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記者会見よりSNS重視 トランプは遠くない将来“墓穴”を掘る トランプ大統領就任直前リポート
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/197764
2017年1月18日 堀田佳男 ジャーナリスト 日刊ゲンダイ 文字お越し
個人アカウントで継続(トランプ氏のツイッターから)
ドナルド・トランプは大統領になってもツイッターを発信し続ける――。
トランプ政権移行チームのスタッフが先週末、米NBCテレビの記者に漏らした内容だ。トランプは選挙中から、主要メディアよりもツイッターやフェイスブックなどで本音を発信し続けている。現在、ツイッターのフォロワー数は2000万人強。フェイスブックが約1760万人、インスタグラムは約470万人で、延べ4230万人がトランプの言動を追っている。
一方、米政府は2013年に大統領専用のSNSアカウントを開設。トランプも本来であれば専用アカウントを使用すべきだが、今後も慣れ親しんだ個人用を使い続けるとみられる。当選後も平気で米中央情報局(CIA)を批判するといった姿勢は、ホワイトハウスに入った後も変わることはなさそうだ。
これは何を意味するのか。遠くない将来に墓穴を掘って、収拾がつかなくなる事態を招くということである。大統領はむやみに本音を世界中にまき散らすべきではない。ましてや、米国のような大国の指導者が取るべき行動ではない。組織を統制すべき人間が、閣僚や補佐官と違う意見をわざわざ述べることに利点は見いだせない。
ただ、トランプはSNSに高い利便性を見いだしている。SNSでのコメントの方が、記者会見での発言よりインパクトが大きいと述べているのだ。
「もう主要メディアに大した影響力はない。私がツイートする方が大きなニュースになる。記者会見を開くとなると準備が大変だし、ニュースになるのは翌日だ。しかしSNSはすぐに(国民に)伝わる」
政権発足後も思いつきをつぶやき続けると、独り善がりの政権になる危険性が高い。トランプが指名した長官たちは、連邦上院の公聴会で、すでにトランプとは違う見解を表明している。
司法長官に指名されたジェフ・セッションズ上院議員は、イスラム教徒の一時入国禁止を支持していないと発言。だがトランプは、相変わらず入国禁止を主張している。
閣僚との意見統一ができないトランプは、唯我独尊の道を歩もうとしている。
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