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電通「はあちゅうセクハラ告白」で有名人・岸勇希氏終了? 悪しき体育会文化は消えず
http://biz-journal.jp/gj/2017/12/post_5353.html
2017.12.17 Business Journal
ブロガー・作家として著名なはあちゅう氏が、大手広告代理店「電通」でセクハラやパワハラを受けたと「BuzzFeedNEWS」で告白。加害者とされるのは、は電通史上最年少でエグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクターに就任した岸勇希氏だ。
はあちゅう氏は大学卒業後に電通に入社し、その後岸氏から深夜に酒場に駆り出される、罵詈雑言やセクハラ的発言を浴びせかけられる、深夜に岸氏の自宅に行き、説教やらを繰り返すなど、完全なパワハラ、セクハラを受けていたという。はあちゅう氏の退職、転職後も嫌がらせは続き、同サイトが取材を始めたあたりでようやく謝罪がきたとか。
詳細はニュースをご覧いただきたいが、とにかくコメントに困るほどの内容ではある。岸氏は業界の人間なら誰もが知るクリエイターのようだが、そのパワハラっぷりでも有名だったようだ。
「電通といえば、2015年に過剰労働やセクハラ、パワハラで社員寮から飛び降り自殺した高橋まつりさんの件が大きく騒がれました。16年9月に労災認定もされましたが、はあちゅう氏の件は形は違えど根本の問題は同じですね。女性蔑視というよりは部下蔑視というべきか......広告業界というのはこういったモラルの低い出来事は腐るほどあるようですが、世間一般からするとかけ離れていますからね、批判の対象になるもの当然といえます」(記者)
自殺した高橋さんも、自身のSNSで職場でのパワハラ、セクハラの体験をほのめかすつぶやきを残している。やはり電通にはそういった文化がはびこっているというわけか。岸氏のようなトップクリエイターの発覚となると、影響も大きいかもしれない。岸氏のキャリアにも大きな傷がついただろう。
最近は世間の目も厳しくなり、ずいぶんと体質もマシになったという電通。しかし「血みどろ飲み会」「吐瀉物まみれになるまで飲む」「女子社員のセクハラは当然」などなど、いまだに伝統というか悪しき文化は根強いようだ。
「それでも学生の就職活動では人気上位ですし、ブランド力はやはり大きいですよね。こうした文化が根絶されることはないでしょう。もともと体力勝負の業界ですし、体育会系の文化でなくてはやっていけないのも現実です。業界そのものが変わらない限り、こうした話は次々出るでしょう」(元広告代理店勤務)
社会への影響力があまりにも強い存在だが、社員たちはそれに酔っているということだろうか。
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はあちゅうが著名クリエイターのセクハラとパワハラを証言 岸氏「謝罪します」
https://www.buzzfeed.com/jp/takumiharimaya/hachu-metoo?utm_term=.qkYKYm1E7#.er4nAVPg3
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