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東京周辺の新築マンション、極度の販売不振で値引き横行…「中国発」不動産バブル崩壊か(Business Journal)
http://www.asyura2.com/17/hasan125/msg/732.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 2 月 05 日 01:02:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

東京周辺の新築マンション、極度の販売不振で値引き横行…「中国発」不動産バブル崩壊か
http://biz-journal.jp/2018/02/post_22214.html
2018.02.04 文=榊淳司/榊マンション市場研究所主宰、住宅ジャーナリスト Business Journal


 


 近年、日本の不動産市場は金融化するとともに国際化した。個人、企業、あるいはファンド単位で外国から流入してきた資金が、日本の不動産市場で一定のプレゼンスを持ったプレイヤーに成長したのだ。それだけに、海外の不動産市場の影響も受けやすくなっている。

 2018年は、海外からの影響で日本の不動産市場に下落圧力がかかる可能性がある。

 まず、日本が不動産といわず経済全体でもっとも影響を受けやすいアメリカについて。

 表面的に、経済はかなり好調だとみていい。トランプ減税の影響が広がると、さらにその好調さが加速される、という見方も出ている。そうなれば当然、不動産市場にも好ましい影響をもたらすだろう。

 しかし、2008年のリーマンショックにつながったサブプライムローン問題は、不動産カテゴリーから発生している。今、アメリカの住宅市場はどうなっているのか。

 もっともよく使われる「S&P/ケース・シラー・全米住宅価格指数」という指標では、アメリカの住宅価格はここのところかなり安定した上昇を続けている。すでに08年を上回った水準に達しているのだ。つまり、見方によってはバブル状態かもしれない水準。

 一方、不動産市場に大きな影響をもたらすのは金利。17年は3回の利上げが行われたが、18年もFRB(米連邦制度理事会)は同様に3回の利上げを行う見通しだと伝えられている。これは、いわゆる金融引き締めである。不動産市場にとってはマイナス要因。アメリカの家計債務は、すでにリーマンショック時を上回っている。何かのきっかけで世の中の流れが変わると、これらが短期間に第2のサブプライム化する可能性もある。

 このように、アメリカの不動産市場はかなり危険な水準まで上り詰めた状態とみなすことができる。

 さらに、世界の不動産市場に大きな影響を与えるのは、イギリスのロンドン。ロンドン五輪開催前後の16年には絶好調と伝えられていた不動産市場は、17年の半ばには早くも変調をきたしていた。指標となる「英王立公認不動産鑑定士協会(RICS)住宅価格指数」は、16年の10月には30であったものが、17年の10月には0にまで落ちている。また、まだ竣工していないタワーマンションの住戸が大幅な値引きで取引された、という報道も伝えられた。ロンドンではすでにバブルの崩壊が始まったと考えてもよさそうだ。問題は、この影響がいつ日本に及ぶかということだろう。

■中国リスク

 15年から16年にかけて、東京都心の新築マンション市場には中国人の「爆買い」とも呼べる現象が見られた。現在はその動きがすっかり収まっている。おもに湾岸埋立地のタワーマンションを買い漁った中国人たちは、当然本国の経済からの影響を受けやすい。

 中国の不動産市場については、なんとも予測しがたい。なぜならば、中国に関しては純粋に需給関係だけでは市場が動かないからだ。まず、資本主義的な経済構造がかなり未熟である。人々は根拠の希薄な材料を当てにしてマンションなどを買い増ししている。まるであの平成大バブルの時の不動産業者が「今3億円でこの土地を買ったら、半年後に5億円で売れるはずだ」という見通しで、不動産を買いまくっていた状況と似ている。あの時の日本では、ほぼ不動産業者だけがプレイヤーだったが、今の中国は一般市民も同じようなノリでマンションをどんどん買っているのだ。

 普通に考えれば、いつかそんなバブルは崩壊する。日本は平成バブル崩壊後に「失われた20年」を経験したが、中国のあのバブルが崩壊したら経済はどうなるのか。しかし、中国の不動産バブルは「崩壊する」と言われ続けてすでに10年近い。その間、何度か危機が訪れたが政府が介入することで崩壊を免れた。そしてまた、新しいバブルが始まる、というサイクルの繰り返し。その間、雪だるま式に膨らんだと思われる不良債権予備軍のスケールは、いかばかりとなっているのだろうか。正確な統計数字はどこからも出てこない。

 中国の不動産バブル崩壊が起きれば、その影響はもろに日本に及ぶ。また、そうなれば中国経済が全体的にクラッシュするわけで、それこそリーマンショックの数十倍の悪影響を世界に与えるはずだ。しかし、中国政府は常に巧みな政策で切り抜けてきた。できることなら、世界が驚くようなバブル対策で、なんとか軟着陸させてほしい。

■海外からの「ショック」

 一方、日本国内の経済状況を見ると、不動産価格に下落圧力がかかる要因を見いだせない。経済は好調。多くの企業が過去最高益を更新しそうだ。そして、建設工事の現場では、依然として人手不足が続いている。

 ただ、気になるのは経済全体が好調であるにもかかわらず、いつまでたっても個人所得が増えていないことだ。だから、東京の近郊以遠の新築マンション市場はかなりの販売不調。価格は上がっても需要が追いついていない状態だ。そして、各販売現場ではあからさまな値引き販売が行われている。そこでは需要と供給の関係による健全な価格形成が行われているのだ。

 願わくは、日本の不動産市場も海外からの強烈な影響を受けずに、静かにこの3年ちょっとの間に膨らんだ局地バブルを緩やかに調整してほしい。急激な下落や、海外からの「ショック」は、またもや「失われた20年」のような悪夢の再現につながりかねない。
(文=榊淳司/榊マンション市場研究所主宰、住宅ジャーナリスト)


 

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コメント
 
1. 2018年2月05日 02:18:22 : qNApj6abVo : pmR1FMr_lBA[2197]
頭おかしいのでないか?このレポート。

地価が下がる要素はふんだんにある。

景気好調だなんて、企業経営者だけの話だろう?

トリクルダウンは起きないぞ! 日銀の金融緩和の金、元に戻せ!

金利安くしたので、年金生活者は、困り果てている。

金利を収奪されてるのだ? 怒れ!

誰が不動産なんて買うのだ?

人口が減り、空き家が増え続けている状態なのに、、、、。

庶民には、貯蓄はない、借金して家を買う勇気もないわ。


2. 2018年2月05日 09:44:10 : Jikj7GfMhk : CMt9qV@Fwdo[231]
 
 現代社会において   供給 > 需要 の関係になるのが 普通だよね〜〜

 ブームが来て 一時的に 供給が不足することはあるだろう

 ===

 供給が不足すれば 価格が上がって 供給が増えるのは 当たり前だ〜〜

 ===

 問題は 供給 > 需要 となったときに どの程度 価格が下がるか? だが

 3割くらいさがるのは 正常のはんいだろうし

 5割さがれば バブル崩壊なのだと思うね〜〜

 ===

 問題の 郊外の物件は 都心で足りないから その反動で 郊外に出て

 割安感を出そうとしたもので 愛は 郊外は 人口減少で 下がるのが 当たり前だ〜〜

 さがっても 不思議ではない
 



3. 2018年2月05日 10:03:05 : 0qZDOjot4w : zqHXmj1gvfY[110]
>>1さん

 榊氏は最後から7行目で、「経済全体は好調(企業収益は増加)であるが個人所得は増えていない」とはっきり指摘しています。即ち「トリクルダウンは起きていない」と言っている事と同じですね。

 貴殿のコメントは「八つ当たり」のように読めてしまいます。如何でしょうか?(ただ、そのお気持ちは小生も理解しているところです。低金利問題・空き家問題などは全く同感です)


4. 2018年2月05日 19:03:44 : i3Ndt2rWYq : S_Vy_E9Efhw[796]
つか、転売ペナルティ期間が過ぎた物件が放出され始めただけじゃない?
オリンピック後に来るだろうバブル崩壊を避ける為にチャッチャと処分ってだけで。

5. 2018年2月05日 22:00:52 : f4EvO13rII : yykg9B4uyWo[19]
ケース・シラー・全米住宅価格指数

御用学者の
住宅御都合指標。


6. 2018年2月07日 16:15:06 : ioi7C6Azq2 : xSYYRQ2mbpA[29]
今の不動産バブルを支えているは圧倒的に勤労者だ。失業を伴う景気後退を最も恐れなければならない。増税や海外の景気悪化が引きがねになり、景気が冷え込むと、勤労者の賃金は伸び悩むうえに、毎月のローン返済が大きな負担になる。新規に住宅を取得する人がいなくなって、世の中が借金返済ばかりの状態になる。こうなったら、なかなか不況から抜け出せなくなる。デフレが日常化する。もうデフレから抜け出せないと国家も国民も悟るであろう。

このような状態になったときは、今の日本では、政府が日銀から無利子の貸し付けを受けることが許されるであろう。国民は日銀由来の信用創造で増えたマネーを手にするから、増税にも耐えることができる。無利子の政府への貸し付は国民の金利負担を消し去る。また国債の金利が民間の金利に影響を与えることはない。このような民間の金利の変動メカニズムは市場の経済活動を効率的にする。

数年後の経済学に起きるイノベーションは、国債をなくす新しい経済政策である。


7. 2018年2月07日 16:53:30 : ioi7C6Azq2 : xSYYRQ2mbpA[30]
最初から暴落でなく調整であることは誰でもわかっていたと思うが、

本格的な暴落の前哨戦
本格的な暴落への訓練
本格的な暴落への覚悟

そんな定義づけができる相場変動だった。

本格的な暴落はゆっくりと起こるかもしれないが、その後は通貨の世界でドルの重要性が後退し、Gゼロの流れが急速に進むだろう。


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