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救命胴衣の代わりに空のペットボトルを使うこと
救命胴衣の代わりに、空になったペットボトル(2リットル、または500cc)にキャップを締めて、それをレジ袋へ入れて腰や肩に結びつけるだけでかなりの浮力を得ることが出来ます。沿岸部に住む方たちは、ぜひ試してみたらいかがでしょうか。なお、衣服の上から、荷造り用のビニールひもなど頑丈なもので腰や肩に付ける必要があります。水に浮かんだ時にうつ伏せにならないように、背中側ではなくお腹側に付けるべきだと思います。レジ袋も二重か三重にして、その中へ複数のペットボトルを詰めましょう。理想的には背中側とお腹側の両方に付けると良いそうです。
ひもが見つからない場合は、レジ袋の取っ手の部分の輪っかに腕を通し、肘より上の肩の方に寄せておけば、そう簡単には外れません。
パンストなどにキャプを締めた空のペットボトルを数本入れて、それを腰の周りに結びつけるのも簡単でいいと思います。
もしも、事前に準備する余裕がないときは、キャップを締めた空のペットボトルを上着のポケットに入れたり、またはセーターの下へ押し込んでおくだけでも、かなりの浮力を得ることが出来ます。
ペットボトルのキャップがない場合は、新聞紙とかまたはビニールとかをなるべく丸めてペットボトルの口の所へ詰めておくだけでもかなり水の浸入を防ぐことが出来ます。
重要なこと:
1.手を自由に動かせるように、(手でペットボトルをつかんでおく必要がないように)、腰や肩に括り付けるので、できるだけ丈夫なひも等でペットボトルを体に固定する必要があります。荷造り用のガムテープなどは水にぬれると剥がれてしまうので避けましょう。
2.浮かんでいるときにレジ袋が瓦礫などで破損してしまい、ペットボトルがどこかへ行ってしまう可能性があります。それを防ぐためには、レジ袋を何重にもしておくとか、または紐をキャップの下の所に掛けて、紐でペットボトルを直接衣服の上から体に固定するとか、または単に上着の内側にペットボトルの入ったレジ袋を押し込んでおくという方法もあると思います。
3.500ccのペットボトルで500グラムの浮力、2リットルのペットボトルで2キロの浮力が得られるわけですが、体重の10分の1程度の浮力を得ることが出来れば、かなりの長時間浮いていることが出来るとされているようです。体重50キロなら2リットルのペットボトル3本あれば十分ということになります。体重30キロなら、500ccのペットボトルが6本か、または2リットルのペットボトル2本で十分ということです。ただし、余裕があるなら、ある程度多めに用意しておくといいと思います。
4.紐で体に固定する時、紐がほどけてしまうと元も子もありません。とても簡単なので、一重つぎとか二重つぎなどのロープの結び方を覚えておきましょう。https://i.pinimg.com/originals/be/9c/85/be9c85d1a6b0047f232cf142dc3b9619.jpg
あくまでも簡易的なものです。救命胴衣を用意できるのであれば、それに越したことはありません。ただ、なかなか準備に踏み切れない面もあるため、もしもの時のために、身近にあるペットボトルを使うことができることを頭の片隅に置いておくのもいいと思います。
参考サイト:
1.空ペットボトルを利用した簡易な救命具
https://www.police.pref.hyogo.lg.jp/ps/37aioi/data/mimi01.pdf#search=%27%E6%95%91%E5%91%BD%E8%83%B4%E8%A1%A3+%E3%83%9A%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%9C%E3%83%88%E3%83%AB%27
2.ペットボトルでライフジャケットをつくろう
https://www3.nhk.or.jp/news/contents/bousai_tips/cont07.html
2018年01月19日20時40分 武田信弘
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