http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/525.html
Tweet |
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180509/k10011432701000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_019
南海トラフ評価検討会「特段の変化は観測されず」
5月9日 20時44分
南海トラフで巨大地震が起きる可能性を評価する専門家の「評価検討会」の定例の会合が気象庁で開かれ、「平常時と比べて可能性が高まったと考えられる特段の変化は、観測されていない」という見解をまとめました。
気象庁で開かれた9日の定例会合では、委員の専門家らが東海から九州の東にかけての想定震源域やその周辺で観測されたデータを詳しく分析しました。
それによりますと、先月13日から21日の間に、伊勢湾から三重県にかけてのプレート境界付近を震源とする「深部低周波地震」が観測され、これに伴って三重県と愛知県に設置された複数の「ひずみ計」で、わずかな地殻変動が観測されたということです。
これは、想定震源域の深いところでプレート境界が数日から1週間程度かけてゆっくりとずれ動く「短期的ゆっくりすべり」が原因と見られ、過去にもこの地域で起きているということです。
また先月14日には、愛知県西部を震源とするマグニチュード3.6と4.5の地震が発生し、愛知県内で最大震度4の揺れを観測しましたが、震源はいずれも浅く、南海トラフ巨大地震との直接の関連性はないと見られるとしています。
このため評価検討会は「現在のところ平常時と比べて発生の可能性が高まったと考えられる特段の変化は観測されていない」とする見解をまとめました。
評価検討会の会長で、東京大学地震研究所の平田直教授は「南海トラフ巨大地震が発生する可能性は、引き続き高い状態が続いているので、備えを進めてほしい」と話しています。
*************************************
>評価検討会の会長で、東京大学地震研究所の平田直教授は「南海トラフ巨大地震が発生する可能性は、引き続き高い状態が続いているので、備えを進めてほしい」と話しています。
これ、疑問です。なぜなら、
>伊勢湾から三重県にかけてのプレート境界付近を震源とする「深部低周波地震」が観測
は、2010年にもあったからです。
http://cais.gsi.go.jp/YOCHIREN/activity/187/image187/010.pdf
にある図の青のひし形が深部低周波地震。
また、
第187回地震予知連絡会(2010年8月20日) 議事概要
http://cais.gsi.go.jp/YOCHIREN/activity/187/187.html
にも、
>西南日本の深部低周波微動・短期的スロースリップ活動状況
2010年5月から7月に、紀伊半島南部、四国中部・西部・東部、および豊後水道で深部低周波微動が活発化した。豊後水道の活動は、6月以降はやや発生レートが減少している
とあります。
こういったことが起こる仕組みは、多分、フィリピン海プレートが伊豆・小笠原海溝、特に、犬吠埼のすぐ南ぐらいの位置から、太平洋プレートによる西向き圧力を受けて、西へわずかにずれるからだと思います。
よって、現在、本当に危ないのは311の大地震の南隣である関東付近での大きな地震のはずです。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。