http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/715.html
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Wikiの放射強制力と言う記事に 水蒸気の効果が温暖化の議論には欠けてることが説明されていましたのでその部分を引用します。
以下引用開始
このIPCCの定義やこの定義に基づいて推定される放射強制力の数値には、不確実性があるとされる。その根拠の1つが、大気中の水の影響を取り除いているということである。IPCCの報告書では、大気中の水(水蒸気、雲、降水)は二次的なフィードバック機構に過ぎないため対流圏中での熱の再分配を引き起こすだけであり、放射強制力には含めないとしている。しかし、産業革命以前の「気温が一定に保たれている状態」においても現在においても、地球の気温を高く保っている温室効果の主因は、大気中の水とされており(約8割〜9割)、大気中の水による熱の移動については現在もよく解明されていない部分が多い。しかも、人為的な温室効果ガスの排出が少ない産業革命以前にも気温は変動している(過去の気温変化参照)。
他の根拠としては、科学的理解の水準が低いものが重要な放射強制力を持っている可能性がある、ということである。太陽放射、太陽以外の宇宙からの放射、地球内部の活動などについては分かっていない点が多く、太陽活動や地球内部の変化による地球への宇宙線量の増減なども放射強制力である可能性が指摘されている。
また、気候は常に変動するものであり、定常的な変化ではなく不規則に変化するカオス(非線形)である気候を、平均的な状態を基準として以後の変化を捉えようとする考え方自体が、科学的にあまり適切ではないという考え方もある。しかし、地球温暖化によって将来人類に起こり得る事象を予測するには、線形の事象を対象とするコンピュータを使用しなければならない部分があり、ある程度は仕方が無いことだと言える。
例のような放射強制力の値は、あくまで1750年の状態と2005年の状態を比較した結果算出されたものである。それぞれの因子が持つ放射強制力は、気温や湿度などのさまざまな条件によって変わってしまう(正の放射強制力によって気温が上がることも、気温が上がることによって正の放射強制力がもたらされることもあるということ)ため、単純に「気温を1度上昇させるには、○○の放射強制力○○W/m2分が必要」などと表現することはできない。
以上引用終わり
結局温暖化の議論によって北米大陸西岸での大地震やイエローストーン噴火の可能性が意識されなくなっているわけです。
このことはしかしながら必ずしもアメリカにとって良いことであるとは思えません。
少なくとも北米大陸西岸で M 9地震が起これば相当大きな被害を沿岸部は受けます。 またイエローストーン噴火が実際に起こってしまえば 北米大陸の穀倉地帯はほぼ全滅です。 こういった事について少なくともそういった可能性がかなりの程度あることはきちんと表明をしておくべきだと思います。
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