http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/561.html
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宮城県から千葉県にかけて、M5以上の地震が数日中には発生するはず
7月に入ってから千葉県地震が止まっています。このことは、九州や沖縄での震度1以上地震の停止と同期しています。
九州や沖縄の地震は中国大陸からの東向きの押しと、伊豆・小笠原海溝からのフィリピン海プレートの西向きの押しで起こりますから、この数日発生が止まっていることは、少なくとも伊豆・小笠原海溝からの西向き圧力が低下していることを意味しています。
ところが、関西での有感地震が4件も起こっていて、その内の2件は大阪府北部ですが、その他の2件は滋賀県南部と三重県南東沖です。関西は琵琶湖があり、伊勢湾とか大阪湾、若狭湾もありますから、陸域の地層が比較上他の地域よりも薄く、横向き圧力増加の影響を受けやすいはずです。つまり、東北地方の南部及び関東地方からの西向き圧力が増加した結果起こっているのが関西での地震です。
また、
オホーツク海南部 M5.6
青森県東方沖 M5.0
岩手県沖 M4.0
とM4以上地震が東北で起こって来ていて、だんだんと南下しています。
更に、
https://www.emsc-csem.org/Earthquake/earthquake.php?id=686334#summary
Magnitude mb 4.7
Region NEAR S. COAST OF HONSHU, JAPAN
Date time 2018-07-02 13:39:13.9 UTC
Location 33.73 N ; 137.17 E
Depth 356 km
Distances 163 km S of Nagoya-shi, Japan / pop: 2,192,000 / local time: 22:39:13.9 2018-07-02
127 km SE of Tsu-shi, Japan / pop: 164,000 / local time: 22:39:13.9 2018-07-02
89 km S of Toba, Japan / pop: 23,400 / local time: 22:39:13.9 2018-07-02
で分かるように、三重県沖で日本時間7月2日22:39に震源深さ356キロのM4.7が発生しています。この地震は深発地震ですから、海溝部の海のプレートを引張下げる力となります。房総半島の南端付近の緯度であり、この付近の伊豆・小笠原海溝の海のプレートに引き下げる力が働くのです。
以上のことを総合すると、東北南部から関東地方まででM5程度以上の比較的浅い地震が起こり易くなっていることが言えると思います。
7月の震度1以上を観測した地震:7月3日04:00現在
2018年7月1日 4時02分ごろ 東京都23区 2.6 1
2018年7月1日 10時29分ごろ 茨城県沖 3.0 1
2018年7月1日 11時22分ごろ 国後島付近 4.2 2
2018年7月1日 12時42分ごろ 大阪府北部 3.6 3
2018年7月1日 22時38分ごろ 岩手県沖 3.7 1
2018年7月1日 22時52分ごろ 豊後水道 2.8 1
2018年7月1日 23時03分ごろ 埼玉県秩父地方 3.1 1
2018年7月2日 2時27分ごろ 青森県東方沖 4.8 4
2018年7月2日 5時46分ごろ オホーツク海南部 5.6 1
2018年7月2日 8時40分ごろ 長野県北部 2.8 1
*10
2018年7月2日 16時01分ごろ 滋賀県南部 2.7 1
2018年7月2日 20時47分ごろ 宮城県沖 3.9 2
2018年7月2日 20時53分ごろ 青森県東方沖 5.0 3
2018年7月2日 22時39分ごろ 三重県南東沖 4.1 1
2018年7月3日 1時08分ごろ 大阪府北部 2.7 1
2018年7月3日 2時03分ごろ 岩手県沖 4.0 1
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