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住宅ローンの新潮流 超低金利でサービス拡充合戦勃発
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171003-00000002-moneypost-bus_all
マネーポストWEB 10/3(火) 15:00配信
住宅ローンといえば、できるだけ低い金利で借りるのが賢い選び方とされてきた。だが、これだけ超低金利が続く現在、どの金融機関でローンを組んでも金利差はほとんど感じられないのが実情だ。そこで近年、銀行が力を入れているのが、団体信用生命保険(団信)の多様化をはじめとする付加サービスの拡充である。
団信とは、住宅ローンを借りた人が万が一、返済期間中に死亡したり、高度障害を負ったりした場合にローンの残債を完済する仕組みだが、最近では3大疾病(がん・脳卒中・急性心筋梗塞)や高血圧症、糖尿病なども含む7大疾病を幅広くカバーするといった保障も増えている。
ファイナンシャルプランナーの藤川太氏(家計の見直し相談センター)が解説する。
「今までは死亡や高度障害だけが保障の対象でしたが、死ななくてもカバーされるような団信の多様化が進んでいます。なかにはがんと診断されると以降の返済が免除されるものもあり、その後、がんの治療がうまくいっても返済しなくてよいので、対象者にとっては非常にありがたいものでしょう。さらには病気ばかりか、失業した場合でも保障されるものも登場しています」
もちろん、そのような手厚い保障はタダではない。多くの場合、通常の団信の保険料は住宅ローンの金利に含まれており、3大疾病などの特約をつければ、その分を金利に上乗せして払うのが一般的だ。
「とはいえ、個人で保険に入るよりも保険料は割安なものが多く、特約をつけても0.2〜0.4%程度の上乗せ幅です。それまでに加入していた生命保険を見直して、その分を減らせるメリットも考えられます。また一部のネット銀行や地方銀行では特約をつけても金利が上乗せされないところもあります」(藤川氏)
たとえば住信SBIネット銀行は、通常の団信に加え、精神障害などを除くすべての病気やケガをカバーする全疾病保障の保険料も0円(その代わり、借り入れ時に約2%の事務取扱手数料がかかる)。それでいて変動金利は0.4%台だから「割安感がある」と藤川氏はいう。
■イオングループの買い物5%割引のサービスも
こうした団信の多様化のほか、メガバンクなどでは住宅ローンを組むと総合口座のポイントサービスが加算されて、振込手数料などが無料となるサービスも展開。また、イオン銀行の住宅ローンでは、イオングループでの買い物が毎日5%割引になるサービスを実施している。
「それぞれの生活パターンや居住地域などによってメリットは変わってくると思いますが、たとえばイオンで毎日のように買い物するのであれば、年間100万円の買い物で5万円が得する計算。これが返済期間30年なら150万円になりますから、賢い選択肢のひとつといえるでしょう」
日銀の異次元金融緩和によって超低金利時代が長引くなか、銀行の金利引き下げ競争も自ずと限度がある。もはやこれ以上の低金利が望みにくい以上、「各行は団信の多様化をはじめ付加サービスの拡充に鎬を削っており、今後ますます競争が激しくなることが予想されます。いまや金利だけではなく、そのサービスの中身も含めて住宅ローンを選ぶ時代になりつつあるといえるでしょう」(藤川氏)
長い付き合いになる住宅ローンの選択肢は多様化している。金利だけに目を奪われず、自らの健康や生活パターンと向き合って賢い選び方をしたい。
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