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「反トランプ」デモ、女性中心に全米で500万人規模 海外にも波及
[ワシントン 22日 ロイター] - 米国の主要都市で21日、トランプ米大統領の過去の女性蔑視発言などに抗議する女性たちを中心に大規模なデモが行われ、抗議デモは世界各地に広がった。
米国のデモの主催者によると、参加者はのべ500万人近くに上った。首都ワシントンでは20万人以上が集まり、ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴ、デンバー、ボストンでも数十万人規模のデモとなった。
女性の他にも、メキシコ移民やイスラム教徒、障害者、環境保護主義者など多様なグループがトランプ氏の発言や政策に強い不満を抱いている状況が浮き彫りになった。
スライドショー:米ワシントンで女性団体がデモ
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Demonstrators take part in the Women's March to protest Donald Trump's inauguration./Lucas Jackson
REUTERS/LUCAS JACKSON
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ただ、大半のデモは平和的な雰囲気の中で行われた。
トランプ大統領は22日にツイッターで「昨日の抗議活動は見た。どうして彼らは投票しなかったのか」とデモ参加者に批判的なコメントを残した。
抗議デモは、シドニー、ロンドン、東京など欧州やアジアの都市にも広がった。
スライドショー:女性たちの反トランプデモ、世界に広がる
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Protesters take part in the Women's March in Paris, France./Jacky Naegelen
REUTERS/JACKY NAEGELEN
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http://jp.reuters.com/article/usa-trump-women-idJPKBN156172
世界各地で反トランプデモ 女性蔑視に抗議
https://si.wsj.net/public/resources/images/BN-RS871_0121tr_J_20170121150956.jpg
ドナルド・トランプ氏の大統領就任式が行われた翌日、ワシントンDCからパリ、ロンドン、チェコのプラハに至るまで、世界各地で同氏の女性蔑視発言などに抗議するデモが行われた。女優のスカーレット・ヨハンソンさんやジェーン・フォンダさんら著名人も参加した。
2017 年 1 月 23 日 08:19 JST
http://jp.wsj.com/articles/SB10852398588237353609804582575824105292352
英首相、トランプ氏の女性蔑視に「反論ためらわず」 今週会談へ
[ロンドン 22日 ロイター] - 英国のメイ首相は22日、今週行われるトランプ米大統領との会談で、米国との「特別な関係」の維持に務めるとする一方で、トランプ氏による女性に関する「受け入れがたい」発言には反対するとの意向を示した。
世界各地の大都市では21日、トランプ氏の女性蔑視に対する抗議デモが行われ、ロンドンでも女性数千人が参加した。
メイ首相はBBCに対し、27日にワシントンで開く会談では米英の通商関係などについて協議すると指摘。英政府は昨年の欧州連合(EU)離脱決定を受け、米国など欧州以外との関係強化を目指している。
またメイ氏は、女性を巡るトランプ氏のわいせつ発言について尋ねられ、「女性に関するトランプ氏の発言には受け入れられないものがあると述べてきた」とし、そうした発言があれば、ためらわずトランプ氏に指摘すると強調した。
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http://jp.reuters.com/article/usa-trump-may-visit-idJPKBN157001
トランプ氏、就任式の人数と報道への文句やまず
22日にツイッターへの投稿連発で自身を擁護
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トランプ新大統領の就任式に集まった人数はオバマ前大統領のときよりも少なかったとの報道について、その証拠があるにもかかわらず、ホワイトハウスのスパイサー報道官は反論した(英語音声のみ) Photo: Getty Images
By CAROL E. LEE
2017 年 1 月 23 日 09:36 JST
【ワシントン】ドナルド・トランプ米大統領とホワイトハウスは新政権が発足した最初の週末を就任式に集まった人数とメディアの報道に関心を集中させた。
トランプ氏は22日朝にツイッターへの投稿を連発。全米各地で繰り広げられた抗議デモについて、当初は非難していたトランプ氏だったがその後、「われわれの民主主義の特徴」だと投稿。また、就任式のテレビ視聴者について自画自賛するなどした。
トランプ氏は就任翌日の21日に中央情報局(CIA)本部を訪れた際、殉職者の栄誉をたたえる壁の前で政治色の濃い発言をしたとして批判を受けていたが、この発言についても自ら擁護を試みたようだ。
ツイッターに「昨日のCIA本部の訪問は素晴らしかった。会場は人で一杯だった。壁に大いなる敬意を払った。スタンディングオベーションが長かった。素晴らしい人たち。勝利!」と投稿した。
首都ワシントンの抗議デモに参加した数十万人の人に対するトランプ氏の最初のツイートには、デモを見たが「選挙をしたばかりじゃないかという印象を持った。なぜこの人たちは投票しなかったのか?」とし、デモ行進に参加した有名人は抗議者の理念を傷つけたと書かれていた。
CIA本部の訪問を終えたトランプ新大統領 ENLARGE
CIA本部の訪問を終えたトランプ新大統領 PHOTO: CARLOS BARRIA/REUTERS
その2時間後、トランプ氏はこうツイート。「平和的な抗議はわれわれの民主主義の特徴だ。私はいつも同意するわけではないにしても、自分の意見を表現する権利を私は認めている」
トランプ氏はニールセンが調査した就任式のテレビ視聴率についても、「ワオ、テレビ視聴数がたった今出てきた。3100万人が就任式を視聴した。視聴率がかなり良かった4年前よりも1100万人多い!」とツイートした。
ニールセンによれば、トランプ氏の就任式を3060万人が視聴。バラク・オバマ前大統領の2期目の就任式のときは2060万人で、1期目の2009年は3780万人だった。
トランプ氏がツイッターへの投稿を連発する前日には、就任式に集まった推定人数がオバマ氏のときよりも少ないとされる件について、それを裏付ける証拠があるにもかかわらず、同氏とホワイトハウスはこれに異論を唱えていた。
ホワイトハウスの前で抗議する人々(21日) ENLARGE
ホワイトハウスの前で抗議する人々(21日) PHOTO: JOSHUA ROBERTS/REUTERS
トランプ氏はCIA本部での演説の機会を利用し、就任式に集まった人数は報道よりもはるかに多かったと述べ、支持者の多さを自慢した。また「私が情報機関と対立したかのように聞こえる」報道をしているとしてメディアを非難した。
数週間前にトランプ氏は、ロシアがサイバー攻撃をしかけて大統領選がトランプ氏に有利に運ぶよう干渉を試みたとする情報当局の見解に疑義を呈し、公にこれを批判した。
トランプ氏は11日の記者会見で、自身に不利な情報が情報機関から漏洩したと非難。「これは侮辱だと思う」とし、「ナチス・ドイツがやるようなこと、また実際やってきたようなことだ」と述べた。
情報当局者はいかなる情報も漏洩していないと強く否定。トランプ氏はその後、漏洩についてジョン・ブレナン前CIA長官を非難したが、ブレナン氏は断固として否定した。
トランプ新大統領特集
ペンス副大統領、役割はトランプ氏との絆次第
【社説】トランプ大統領の「大衆迎合」宣言
トランプ氏の大統領就任演説
https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cad=rja&uact=8&ved=0ahUKEwjG9dCdjNfRAhUKXrwKHS3CAY4QFggdMAA&url=http%3A%2F%2Fjp.wsj.com%2Farticles%2FSB11177354273695693774104582575963927675388&usg=AFQjCNEKE_o4hPpyRFkjsNnNlGisHT4ZcQ
新大統領はどこまで行っても“トランプ”だった
記者の眼
大統領就任式、路上から見た風景
2017年1月23日(月)
篠原 匡
歴史的不人気の船出
撮影: Bloomberg
1月20日、トランプ氏が第45代米国大統領に就任した。就任直前の支持率は約40%前後と過去最低。複数の調査で不支持率が50%を超えており、歴史的不人気の中での船出である。それは就任式自体にも表れていた。オバマ大統領が就任した2009年は180万人が訪れたが、今年は70万〜90万人と半分程度と見込まれている。初の黒人大統領を一目見ようと、聴衆が広場を埋め尽くした8年前とは対象的だ。
パレードの沿道、厳戒
パレードが実施されるペンシルベニアアベニュー。沿道を警察官が埋め尽くしている。建物の屋上にも警備の担当者が。パレード開始の7時間以上前だが、既に、反対派の抗議活動が始まっていた。
白人、テキ屋、多数
就任式を間近に見るため、国立公園ナショナル・モールに入ろうとする人々の長い列。8年前を知らないので比較できないが、白人とおぼしき人々が多い。トランプグッズを売るテキ屋が多いところも、選挙期間中のラリー(大規模集会)と同様の光景。
「バイ・アメリカン、ハイヤー・アメリカン」
撮影: Alex Wong
12時過ぎ、トランプ新大統領の就任演説が始まる。米国民の融和を推し進めるような内容が期待されたがそれほどではなく、エスタブリッシュメント(主流派)批判や国境の強化、雇用の回復など、白人労働者層にフォーカスしていた選挙期間中と同様の主張だった。語り口こそ穏やかだが、イスラム過激派の根絶を訴えたように、就任式スピーチということを考えるとはかなり過激。「バイ・アメリカン、ハイヤー・アメリカン」という言葉を改めて聞いて暗澹たる気持ちになる。少なくとも、米国外で広がる不安を打ち消すようなものではない。
演説と同時刻、14st. 騒然
トランプ氏の演説とほぼ同時刻、14ストリート北側の手荷物検査で抗議活動を続けていた環境保護グループと警官の小競り合いが始まる。ノースダコタ州からイリノイ州までをつなぐ石油パイプライン「ダコタ・アクセス・パイプライン」の建設反対を訴えるグループ。警官が女性を引き足したのを機にヒートアップ、そばで抗議活動をしていた他のグループも加わり騒然となる。騒動のきっかけを作った女性は後ろの方にいた仲間とハイタッチしていた。
"Make Russia Great Again"
ロシア国歌とともに行進する反トランプ・反プーチンのデモ隊。一瞬、笑いが起きたが、今後のロシアディールを考えると、プラカードにある"Make Russia Great Again"もシャレではすまないかもしれない。
抗議は総じて平和的
そして、先ほどの環境保護団体が人間の壁を作り、パレード会場への入り口を封鎖し始める。「お前らじゃまだ」というトランプ支持者の怒声。その後、再び警官との小競り合いが発生した。周囲の野次馬は皆動画を撮っているので、こういった暴動はすぐさまSNSでシェアされる。もっとも、窓を割られたスターバックスや高級車の破壊などがメディアではクローズアップされるが、総じて抗議団体の活動は平和的だったように感じる。
トランプは変わっていない
撮影: The Washington Post
通りを進むパレードの車列。手荷物検査所でブロックされたため中には入れなかったが、支持者と同じくらい反対派がいた模様。少なくとも分かったのは(分かってはいたけれども)、新大統領は選挙期間中のトランプ候補と何も変わっていないということ。米国第一主義というスローガンの下、米国が世界の相互利益よりも自国を優先するということが改めて確認できたこと。そして、米国が内向きになる新しい時代に我々は対応しなければならないということ。それだけでも収穫があった。
このコラムについて
記者の眼
日経ビジネスに在籍する30人以上の記者が、日々の取材で得た情報を基に、独自の視点で執筆するコラムです。原則平日毎日の公開になります。
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/221102/012200394
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