http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/802.html
Tweet |
2017.2.4 20:36
ユーロ安「ドイツが操作」米EU大使有力候補のマロック氏がテレビ番組で明言
トランプ米政権の欧州連合(EU)大使の有力候補となっているテッド・マロック氏は3日、通貨ユーロ安について、ドイツが為替相場を操作しているとの認識を示した。米テレビ番組で語った。
米政権幹部も1月、ユーロが「過小評価されている」としてドイツを批判。米国が貿易赤字を抱えるドイツへの“口撃”を繰り返している。
マロック氏は「ドイツからの輸入品が安くなり、米市場ですらドイツ製品があふれることになる」と話した。為替操作の具体的な根拠は示さなかった。
またEUについては「非常に複雑で、かなり肥大化している」と指摘。個人的意見として、英国のように他国もEU離脱を問う国民投票を実施すべきだと強調した。(共同)
http://www.sankei.com/economy/news/170204/ecn1702040031-n1.html
ドイツの潜在的テロリスト、ハイテクで特定へ
昨年末のベルリン襲撃事件から教訓
https://si.wsj.net/public/resources/images/BN-RX748_2Wiwz_M_20170202074730.jpg?width=860&height=573
フランクフルトのグリースハイム地区でモスクを捜索する警官。イスラム国への勧誘を行い、テロを計画していたとして1日、チュニジア人の男が逮捕された PHOTO: BORIS ROESSLER/AGENCE FRANCE-PRESSE/GETTY IMAGES
By RUTH BENDER
2017 年 2 月 3 日 11:34 JST 更新
【ベルリン】ドイツの警察当局は2日、当局にすでに知られている過激思想の持ち主がテロ攻撃を行う可能性を予測する新しい分析ツールの概要を公表した。このツールを活用することで、捜査官がテロ攻撃を正確に予測できるようにしたいと希望している。
こうしたツールを導入するのは、昨年末にベルリンのクリスマスマーケットで発生したトラックによるテロを未然に阻止できなかったとして、ドイツの治安当局が批判されていることを受けたものだ。警察と情報当局は数カ月間にわたってこの容疑者を追跡していたにもかかわらず、事件を阻止できなかった。
治安当局はチュニジア人のアニス・アムリ容疑者(24)に暴力と犯罪の履歴があり、過激思想の持ち主であること、ベルリンで攻撃を行うと繰り返し話していたことも知っていた。しかし当局は同容疑者が実際にはテロを実行しないだろうと考え、監視を最終的にやめてしまった。その数週間後、同容疑者は買い物客らでにぎわうベルリンのクリスマス市にトラックで突っ込み、12人を死亡させた。
米連邦捜査局(FBI)に相当するドイツ連邦刑事局(BKA)は2日、「レーダーiTE」という分析ツールを稼働し始めたと発表した。これは疑わしい過激なイスラム原理主義者の急増への対応で手一杯になっている警察当局を支援して、最も危険な個人を選び出し、緊密な監視が行えるようにするツールだという。
BKA当局者によれば、新たなツールは、潜在的に危険な過激主義者を評価する際、これまでよりもシステマティックで客観的なアプローチを確実に行えるようにするものだ。これを活用して、ドイツの16州がいわゆる「危険人物(テロを実施する可能性があるが、犯罪歴のない者)」に対する対応策を調整していくという。
BKAのホルガー・ミュンヒ長官は「武闘ジハード(聖戦)に参加しようとする人々が、危機に陥っている中東の国々だけでなくドイツ国内でも増えている」と述べ、「既知の戦闘的サラフィスト(イスラム復古主義者)たちを初めてドイツ全体で統一的に評価できるようになるだろう」と語った。
当局に批判的な人々は、アムリ容疑者のテロを阻止できなかったのは、ドイツの連邦制度も一因だと述べている。連邦制の結果、多数の情報・警察機関の間で意思疎通が阻まれたという批判だ。容疑者の評価と追跡にあたっては、個々の州が広範な裁量権を持っている。
「レーダーiTE」に関する詳細がすべて公表されたわけではないが、当局者によるとこの分析ツールはいわば「コンピューター化された質問リスト」であり、犯罪歴、武器へのアクセス、そして社会情勢に対する容疑者の態度などを詳細にカバーしているという。
捜査官は、監視の期間中または法的捜査の期間中に収集したデータを入力する。すると、対象者がテロ事件を犯す確率の予測が色分けされてはじき出される。赤は確率が「高い」、オレンジは「相当高い」、そして黄色は「中程度」だ。BKAによれば、ドイツ各地の警察当局は遅くとも7月までにこの分析ツールを使えるようになるはずだという。
ドイツでは、テロリストになる可能性が高いとみなされる人々が急増しており、治安機関は彼らの追跡で張り詰めた状態になっている。BKAによれば、現在当局に知られているのは573人で、1カ月前に比べても20人増加している。このうち約半数が現在ドイツに住んでいると考えられているという。各種の犯罪で拘束されている者を除いて、現在24時間監視下に置かれている者は一握りにとどまっている。
治安問題の専門家は、リスク評価を標準化するBKA当局の取り組みを歓迎したが、ドイツのつぎはぎ状の治安体制下では、危険人物がすり抜けられる抜け穴が依然として残ると警告している。
ドイツ連邦刑事公務員連合(BDK)のアンドレ・シュルツ会長は「チェックリストが本当に疑わしい人々を分類する助けになるかわたしは懐疑的だ。実態は、それ以上に複雑なのだ」と語った。
たとえ新しいツールが導入されたとしても、誰を「危険人物」にリストアップするか、彼らをどう処遇するかは依然として各州が下す。どれほど積極的に過激分子を選んで追跡するか、またそれが認可されるかも個々の州によってばらばらだ。例えばバイエルン州の捜査官は、人々の電話傍受が認められており、公式の捜査対象とされていない場合でもそれが可能だが、他の州は認められてないところもある。
シュルツ氏は「情報が(州境をまたいで)交換されるたびに、新たなインターフェイス(接点、共通の問題)を生み出し、そうしたなかで情報が失われたり、責任が不明瞭になったりしている」と述べた。
ベルリン(州と同格)とノルトライン・ウェストファーレン州は、アムリ容疑者が大半の時間を費やした2つの州だが、監視についてドイツでも最も厳しい法的な制約があり、法執行のアプローチも比較的緩やかだ。両州はまた、人口1人当たりの警察官の数が最も少ない部類に入っている。
関連記事
独保安当局、ベルリンテロ犯巡り7回協議も阻止できず
「隣人を愛せよ」を再考するドイツ国民 頻発するテロ受け
【社説】寛大なドイツ、現実の脅威との板挟みに
「イスラム国」特集
https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cad=rja&uact=8&ved=0ahUKEwih4qrko_jRAhVDUbwKHZJsCTQQFggcMAA&url=http%3A%2F%2Fjp.wsj.com%2Farticles%2FSB11303642310634324165204582598243909539640&usg=AFQjCNHQICjHGtFFf98I8SnFUtrbqvPUVA
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。