http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/122.html
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鹿児島湾でのM5.2 地震は関東地方でのM7以上地震の警告!
7月11日11:56頃に鹿児島湾を震源とする深さ約10キロのM5.2の地震が発生しました。
http://www.tenki.jp/bousai/earthquake/detail-20170711115639.html
発生時刻 2017年7月11日 11時56分頃
震源地 鹿児島湾
最大震度 震度5強
位置 緯度 北緯 31.4度
経度 東経 130.6度
震源 マグニチュード M5.2
深さ 約10km
震度5強
鹿児島県 鹿児島市
震度5弱
鹿児島県 指宿市南九州市
震度4
鹿児島県 枕崎市薩摩川内市日置市南さつま市姶良市鹿屋市曽於市大崎町錦江町南大隅町肝付町
http://www.fnet.bosai.go.jp/event/tdmt.php?_id=20170711025500&LANG=ja
によると、横ずれ断層型です。多分、東西方向に圧縮軸がある地震で、東方からの押す力で起こった地震です。
鹿児島湾は湾ですから、陸域に比べて地殻の層が薄く、圧縮力に対して陸域よりも敏感に反応しやすいのです。
Hi-net自動処理震源マップの「日本全国拡大」・「最新30日間」
http://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/mapout.php?_area=JAPAN_MAP&_period=30days&rn=88529
を見ると、今回の鹿児島湾の地震の緯度は関東地方の南方沖の深発地震、つまり、青いドットが数多く分布している北緯32度の少し南側です。青いドットが数多く分布しているところはそれだけ太平洋プレートが伊豆・小笠原海溝から沈み込んでいることを表していて、それだけ、太平洋プレートの西向き圧力が海溝部の固着域を通してフィリピン海プレートへ伝わっているのです。
青いドットは関東地方の南側に広く分布し、三重県あたりから東経140度の経度のあたりまであります。今回、この分布域の南側でM5地震が発生したため、次に起こるのは北側である可能性が強いはずです。つまり、南関東でのM6以上地震が起こりやすくなっているはずです。
なお、この青いドットの北側の緯度付近は奈良県や大阪湾を含んでいて、これらの地域でM6程度の地震発生の可能性が高まっていると思います。
一応、今回の鹿児島湾での地震が西からの押す力とか南北に押す力で発生したという解釈も可能であるとは思います。しかし、例えば鹿児島湾は南北に長い形状をしていて、基本的に東西方向に引きあう力が卓越していたために出来上がった地形であるとされています。東西方向に引きあう力があることは、その逆の力が働くこともあり得るわけで、今回はその例であったのだと思います。
桜島や開聞岳で噴火が活発化することはあまりないと思います。深い地震ではないため、マグマの生成が活発化する可能性がないためです。マグマだまりに加わる圧力が強くなったのでそのために一時的に桜島の噴火で大きなものがある可能性はあります。
2017年07月11日12時40分 武田信弘
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