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米ホワイトハウスで小企業経営者らと面会したドナルド・トランプ大統領(2017年1月30日撮影)。(c)AFP/NICHOLAS KAMM
空港混乱「デモのせい」 トランプ大統領、入国禁止令の批判に反論
http://www.afpbb.com/articles/-/3116003?cx_part=txt_topstory
2017年01月31日 06:18 発信地:ワシントンD.C./米国
【1月31日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は30日、イスラム圏7か国の出身者の入国を禁止した大統領令により同国各地の空港で生じている混乱について、原因はデモ参加者や議員ら、さらにはデルタ航空(Delta Air Lines)にあるという批判を展開した。
トランプ氏が27日に署名した同大統領令をめぐっては先週末、空港での混乱や全米各地の主要都市での大規模な抗議行動、各国からの異議が相次いでいた。
だがトランプ大統領は強気の姿勢を見せ、さまざまな方法で大統領令の影響を小さく見せようと努めている。また、連邦最高裁判事の人事発表を予定より2日早い31日に行うと発表するなど、話題を他の問題に移そうとも試みた。
トランプ氏はツイッター(Twitter)への投稿で、「32万5000人のうち、拘束され事情聴取されたのはたった109人だった。空港での大トラブルの原因は、デルタ(航空)のコンピューター障害やデモ参加者ら、そしてシューマー上院議員の涙のせいだ」と主張。前日にトランプ氏の大統領令と闘うと涙ながらに誓っていた民主党のチャック・シューマー(Chuck Schumer)上院院内総務にも矛先を向けた。
また、「われわれの国から仕事が流出していた時、民主党員や野党(メディア)からの怒りの声はどこにあった?」とも投稿。さらに、政府が国境警備当局や外交官、旅行者に対し大統領令に関する事前通告をしなかったことについて、「1週間前に発表していたら、悪い奴らがその1週間で国内になだれ込んでいただろう」と擁護した。(c)AFP
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