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和歌山で地震が頻発…本当に南海トラフと無関係なのか?
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/286534
2021/03/17 日刊ゲンダイ
M4.6の地震があった2月15日の和歌山市の様子(C)共同通信社
30年以内に「南海トラフ」を震源とするマグニチュード(M)8〜9クラスの地震が発生する確率は、70〜80%――。
これは「南海トラフ地震」の前兆なのか。先月中旬から今月にかけ、和歌山県北部を震源とする地震が頻繁に発生している。15日未明にも震度5弱、震源の深さ約4キロ、M4・6の地震があった。和歌山県内で震度5弱以上の揺れを観測したのは、2011年7月の震度5強以来、約10年ぶりのことだ。
和歌山県の下には、地震を引き起こす「地震の巣」のようなものがあるとされ、和歌山地方気象台は「(同県北部は)もともと地震が多く、大半が陸の岩盤の浅い所で起きており、南海トラフ巨大地震とは震源の深さやメカニズムが異なる」と分析。「南海トラフ地震」との関連を否定している。ただし、1週間ほど震度5弱程度の地震に注意するよう呼び掛けている。
その一方、立命館大環太平洋文明研究センター長の高橋学教授はこう警告する。
「深さ10キロ以内でユーラシアプレートがフィリピン海プレートに圧迫されて割れるのが、内陸直下型地震です。これに対し、深さ40〜50キロでフィリピン海プレートの上面とユーラシアプレートの下面の境界でズレが生じ、ユーラシアプレートがはね上がると南海トラフ地震になります。震源が深さ40キロであれば直接、南海トラフに関わります。今回は深さ4キロで内陸直下型地震ですが、深さ10キロ以内だとしても南海トラフの原因になり得ます」
大地震の前兆ということなのか。
「南海トラフのような海溝型地震の場合、3年ほど前からユーラシアプレート側で盛んに内陸直下型地震が起きます。そろそろはねますよという前兆です。和歌山だけ見ても分かりませんが、実はここ3カ月、沖縄周辺でフィリピン海プレートが原因でユーラシアプレートがズレたり、割れたりする地震が、深さ10キロと40キロの両方で頻発しています。ユーラシアプレートが我慢できなくなり、日本中で同じことが起きています。30年先のことではなく、いつ起きてもおかしくない状態です」(前出の高橋氏)
巨大地震の襲来により、全国30の都府県で32万人超が命を失うと想定されている。
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