判が何であれ、連中は二大政党が代表している大企業や金融界の支配層の権益を支持しているためだ。ところが、トランプがロシアの手先だと主張するマッカーシー風キャンペーンを展開する機会を与えられるやいなや、口角を泡立てて連中戦闘に飛び込んでゆくのだ。

議会共和党、民主党の一部が、トランプこの問題を巡って、距離をおいていることは重要だ。ジョン・マケインやリンジー・グラハムのような戦争屋だけではないのだ。上院共和党指導部は、ロシアによるアメリカ選挙への介入とされるものを調査し、調査対象に、フリンのロシアとの接触を含めることに同意している。

アメリカ帝国主義は、世界における、その経済的地位の衰退を、その比類のない世界的な軍事支配力を駆使することで相殺しよとしている。アメリカはアメリカの覇権という狙いに対する主要な障害は、拡大しつつある中国の経済的、軍事的な力と、世界で二番目に大きな核兵器備蓄保有国で、石油とガスの最大埋蔵量を持ち、ユーラシア大陸塊の中心という地理的にきわめて重要な場所を占めるロシアを依然、相当な勢力と見なしている。

トランプに反対する支配階級内の連中は、アメリカ外交政策は、プーチン政権の弱体化、あるいは打倒を目指して、ロシアを標的にすべきだと主張している。これは中国による挑戦に取り組むための前提条件と見なされている。

無数のワシントンのシンクタンクが、中東や、ウクライナや、バルト諸国や、サイバースペースにおけるロシア軍との軍事紛争シナリオを開発している。国家安全保障エリートは、ロシアとの直接対決政策の方向から離脱し、まずは中国に注力するため、当面、ロシアとの緊張を緩和したがっている、トランプが提示する路線に方向転換するのを受け入れる用意はできていない。

支配階級と、資本主義国家内での争いが荒れ狂う中でさえ、トランプ政権による民主的権利に対する攻撃が、未曾有の大衆抗議行動の発生を引き起こしている。何百万人もの労働者や若者、アメリカ生まれも、移民も、新政権に対する抗議行動に参加している。しかし、この広範な社会運動には、今のところ、労働者階級の独自の利益を主張する明確な政治綱領も、革命的社会主義指導部もない。

この状況は重大な危機だ。主に民主党を通して活動している諜報機関は、トランプに対する大衆抗議行動をハイジャックし、増大する社会的、経済的苦難の身代わりに、外部の敵とされるものを利用し、ロシア、中国いずれを標的にするにせよ、連中の戦争計画への支持へと方向転換させようと狙っている。

労働者と青年は、支配層エリートのどちらの派も支持してはならない。双方とも、アメリカ大企業の利益を守る為の新たな軍事的大虐殺を準備しているのだ。帝国主義戦争で、殺し殺されるため、アメリカの若者を派兵すべきか否かではなく、戦術と標的の順序を巡って連中は戦っているのだ。

トランプ政権に対する戦いは、巨大企業の双子政党である民主党や共和党からの完全な離別と、社会主義的、国際的綱領に基づく、自立した労働者の大規模な政治運動の構築の必要性を提起している。

Patrick Martin

記事原文のurl:http://www.wsws.org/en/articles/2017/02/15/pers-f15.html

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コメント
 
1. 2017年2月21日 18:31:53 : QN5S1WvDYw : fJh329qpraM[440]
フリン辞任とトランプ危機の背後にあるもの: 帝国主義政策を巡る激烈な闘争
(マスコミに載らない海外記事)

・・・なるほど、錯乱している世の大半のアホな記事の中で、一番まともな筋が通る記事だな。
ここで、言っている、支配階級とは、国連のことを言っている。

CIAを作ったのはドイツ系のユダヤ人たちで、この人たちは連邦準備制度(FRB)を設立させている。
ロスチャイルド。
ジョン・モルガン(JPモルガン)
ロックフェラー。
マーカス・ゴールドマン。(ゴールドマン・サックス)
などなど、欧州連合の大富豪(貴族)たちです。

また、この欧州連合というのは元は、欧州共同体。
その、欧州共同体を作ったのが・・・欧州連合創立の父たちです。
欧州連合は、以下に欧州連合創立の父としてリストに挙げている。
コンラート・アデナウアー (西ドイツ)
ジョゼフ・ベッシュ (ルクセンブルク)
ヨハン・ウィレム・ベイエン (オランダ)
ウィンストン・チャーチル (イギリス)
アルチーデ・デ・ガスペリ (イタリア)
ヴァルター・ハルシュタイン (西ドイツ)
シッコ・マンスホルト (オランダ)
ジャン・モネ (フランス)
ロベール・シューマン (フランス)
ポール=アンリ・スパーク (ベルギー)
アルティエロ・スピネッリ (イタリア)
上記以外の人物も含まれる事がある。

この、ウィンストン・チャーチル (イギリス)は、ロスチャイルド家と閨閥で結ばれておりますw
また、このロスチャイルド家に命令して、ヨーロッパ中に鉄道を引かせて流通経路を作らせたのが、神聖ローマ帝国皇帝の親戚で、フランクフルトの郵便制度を独占しているカール・アレクサンダー・フォン・トゥルン・ウント・タクシス侯(タクシス家)
それと、カール・テオドール・アントン・マリア・フォン・ダールベルクで、マインツ大司教選帝侯および神聖ローマ帝国宰相。後にはライン同盟首座大司教侯、フランクフルト大公。
・選帝侯とは・・・
神聖ローマ帝国において、ローマ王(ドイツ王)すなわち神聖ローマ帝国の君主に対する選挙権(選定権)を有した諸侯のことである。
選挙権以外にも他の帝国諸侯とは一線を画した数々の特権を有した。
選挙侯(せんきょこう)または選定侯(せんていこう)ともいう。

・・・だから、ロス家5人兄弟は、強力な後ろ盾を得ているので・・
長男アムシェル(1773-1855)、ドイツ。
二男ザロモン(1774-1855)、オーストリア。
三男ネイサン(1777-1836)、イギリス。
四男カール(1788-1855)、イタリア。
五男ジェームズ(1792-1868)、フランス。

という感じで、タクシス家の命令通りに、それぞれ兄弟5人で、スイス(神聖ローマ帝国)の防壁とする国家を作り上げたと言うことです。
・スイスの正式名称は、「スイス誓約者同盟」です。
これが、欧州連合(EU)の元のお話。

だから、この国連の元になった欧州共同体(現在では欧州連合)は、元々は、神聖ローマ帝国皇帝のハプスブルグ家を潰した輩の貴族たちが、スイス誓約者同盟でスイスを拠点にして、新たな神聖ローマ帝国が、欧州共同体ということなんですねw
その後、欧州共同体は欧州連合になり、第一次大戦で国際連盟になり、第二次世界大戦後、1946年4月に国際連盟は正式に解散し、その資産は「国際連合」に継承された。
そして、国際連盟から国際連合になり規模が大幅に拡大して現在の国連主導の世界情勢に至る。

つまり、国連というものは、消えた神聖ローマ帝国ということです。

だから、CIAとは国連がやってるFRB直下の組織なので、「CIA=国連機関」、ということになり、国連に歯向ったり、ロシアと共闘とか言い出すトランプを世界的な展開で総バッシングをやっているのは、世界中のメディア全体を掌握しているCIAとっては、当たり前の行動で、ごく自然な現象なのです。
元々、国連機関のCIAが、冷戦状態を作っていたからね・・・

ウオール街とは国連貴族たちであり、そのバカげた金額のウオール街献金を受けて大統領になったのは、ケネディー以外全て、国連の傀儡大統領たちだった・・・
もちろん、大統領だけではなく、共和党、民主党にも両方に献金をしている。
ケネディーが創設した、ホワイトハウス内にある、「アメリカ通商代表部」というもので、国連から絶えず指示が出て、その支持を忠実に実行した大統領たちが、偉大な大統領と呼ばれるみたいだ。
しかし、ケネディーは国連からの指示に逆らい、タックスヘイブンを取り締まり、FRBからの通貨発行権を政府発行権にしようとして、頭を打ち抜かれて暗殺された。

アメリカ合衆国通商代表部
1962年、ジョン・F・ケネディの大統領令で創設された後、1974年の通商法により、法律的な位置づけが与えられた。関税法・通商法・通商拡大法に基づく通商協定の締結・運用が主な任務だった。
しかし1980年代に入ると、アメリカの通商政策全般に関わる強大な権限を得た。
具体的には、世界貿易機関 (WTO) や経済協力開発機構(OECD)や国際連合貿易開発会議(UNCTAD)などの多国間交渉でアメリカを代表する。
通商代表部は官僚機構というより法律事務所や経営コンサルタント事務所に近い。
また、事務所はジュネーブ(国連本拠地)とブリュッセル(NATO本拠地)にある。

ケネディーの反乱から半世紀たって、やっと国連に立ち向かう大統領が誕生したが、今や風前の灯・・・
世の中にメディアを信じているアホが多すぎて、トランプバッシングの意味すら分かっていない状況。
こりゃ、今回もダメかな・・・
世の中には、国連=正義とか勘違いしているアホが多すぎると言うことだな。


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