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トランプ米大統領と「エホバの証人」知られざるユダヤ・コネクション(MONEY VOICE)
http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/578.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 1 月 27 日 17:40:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

             Debby Wong / Shutterstock, Inc.


トランプ米大統領と「エホバの証人」知られざるユダヤ・コネクション
http://www.mag2.com/p/money/31621
2017年1月22日 MONEY VOICE


トランプには、共和党の大統領としての一貫した政治的思想や理念がありません。ネット上で発信する数々のメッセージも一貫性に欠けています。ただ、1つだけ、このお天気屋のトランプがどんな男であるか言い表す言葉があります。それは「イスラエルへの献身的な愛!」です。(『カレイドスコープのメルマガ』)

※本記事は、『カレイドスコープのメルマガ』 2016年12月22日第187号の一部抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会に今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

ドナルド・トランプ「イスラエルへの献身的な愛」のルーツを辿る

■ウィルバー・ロス次期商務長官とは何者か?

トランプの政権移行チームは、商務長官に投資家のウィルバー・ロス(Wilbur Ross)の起用を決めました。<中略>彼について米国メディアが取り上げるとき、「トランプを借金地獄から救った再建屋」として紹介することが多くあります。

いわば、トランプにとっては、「恩人」以上の存在として知られています。フロリダのパームビーチの大通りを挟んで互いに大豪邸を構え、ニューヨークのマンハッタン57丁目でも、二人はすぐそばに住んでいます。

また、ウィルバー・ロスのペントハウスは、トランプタワーからほんの2ブロック行った場所にあり、常にトランプのそばにはウィルバー・ロスが「付き添っている」のです。<中略>

【関連】日本財政破綻!その時あなたが返済中の「住宅ローン」はどうなる?=東条雅彦

■エホバの証人の5つのビルを購入したイヴァンカ・トランプの夫

ロスチャイルド・ウォッチャーの中には、「ウィルバー・ロス」という名前の特異性に注目してる人々が少なからずいます。それは、「ロス」という姓についてです。<中略> 昔から、ロスチャイルド家には、ロックフェラー家より、さらに多くの非嫡出子(隠し子)がいると言われています。

「ウィルバー・ロス」の「ロス」は、ロスチャイルドが名残をとどめるためなのか、あるいは、あまりにも多くの婚外子をつくったため、一目で分かるように特殊な「しるし」をつけたのかはさだかではありませんが、彼は、その経歴からロスチャイルドの非嫡出子の一人ではないかと疑われています。

ウィルバー・ロスは、2000年に設立したプライベート・イクイティ企業「WL Ross & Co」の経営権を、2006年に投資会社インベスコ(Invesco)に約3億7,500万ドル(約430億円)で譲渡しています。

2013年に、インベスコはトランプの娘婿のジャレッド・クシュナー(ゴールドマン・サックスのファンド・マネージャーを経て後、ゴールドマン・サックスの支援を受けて独立)のグループとパートナーシップを結び、ブルックリンにあるエホバの証人の6つのビルのうち、5つのビルを総額3億7500万ドルで購入しています。

このフリーメーソンにルーツを持っている教団のビルが、ブルックリンの再開発に当たってどの程度の投資リターンを見込むことができるのかは不明ですが、これだけの大きな売買契約を実現するには、相当のコネクションを必要とします。

それを、どう捉えるかによって、トランプの国内の経済・財政政策の行方が想像できるのです。

■トランプ親子「私たちはイスラエルのために100%、1000%を戦う」

トランプ政権の閣僚には、ユダヤ人が多く勤務しているゴールドマン・サックス出身者が何人かいます。

ビル・クリントン政権以降、財務関係には必ずと言っていいほど、ゴールドマン・サックス出身者が閣僚に名を連ねています。

だからといって、トランプ政権が、シオニスト・ユダヤで固められた政権であると言うことはできません。

それより、トランプがいかにして一代で不動産王にまで上り詰めることができたのか、その謎を解いていけば自ずと判明することです。

イスラエルの新聞「ハアレツ(Haaretz)」が、トランプ・ファミリーのユダヤ・コネクションについてストレートに書いています。

「共和党の大統領候補の中では、トランプがもっともユダヤ人社会と深い関係を持っている。彼の右腕となって働いている弁護士マイケル・コーエン(Michael Cohen)はユダヤ人であり、娘のイヴァンカは、結婚を機にユダヤ教に改宗した」

米国の不動産業界ではユダヤ人が多く活躍しています。トランプは、その中で働き、イスラエルの支持者として知られています。

彼の自慢の娘で、著名なファッション・デザイナーのイヴァンカ・トランプは、ニューヨークの大手不動産事業者のチャールズ・クシュナーの息子、ジャレッド・クシュナーと結婚するに際して、ユダヤ教に改宗しました。クシュナー家はユダヤ人です。

イヴァンカの3人の子供(トランプの孫)のうち少なくとも2人はユダヤ人です(1人はまだ赤ちゃん)。そして、トランプの会社の副社長もユダヤ人です。

しかし、トランプの選挙活動資金にユダヤ人は資金を提供していません。彼は、大富豪であるため必要ないからです。

トランプは、米国のユダヤ人社会では、特によく知られた存在です。彼は、年1回、ニューヨークで開かれるイスラエルの年次パレードで中心人物としての役目を果たしました。

ハリケーン・カトリーナが襲来した後、災害救援金を集めるためにオークションにかける品物を寄せるツェダーカー(Tzedakah:慈善・寄付)の箱を彩った(多くを寄付した)セレブの一人でした。

そして、2016年2月には、娘のイヴァンカとともに、右翼のユダヤ報道機関「アルゲマイネ」の年次ガラ賞を受賞しています。

この授賞式のスピーチで、トランプは、「私たちはイスラエルが大好きです。私たちはイスラエルのために100%、1000%を戦うつもりです。イスラエルは永遠にそこにあるのです!」と力強く語って会場を沸かせたのです。

■「オバマこそイスラエルにとって最悪の敵だ」トランプが断言

2013年のイスラエル選挙の前に、トランプは、イスラエルのベニヤミン・ネタニヤフ首相を支持するビデオメッセージを収録しました。そこで、ユダヤ人に向けて、このようなメッセージを流しました。

「イスラエルの国民のみなさんには、ベニヤミン・ネタニヤフのような素晴らしい首相がいます。彼は優秀であり、非常に尊敬されており、彼はすべての人のことを高く評価しています。ベンヤミンにぜひ一票を!彼こそが、イスラエルの未来になくてはならいない素晴らしいリーダーだ!」

反対に、オバマに対しては辛辣な言葉を投げかけています。

「私には、オバマを支持している多くのユダヤ人の友人がいる。しかし、彼らに問いかけたい。『なぜ、あなた方はオバマを支持し、彼のキャンペーンに多額の寄付をするのか?』と。私のユダヤ人の友人たちは、その理由を答えられない。私は、はっきり言おう!オバマこそがイスラエルにとっての最悪の敵であると」

トランプは、今年の2月、ラジオのトーク番組に出演したとき、ラジオ・パーソナリティーのマイケル・サヴェージ(Michael Savage)に語気を強めて、そう言ったのです。

■イスラエルへの献身的な愛!

時にトランプは、イスラエルの不動産にも手を出したことがあります。

約10年前、彼はテルアビブ大都市圏に、「トランプ・プラザ・タワー」と呼ばれるイスラエルで最も高いビルを建設する計画を立てて、そのための建設用地を購入しています。

結局、開発に入ることなく、その建設用地をイスラエルの会社に売却しました。

2012年、イスラエルのニュース・ウェブサイト「ワイネット」によると、トランプはイスラエルの観光大臣と会談し、不動産と観光に関して、どのような投資が可能なのか話し合ったということです。

断言できることは、トランプには、共和党の大統領としての一貫した政治的思想や理念がありません。それどころか、トランプがネット上で発信している数々のメッセージにおいても、一定の政策的立場を表明したことはないようです。

ただ、1つだけ、このお天気屋のトランプが、どんな男であるか言い表す言葉があります。それは、「イスラエルへの献身的な愛!」です。

■トランプ家のルーツ、父親フレッド・トランプの特殊な人脈

いったい、イスラエルに対する彼の信念=「イスラエルへの献身的な愛!」は、どこからやってきたのでしょう?

もちろん、トランプのユダヤ人に対する異常な愛と人脈は、彼の代で築き上げられたものではありません。

それは、トランプ家のルーツと、父親のフレッド・トランプの特殊な人脈によって築き上げられたのです。

ドナルド・トランプは、2015年5月9日のサウスカロライナで開かれた自由サミットで行ったスピーチで、以下のように述べています。

「イスラエルが真の意味において支持を与えようとしている唯一の候補とは私ことである。
他の候補者は、口先だけで行動を伴わない。彼らは、どこまでいっても、所詮は政治屋である。私は、生まれた日からイスラエルに忠誠を尽くしている。しかし、私の父であるフレッド・トランプは、私が生まれる前からイスラエルに忠実だった」

このとき、トランプは、大統領選への出馬をほのめかしているのです。

ドナルドの父フレッドは、堕落したニューヨークの政治フィクサーとパワーブローカー(政治的黒幕)であるアブラハム・リンデンバウム( Abraham Bunny Lindenbaum)という弁護士のサークルに出入りするようになりました。

また、リンデンバウムのほうも、フレッド・トランプのサークルに入ってきたのです。

アブラハム・リンデンバウム…名前から一目瞭然であるように、ユダヤ人です。

弁護士アブラハム・リンデンバウムの上得意は、もちろん、フレッド・トランプでしたが、二人は、よほど息が合ったと見えて、彼らの関係は弁護士と、そのクライアントという関係以上のものだったようです。二人は、まさに一心同体だったのです。

フレッド・トランプとアブラハム・リンデンバウムは、ブルックリンのマディソン・クラブを通じて、ともに、フリーメーソンのタマニー・ホール(Tammany Hall)の政治的インサイダー(政界から極秘情報を入手して儲ける)として利害関係を持っていました。

タマニー・ホールとは、1790年代から1960年代にかけてに存在した米・民主党の派閥、関連機関。タマニー・ホールは、民主党の政治的マシーンの薄汚い利害がもつれあって、恐喝、汚職、収賄、利益供与などで、ニューヨーク市の中でもっとも汚れた場所の1つとして知られています。

タマニー・ホールのもう一つの顔は、慈善団体タマニー協会です。別名セント・タマニー派の協会、あるいは、セント・タマニー派の息子、あるいは、米国の秩序(Columbian Order)とも呼ばれていました。
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コメント
 
1. 2017年1月27日 20:57:49 : GtKiigYRrE : J1zVX1W3Wag[74]
ものみの塔=エホバの証人というのは、一応キリスト教系のカルトだけど、
イエスは神の子ではあるが、神ではない、神はエホバ=ヤハウェのみだ、と言う主張から分かるように、実質、ユダヤ教なんだよね。(エホバは誤記で、ヤハウェが正しく、ヤハウェとは、旧約の神のこと・・・)
ということで、言われているように、トランプとユダヤコネクションというのは相当親密なようだ・・・
極東よりも中東が最も危険なのかも。

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