頼みの不動産融資もマイナスに…問われる銀行の存在意義（日刊ゲンダイ）赤かぶ

頼みの不動産融資もマイナスに…問われる銀行の存在意義（日刊ゲンダイ）
http://www.asyura2.com/17/hasan125/msg/887.html
投稿者赤かぶ日時 2018 年 2 月 14 日 18:17:15: igsppGRN/E9PQ　kNSCqYLU

頼みの不動産融資もマイナスに…問われる銀行の存在意義
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/223144
2018年2月14日　日刊ゲンダイ

　　
　　　３メガ銀行は計３万人をリストラ予定（Ｃ）日刊ゲンダイ

　異次元の金融緩和にもかかわらず借り手の需要がサッパリの中、金融機関の“よりどころ”は不動産業向け融資。しかし、とうとうマイナスに転じた。ついに“銀行氷河期”に突入といえるが、どうやら一過性の低迷ではなさそう。銀行の存在意義が希薄になりつつある。

　日銀が８日に発表した統計によると、２０１７年の銀行や信用金庫の新規融資額は前年比３．８％減の１４兆２２３３億円と８年ぶりのマイナスに転じた。特に賃貸住宅を建設する個人向け融資「アパートローン」の落ち込みが目立ち、１３．３％減の３兆９７６７億円と比較可能な１１年以降で最大の減少幅を記録した。

「絶好調に見える都市部を中心にした不動産は一種のバブル。そのうち、はじけるといわれていました。融資の現場では一昨年あたりから陰りが見えていました。銀行の残るよりどころは、個人ローンと外債ですが、どちらも高リスクで筋のいい融資先とはいえません。仮に、本当に景気がよくなって設備投資が盛り上がっても、民間企業にはウーンとたまった内部留保がある。わざわざ金利を払って銀行から借りませんよ」（金融関係者）

　銀行も危機感タップリだ。みずほ、三菱東京ＵＦＪ、三井住友の３メガ銀行は合計３万人の大リストラを予定。また、全国の都銀や地銀は、店頭での両替や振り込みなどの手数料を引き上げる動きが相次いでいる。さらに、三菱東京ＵＦＪなどメガバンクが、電気やガスといった公共料金の銀行窓口での収納代行にかかる手数料の引き上げを検討しているという。手数料アップで日銭は稼げても、利用者は反発し、銀行離れがオチだ。

「借り手は何も銀行からお金を借りる必要はない。もともと商社や親会社は融資してくれるし、最近ではクラウドファンディングも普通になった。今後、多様な資金融通が出てくるはずです。値上げが検討されている公共料金の銀行窓口での収納代行も、なぜ銀行をかます必要があるのかという議論になりかねない。信用のないベンチャー企業や弱っている中小企業など、本当に困っている人は銀行が貸してくれればうれしいでしょうが、それはどんなにカネがあっても銀行が避けてきた分野です」（前出の金融関係者）

　だからこそ、ベンチャー企業には「ＮＥＤＯ」が、中小企業には「商工中金」が融資するのである。両者とも、今、“問題あまた”ではあるが、存在意義は明確だ。では、銀行のそれは何だろう。

【ビジネス】金融機関のよりどころ“不動産融資”の落ち込みが目立ちます。ついに銀行氷河期に突入といえますが、一過性の低迷ではなさそうです。 https://t.co/XUTjCFK68j #日刊ゲンダイDIGITAL
— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) 2018年2月13日

そりゃ人口減少と借金と失業で親元に帰る人が急増してるのだから、企業の低迷で日々の暮らし優先で夢を見てる暇も無くなっている。
— 競艇競輪太郎 (@miki03042552da) 2018年2月13日

民間のアパートも関東あちこち悲惨。銀行や不動産会社に取られてる人も続出してる、入居者がいない。
— 競艇競輪太郎 (@miki03042552da) 2018年2月13日

〈ついに“銀行氷河期”に突入といえるが、どうやら一過性の低迷ではなさそう。銀行の存在意義が希薄になりつつある〉

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— ⛵️motty⛵️ (@novtnerico) 2018年2月14日

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信用のないベンチャー企業や弱っている中小企業など、どんなにカネがあっても銀行が避けてきた分野です」

　だからこそ、ベンチャー企業には「ＮＥＤＯ」が、中小企業には「商工中金」が融資するのである。
— 平兵衛：大阪はピノチェト政権 (@heibay) 2018年2月13日