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https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20180116-00000048-jnn-soci
新燃岳の火山活動活発化、噴火に伴う噴石に警戒を
火山活動が活発化しています。
霧島連山の新燃岳で、火山性地震が、16日午後3時までに310回観測されました。また、地下のマグマや熱水の移動を示すとされる火山性微動も、16日、2回観測。継続時間は最長2分程度でいずれも振幅は小さいものの、火山性微動は去年11月29日以来です。
気象台では、入山規制「3」の噴火警戒レベルを継続し、火口からおおむね2キロの範囲では、噴火に伴う大きな噴石などに警戒を呼びかけています。(16日18:07)
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火山性地震も火山性微動も普段からの活動。次に記載がある様に、小規模な水蒸気噴火がこの何年かで何度も起こっている。今の状況はある意味、全く正常の範囲。
新燃岳
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E7%87%83%E5%B2%B3
1991 - 2010年の活動[編集]
1991年までは顕著な活動は観測されず、表面的には平穏であったか、1991年に噴気活動を再開して以降2005年から2007年にかけてはGPS観測で山体膨張が観測されていた[21]ほか時折、地震活動の高まりが生じていた。更に、2008年になると山頂直下の火山性地震が増加し水蒸気噴火が起こった[22]。
2005年9月から2007年9月には山頂部が膨張し[21]、2007年9月から2009年12月頃までは山頂部は収縮[21]に転じたが、再び広い範囲で膨張が起こり2011年1月の噴火に至った。観測データ解析の結果、山頂部膨張の圧力源は山頂直下610m(標高790m)で体積は88*103m3程度と求められた。深い場所のマグマ溜まりへのマグマの蓄積は2006年から2009年12月ころには始まっていたと考えられている。しかし、2011年噴火直前まで前兆となるマグマの上昇に伴う火道周辺での顕著な地震活動は観測されなかった[21]。
1991年(平成3年)11月13日から、新燃岳直下で地震急増し26日まで多発。同時に微動多発。11月24日、新燃岳火口で噴気活発化を確認した。12月から1992年2月まで、時々火山灰噴出。1991年11月26日から2004年(平成16年)1月30日まで登山禁止措置がとられた。
1995年、1999年、2007年 火山性地震、火山性微動。
2008年(平成20年)8月22日、17年ぶりに小規模な水蒸気噴火が発生。噴出量は約20万トンと推定[22]。噴火警戒レベルが2に引き上げられた。その後噴火は発生せず、10月29日に噴火警戒レベル1に引き下げられた。
2009年(平成21年)4月下旬頃より新燃池の色がエメラルドグリーンから茶色に変色し、7月初旬頃に再び元のエメラルドグリーンに戻る現象が見られた。
2010年(平成22年)3月30日に小規模な噴火が確認され、噴火警戒レベルが2に引き上げられ、火口周辺1km立ち入り規制が敷かれた。その後、断続的な火山性地震及び火山性微動と、5月から7月にかけ火口外へ影響を及ぼさない小規模な噴火活動が観測された。5月27日の噴出物からは微量のガラス質のマグマ由来物出を検出[22]。4月中旬に噴火警戒レベル1に引き下げられたが、5月6日に再び2に上げられた[22]。
2011年の噴火[編集]
噴煙に包まれる霧島山(2011年1月27日)
2011年(平成23年)1月19日に約半年ぶりに噴火した後、1月26日に準プリニー式噴火が発生した。1月27日頃から溶岩の出現も確認され、約300年ぶりのマグマ噴火となった[22]。マグマ噴出量は0.0172 DREkm3。火山爆発指数:VEI3[23]。
経過[編集]
1月19日 1時19分 空振を伴った小規模なマグマ水蒸気噴火、噴煙高度 200m。
1月22日 噴火。
1月26日 未明から小規模な噴火が発生していたが、14時49分頃、噴出が急激に強まった(準プリニー式噴火)。準プリニー式噴火が起こる前兆現象はほとんどなく、事前に警告は発せられなかった[22]。噴火により、風下にあたる宮崎県南部で大量の火山灰や軽石が降った。17時05分には火口から3000m上空まで噴煙が上がるのが確認された[22]。18時、噴火警戒レベル3に引き上げられ、火口周辺2kmに立ち入り規制が敷かれた。準プリニー式噴火は、翌27日にかけて3回発生した[22]。
NASAによる衛星写真(2月3日)
1月27日
15時41分には52年ぶりとなる爆発的噴火(ブルカノ式噴火)があり[24]、火口から2500m上空の高さまで噴煙が上がり[25][26]、火口から北西以外のほぼ全方向へ約1.5kmにわたる火砕流の跡も確認され、火口付近での火山雷なども観測された。
1月28日の午前中に東京大学地震研究所による観測が上空からなされ、火口内では火口湖が消失し、直径数十m程度の溶岩ドームが出現したと発表された。宮崎市や都城市に火山灰が降り積もった[27]。国土地理院は新燃岳は火口の真下の深さ約3kmと、火口からの西北西に約10km離れた深さ約6kmの2ヶ所にマグマが貯留していることを報告した。火口の真下には東京ドームの0.8杯分にあたる約100万m3のマグマが、西北西には約600万m3のマグマが溜まっていると推定され[28][29]、今回の噴火によって膨張傾向にあった新燃岳の体積が縮小したことも判明した[29]。
1月30日
火口内の溶岩ドームが直径500mにまで成長し、中心部の高さは火口縁付近に達していることが確認された[30][31]。宮崎県高原町は30日深夜、「火山が非常に危険な状態にある」として火口の東側にある町内の512世帯約1,150人に避難勧告を出した。火口から2km以内の入山規制が3km以内に拡大された[32][33]。この噴火によって火口内に出現した直径500mの溶岩ドームにより、観光地として有名だった新燃池は消滅した。
2月1日7時54分
4回目の爆発的噴火が起こり、火口の南西3.2km地点で458.4Paの空振を記録した[34]。空振により100枚以上のガラスが割れ、火口から6km離れた霧島市牧園町の霧島温泉クリニックでは負傷者が出る被害があった。また、九州地方各地をはじめ四国地方の愛媛県や高知県でも家屋の振動が報告され[35]、関東の千葉県でも圧力変化として観測された[36]。火口から南西約3.2kmの地点に70×50cmの大きさの火山弾と、直径6m×深さ2.5mの広さの穴が見つかった[34]。そのため、入山規制が4km以内に拡大された[37]。火山灰や噴石の噴出量は26日の噴火から2日間だけで約7000万tと推計される[38]。4回目の爆発的噴火の後に溶岩ドームの直径がさらに拡大し600mとなった事が判明した。溶岩ドームが火口に蓋をする形となったため、内部の圧力が高まり、溶岩ドームの頂上を吹き飛ばず形で爆発的噴火の間隔が狭まった[39]が、2月になると爆発の頻度は減少に転じ、マグマの噴出も鈍化した。2月2日までの噴出量は270 - 370万m3と推定されている[40]。
2月14日午前5時7分
山体の収縮の速度は1月31日から鈍化していた[41]が、通算11回目の爆発的噴火が起き、火口から10km離れた小林市細野で1-3cmの噴石が約80件降った。火口から北東に16kmの所でも駐車中の車のサンルーフが割れた。3.2kmの空振計は332.1Paを記録した。9kmの宮崎道霧島SAで停車中の車の窓ガラスが割れた[42][43]。
4月以降平穏な状態が続いていたが[44]、6月下旬より9月上旬まで噴煙を火口より200m - 1000m程度まで吹き上げる小規模な活動が続く[45][22]。最後の噴火は9月7日だった[22]。
平成23年10月11日の火山噴火予知連絡会の発表では「間欠的に噴火が継続していることと、北西地下のマグマだまりにマグマの供給が続いていること」などが報告された[46]。
2012年(平成24年)1月以降マグマの供給を示す地殻変動は止まっているが、火山性地震は継続している(噴火警戒レベル3、入山規制が継続)[47]。
2013年(平成25年)10月22日、噴火警戒レベル2(火口周辺規制)へ引き下げ[48]。
2014年(平成26年)地下のマグマだまりが前年12月頃から膨張する傾向にあり、1月にかけて付近で小さな地震が発生し、新燃岳の火口直下でも2月20日頃から地震が増加している[49]。
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霧島山(新燃岳)の火山観測データ
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/open-data/open-data.php?id=551#recentdata0
上のページを見れば分かるように、火山性地震も火山性微動も今回程度の活動は何度も起こっています。1970年代以降は異常に静かであっただけで、2000年ぐらいから正常な状況に戻ってきているだけです。それでも、大規模な被害を与えるような噴火にはなりません。
現在のような報道を続けると、地熱開発が滞ってしまいます。結果的に原発依存になり、大地震で放射能漏れ、日本の国土は政界の核廃棄物処分場となるでしょう。
過去の状況を調べた上で報道がされるべきだと思います。
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