http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/324.html
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2011年3月のM9地震の3か月前に起こっていた父島近海での群発地震と同じことが八丈島東方沖で起こっている可能性
と最後に「可能性」が付くので、100%確実だという話ではありません。
ただ、311大地震の直前と言っていい2010年12月には父島近海で非常に数多くのM4から5程度の地震が起こっていたのです。それは
http://www.fnet.bosai.go.jp/event/tdmt.php?_id=20101230143900&LANG=ja
を見れば分かります。右上の震源マップを見てください。2010年12月22日から30日という期間表示があります。ほぼ1週間程度の期間に100件以上の父島近海地震が起こっていました。
このことは、
http://www.fnet.bosai.go.jp/fnet/event/joho.php?tm=201012&LANG=ja&VIEW=50&TSORT=desc
を見ても分かります。2010年12月には220件の地震がF−netで記録されているのですが、その最後のページである2010/12/25,16:30:50.85から12/30,23:40:35.38までの50件を見ても、父島近海以外の地震は8件のみです。
この父島近海の地震は全て次のM7地震の余震でした。
http://www.fnet.bosai.go.jp/event/tdmt.php?_id=20101221171800&LANG=ja
地震発生時刻 (JST) 緯度 (°) 経度 (°) 震央地名 深さ (km) Mj
2010/12/22,02:19:37.23 27.0520 143.9350 父島近海 8.00 7.4
2010年12月の地震月報
http://www.static.jishin.go.jp/resource/monthly/2010/2010_12.pdf によると
>M4.0 以上および M5.0 以上の地震の発生は、それぞれ 213 回(11 月は 60 回)および
27 回(11 月は7回)であった。また、M6.0 以上の地震の発生は2回で、2010 年は 12 月
までに 17 回発生している。
ということなので150件程度が12月22日から31日までに集中的に発生したと思われます。
この伊豆・小笠原海溝での沈み込みが311大地震の発生へ影響を与えたのは明らかです。
そして、現在、ほぼ同じことが起こりつつある「可能性」があります。
Hi-net自動処理震源マップの「最新30日間」、「日本全国拡大」
http://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/mapout.php?_area=JAPAN_MAP&_period=30days&rn=38413
をみると、北緯33度、東経142度あたりに、緑色や黄色、赤のドットの塊があることが分かります。多分、20個程度はあるでしょう。
F−netの「最新30日のメカニズム解分布図」
http://www.fnet.bosai.go.jp/png/toppage.png?50b6a686435c9315e05906627fa8fce4
を見ると、やはり、北緯33度、東経142度あたりに震源球がまとまって表示されています。
この位置は八丈島東方沖の地震です。最新のものは
http://www.fnet.bosai.go.jp/event/tdmt.php?_id=20171128020700&LANG=ja
にあります。
311大地震前の2010年12月の状況に比べると八丈島東方沖の現在の状況はまだ小規模です。
しかし、今後、一気に拡大して行く可能性が高いのです。
なんと言っても関東平野の南方沖、北緯31度から35度付近までの海域で赤や黄色、緑のドットがこの数か月で以前の数倍を超す数になっているからです。
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