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インド人もびっくり!スズキが躍進する新興国の日本車事情(ダイヤモンド・オンライン)
http://www.asyura2.com/17/hasan124/msg/242.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 10 月 23 日 19:23:25: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

           インドで発売されているスイフトセダンの「ディザイア」 Photo:SUZUKI


インド人もびっくり!スズキが躍進する新興国の日本車事情
http://diamond.jp/articles/-/146486
2017.10.23 CAR and DRIVER:総合自動車情報誌  ダイヤモンド・オンライン


新車販売台数が2ケタの大幅プラス
超有望市場インドで躍進するスズキ


 世界の新興国の中で、最も有望といわれる自動車市場のひとつがインド。ここで販売シェアを伸ばそうと、各社の競争は激化している。日本の主要3メーカーの8月のインド新車販売の結果と、各社の現地における取り組みを紹介しよう。

 インドは7月1日から、物品・サービス税(GST)を導入した。このインド全土統一の新税の導入で、これまで州ごとに課税してきた複雑な間接税が廃止された。クルマにかかるGSTの税率は、基本的に28%。従来の間接税は、SUVや大型車の税率が50%を超えていたため、GST導入による減税効果を追い風に、新車販売が伸びている。

 インド乗用車市場でトップシェアを誇るのが、スズキの子会社、マルチ・スズキ。8月の新車販売台数は15万2000台で、前年同月比は26.7%増と、2桁の大幅なプラスとなった。

 車種別では、主力のAセグメント(コンパクト)車が80%近くを占める。アルト(排気量は800t)をはじめ、ワゴンR、セレリオ、スイフト、リッツ、ディザイア、バレーノ、シアズなど、合計で11万5896台を販売。前年同月比は28.4%増と、牽引役を果たしている。

 SUVやMPVなどのユーティリティビークルも好調だ。エルティガ、Sクロス、ヴィターラ・ブレッツァなどが合計で、2万1442台を販売。前年同月に対して27.6%増と、Aセグメント車の伸び率に迫る勢いを見せた。

 マルチ・スズキは8月から、マルチ・スズキ・アリーナという新しいショールーム展開を始めた。インドのユーザーのほぼ75%は、新車購入前にインターネットで情報を収集している。そこで、マルチ・スズキ・アリーナは、ショールームに用意したタッチパネルを通して、ユーザーが車両やパーソナライズに関する情報にアクセスできるようにした。

 マルチ・スズキは2015年、高級車を専門に取り扱う新ディーラーネットワークとして、NEXA(ネクサ)を立ち上げた。スズキのインド販売において、今後はアリーナとNEXAが重要な役割を担う。

需要に販売が追い付かないトヨタ
新型ミニバンは6〜8週間の納車待ち


 トヨタがインドで展開する車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)の8月の新車販売台数は1万2017台。前年同月比は6.1%のマイナスだった。TKMによると、8月の受注台数は、前年同月に対して4〜5割も増加。しかし、生産が需要に追いついていない状況が、販売結果に反映されたという。車種別実績は、16年5月に発売した新型ミニバンのイノーバ・クリスタが好調。同車はトヨタのIMV(新興国市場を対象にした世界戦略車)プロジェクトから生まれたMPV。モデルチェンジを機に、クリスタのサブネームが冠された。イノーバ・クリスタは、新開発のフレームをはじめ、新エンジン、新6速ATを採用。室内はゆとりの3列シート。乗り心地、静粛性、燃費性能も高レベルでまとめ上げた。現在、6〜8週間の納車待ちだという。

 SUVのフォーチュナーも支持されており、現在、10〜12週間の納車待ちという状況。これについて、TKMのN・ラジャ営業&マーケティング担当副社長は「できるだけ早く納車待ち期間を短縮し、ユーザーニーズを満たすために最善を尽くしている」とコメント。

 ホンダのインド現地法人、ホンダカーズ・インディア・リミテッドが公表した8月の新車販売台数は1万7365台。前年同月比は24.6%増である。

 小型セダンのシティが5538台を売り上げ、最量販車に。新型コンパクトSUVのWR-Vは、シティに迫る5200台を販売した。

 ホンダカーズ・インディア・リミテッドの上野洋一郎社長兼CEOは、「祝祭シーズンによる需要増は一部の地域ですでに始まっている。今後2ヵ月は祝祭シーズンの需要で、販売台数増加が見込まれる」と語り、展望は明るい。

 ホンダカーズ・インディア・リミテッドは9月5日、「ネット上で新たなユーザーサービスを行う」と発表。整備のネット予約、整備料金のネット見積もり、メンテナンスパッケージの導入など、新たな取り組みを開始している。

(報告/森脇 稔、まとめ/CAR and DRIVER編集部)


 

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コメント
 
1. 2017年10月26日 08:47:46 : jIl0lbCP2M : eZ86r9pZyds[73]
今や自動車の有望市場に成長したインドだが、この市場に参入した先駆者がスズキだ。1980年代初頭、スズキの鈴木修社長が参入を決め、現地のマルチ社と合弁で立ち上げたのが、マルチ・スズキである。

1980年代初頭は、スズキにとって大きな転機であった。鈴木修社長が、インドに進出すると同時に、世界最大の自動車メーカーであったアメリカのGMと資本・業務提携に踏み切ったのである。

このスズキの両面作戦に、同業他社は懐疑的であった。アメリカのGMと提携すると、いずれGMに乗っ取られて会社は消滅するぞとか、インドは貧しすぎて将来的にも市場として育つか疑問だとか、いろいろ言われたものだ。

1980年代前半は、日米・日欧貿易摩擦もあって、日本の自動車メーカーは欧米先進国に進出するのが定番であったが、そこを敢えて将来育つか分からないインドに進出したスズキ。今でこそ先見の明があったと称えられているが、当時の評価は芳しいものではなかった。

当初は日本でつくられているアルトに大きめのエンジンを載せただけだった生産車も、やはり規格で縛られている日本の軽自動車では商品力に限界があると悟り、小型車に力を入れるようになったのも、インド市場への進出が契機になっている。

1980年代初頭、日本国内でスズキと言えばダイハツと並ぶ軽自動車メーカーだと思われていたが、今やスズキは世界各国に進出する小型車・小型SUVの自動車メーカーに成長したのに対し、ライバルのダイハツはトヨタの子会社になり、撤退した国々も多い。別に儲かっているのだからいいじゃないかと言われそうだが、世界的に見れば明暗を分けたといえる。(註 ダイハツはオーストラリア、ニュージーランドから撤退し、トヨタがアフターサービスを行なっています。)


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