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東証1部に再指定 シャープ復活の陰に「集中力と好支援」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/218909
2017年12月6日 日刊ゲンダイ
約1年4カ月ぶりに東証1部に復帰(C)日刊ゲンダイ
見事な復活劇はなぜできたのか――。12月7日付で東証2部から1部に再指定されることになったシャープ(堺市)。昨年3月末時点で、資産をすべて売っても借金などの負債が返せない「債務超過」に陥り、東証の規定で2部へ降格。昨年8月から親会社の鴻海(ホンハイ)精密工業(台湾)のもとで経営の立て直しを進め、約1年4カ月ぶりに1部復帰を果たした。
シャープは「この復帰が早いか、遅いかは分かりませんが、東証に承認いただき、ありがたいと思っています」(広報担当者)と謙遜するが、「最短の1部復帰だ」(兜町関係者)という。
シャープは鴻海の子会社となり、部材の共同調達によるコスト削減など構造改革を進めてきた。17年3月期連結決算では本業のもうけを示す営業利益が3年ぶりに黒字化。17年9月中間も主力の液晶パネル事業がテレビや携帯向けで堅調に推移し、業績回復が続いている。内情を業界関係者が明かす。
■鴻海は「お金は出すが、口は出さない」
「経営が傾いた頃、多くの社員が転職しました。残った人は、シャープ大好きか、転職できなかった人です。ある意味、ヤケクソになってやってやろうというムードがあって、全社員ががむしゃらに働いた結果です」
社員の集中力あっての短期復活ということだが、別の関係者は鴻海の支援の仕方が絶妙だと言う。
「鴻海はお金は出すが、口は出さない。自由な発想で好きにやりなさいというスタンスを徹底しました。その結果、シャープの原点である“独創性”が引き出されました。外から見ていても楽しそうな会社に見える。今後、人材もどんどん集まるでしょう。まさに企業としては好循環です」
東証を傘下に置く日本取引所グループの清田瞭CEOは会見で「しがらみのない経営者が事業の選択と集中を急速に進めることによって、ここまで短期間で復帰できたのではないか」と語った。
「社員の集中力」と「鴻海の好支援」。これからどんな新商品が出てくるか。
東証1部に再指定 シャープ復活の陰に「集中力と好支援」 https://t.co/GQhTA3joYm #日刊ゲンダイDIGITAL
— 新保吉章 (@pat052) 2017年12月6日
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