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米国の長期金利
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51735677.html
2017年12月17日 小笠原誠治の経済ニュースゼミ
米国の金利がどのように推移しているかご存知でしょうか?
米国は、2015年の12月に利上げに踏み切った訳ですが、その後の政策金利の推移を振り返ると…
2015年12月 :0.25% →0.5%(上限)
2016年12月 :0.5% →0.75%(上限)
2017年3月 :0.75% →1.0%(上限)
2017年6月 :1.0% →1.25%(上限)
2017年12月 :1.25% →1.5%(上限)
ということで、この2年間ほどの間に1.25%引き上げられているのですが、その一方で残存期間10年の国債の利回りを見ると…
グラフをご覧ください。
利上げが開始された後、国債の利回りはむしろ低下し、その後、2016年の第4四半期になって急速に上昇したものの、その後は横ばいみたいな状況が続いているのです。
グリーンスパン議長の時代に、利上げを行っても長期金利が上がらないことが謎だと彼が言っていたことが思い出されます。
恐らく今回も海外から資本の流入が起きており、それで国債の価格を上げる…つまり、長期金利を下げる力が働いているのだと思います。
そして、そうやって海外からの資本の流入が起きているからこそ株価も高値を更新し続けているのではないでしょうか?
でも、こうした状況が生じているのも日本が超緩和策を未だに採用し続けているからですよね。
日本が、短期金利はマイナス、長期金利はほぼゼロに誘導するようなことをしているから、当然のことながら日本から米国への資本の流れが加速する、と。
そして、今言ったように、そうして米国の株価が上がるから、日本の株価も上がる、と。
こうした状況がいつまで続くのか?
私は、エネルギー価格の動向にかかっていると考えています。
米国は利上げをしているといっても、長期金利(10年物国債利回り)はそれほど上がっていないことが分かったという方、クリックをお願い致します。
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