この深水港は、カナダの輸出入の1/3を担っており、世界が必要としているカナダ産の穀物が輸出不可であることを意味しています。

また、混雑している北米の他の港からあふれ出た物資も、まったく入ってこれません。

これは地域的な大災害ではなく、世界的な大災害です。

明らかに仕組まれた災害nested catastropheです。

バンクーバーに繋がる道路/鉄道はすべて寸断。

深水港自体が閉鎖されたことで、世界的な影響を及ぼすことになります。

カナダとアメリカは穀物の輸出国として第2位と第3位（第1位はロシア）ですから、この大惨事はカナダと世界のサプライチェーンに影響を与えます。

しかも、すぐに問題が解決するというわけにはいきません。

問題点抜粋、

＋バンクーバー港の閉鎖：この港は最も多様な商品を扱っており、貿易額の1/3がここを通過することになります。

バンクーバー（港）は、カナダの5つの港の合計に相当します。

輸出額では、カナダ経済の3分の1を占めています。

小麦の輸出で言えば、世界が必要としているものの大部分が阻止されています。世界の小麦のほぼ5％に相当し、大きな数字です。

＋土石流によって、この地域への現実的な出入りのルートはすべて閉鎖されています。州の内陸部への高速道路はすべて閉鎖され、トラックは港へ行くことができません。

＋線路周辺の土地がすべて失われています。バンクーバーへの陸路も閉鎖されています。

＋小麦とキャノーラの輸出は 収穫後のこの時期が重要です。

＋輸入については、貨物船が沖合に待機させられているため、問題となっています。これは、他の港に入港できない西海岸の貨物船の問題と同じです。地元の棚はすでに空っぽです。

＋バンクーバー港は記録的な量の貨物を扱っていましたが今は全て凍結状態。

＋当局は危機の深刻さを軽視しています。

＋アルバートと太平洋岸を結ぶ 天然ガス・パイプラインの30cm部分も遮断されています。

＋穀物の丁度収穫後にあたり、輸送が一番忙しくなる驚くべきタイミングです。(世界のサプライチェーンの大動脈が切断されたのです。）

気象災害/流通遮断の操作がここまで徹底されると、
ある意味、アートの世界で、唖然の一言、

ここまでできるんだと言うアピールか？

追記）
追加爆撃！？

ブリティッシュコロンビア州の一部を襲った大気の川で、壊滅的な洪水が発生し、地滑りやウォッシュアウトによって道路が通行不能になったためバンクーバー市が孤立してから1週間が経ちました。

カナダ南西部では、大洪水により2桁の雨が降り、洪水により数千人が避難しました。

現在、別の大気の川が水曜日からすでに水浸しの地域で追加の大雨と洪水を解き放つように設定されています。

カナダのウェザーネットワークの気象学者であるタイラーハミルトンは、「BC州に入ってくる湿気は記録された歴史の中で最も雨の多い11月の1つを記録するだろう、」とツイートした。

大気の川を操作することは、アリューシャン列島北部の低気圧の領域であり、オレゴンの海岸線の上に駐車された高気圧のゾーンになります。低域は反時計回りに回転し、高域は時計回りに回転するため、湿気のストリップは大気のスクイーズプレイによって同伴されます。

その狭いが激しい湿気のプルームは、ハワイの南の熱帯地方で2,500マイルも離れたところから発生します。気象学者は、そのような大気の川を「パイナップルエクスプレス」と呼んでいます。（以下略）
　　　　　　　　　　　　　　　　転写終了