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アベノミクスへの忖度 すこぶる怪しい実質GDP年率4%増 日本経済一歩先の真相(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/346.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 8 月 25 日 10:12:30: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

 


アベノミクスへの忖度 すこぶる怪しい実質GDP年率4%増 日本経済一歩先の真相
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/212104
2017年8月25日 日刊ゲンダイ


  
   買い替え需要が一段落すれば…(C)日刊ゲンダイ

 どうにも突然すぎるのだ。先週発表された今年4〜6月期の実質GDP(速報値)は前期比1%増、年率換算で4%増と2015年1〜3月期以来の高い伸びとなった。市場予測の中央値は年率2.4%増というから、予想をはるかに上回る数値を叩き出したことになる。

 成長を牽引したのは内需だ。項目別に見ると、個人消費は前期比0.9%増、民間企業の設備投資は2.4%増、いわゆる公共投資を指す公的固定資本形成は5.1%増と飛躍的に伸びている。

 個人消費はエアコンや冷蔵庫などの白物家電や自動車の販売が好調だったようだ。最近の白物家電は高機能で省電力の製品が多い。古びた家電を買い替えたくなる気持ちは理解できる。設備投資もIT技術を取り入れた高機能マシンを導入し、競争力を高める動きが出ている。

 公共投資も昨年は3度も補正予算を編成し、熊本地震や北海道・東北の豪雨被害の復旧支援に加え、災害対策に巨額の予算を割いた。その執行を進めた結果が12年1〜3月期以来、5年ぶりの高い伸び率を生んだのだ。

 このGDPの高い伸びがずっと続くかといえば、それは期待できない。消費を押し上げた白物家電や自動車は耐久消費財だ。買い替え需要が一段落すれば、いずれ反動が起きる。消費の好調さが勢いを増していくことはあり得ない。緊急投資の災害対策も復旧のペースが落ち着けば、伸びる材料を失う。

 今回のGDPの高い伸びは、イレギュラーな要因が重なったもの。かつての成長期のような、投資が投資を呼び、成長が成長を呼ぶような形は、もはや期待できない時代なのである。

 それにしても数値を押し上げた理由はそれぞれ説明がつくのだが、唐突な印象は拭えない。個人消費の数値は昨年4〜6月期から今年1〜3月期まで順に0.1%増、0.4%増、0.1%増、0.4%増。設備投資は0.7%増、0%、2.2%増、0.9%増。公共投資にいたっては0.8%減、0.8%減、2.5%減、0.6%増とほぼマイナス続き。今回だけ飛び抜けて伸びているのだ。

 中国のGDP統計では、遼寧省の水増しが発覚。習近平国家主席は「公明正大な数字こそ見栄えがよい」とクギを刺したそうだが、中国の統計捏造は、かねて複数の省で指摘されていた。

 ひょっとして今回のGDPは中国の悪癖が日本に波及したのだろうか。もり・かけ問題を巡る官僚たちの安倍首相に対する忖度をみていると、少しずつ鉛筆をナメナメしていることなどないと思いたいのだが、キッパリとは断定できない。まさかの、アベノミクスへの忖度という疑念は晴れず、不安の日々である。















 

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コメント
 
1. 佐助[4708] jbKPlQ 2017年8月25日 10:45:58 : FzZWrKYiSU : _me5YTx1i94[101]

見かけの景気,鉛筆ナメなめ水増しと,蜃気楼化した経済指数が犯人と言い切れる。そのため、日本は、最大の打撃をこうむる。

世界的信用恐慌の渦中に来るのが,蜃気楼化した経済指数の破綻。

紙幣を土台とした金融商品は、自然に信用を膨張させバブルを発生させる。人間はバブルから教訓を学び、二度と繰り返さないように、制御コントロールしようと努力する、だが、経済指数は蜃気楼化して姿を変えるために、そのを破綻予知できない。

すべての経済現象は、その結果を、需要と供給の均衡/不均衡で必ず説明することができる。だが、金融取引の実態は、プライバシーで保護されているため、需要と供給の均衡/不均衡を決定する要因は、翌日以降にならないと、知ることができない。
市場の内部からのエコノミストのアト講釈は、上の用語で、くるくると毎日変わり、天気予報が大外れしたキャスターのように、見事な解説で誤魔化し、反省しない。

ではナゼ、日本だけが、90年代に経験した失われた10年間の苦痛を、再び20年以上も経験しなければならないのか? 今度の苦痛は、いざなぎ景気越えの見かけの景気をともなわない。なぜなら、見かけのいざなぎ景気越えは、国内市場の縮小を海外市場の拡大によってカバーされた、蜃気楼化された経済指数が正体だからだ。

この経済蜃気楼を、日本の指導者とエコノミストたちは、現実だと錯覚する。そのため、第二次世界的スーパーバブルの到来に対して、全く無防備である。そして、このスーパーバブルの原因が、ニクソンのドルとキンの交換停止にあることを知らない。

この経済蜃気楼化、それは、ドルのキン離れによる世界の信用膨張で、最も恩恵を受けた国が日本だからだ。そのため、日本は、最大の打撃をこうむる。

本当の原因が分かり、解決できない現象は、この世の中にはありません。ところが、脳と心の物理設計には、「結果を原因に倒置する経験回路(この神経回路で、動物は行動を修正し生命を維持しています)をもつため、目先だけを認識し、本当の根因が見えません。

1989年に破裂した日本のバブルは、十五年の間に、平均株価を五分の一に暴落させ、地価を十分の一にし、十大銀行を3行に収縮させ、多くの企業を倒産させて、やっと沈静化しました。沈静化させた最大の要因は、輸出の神風です。今回の世界バブルの崩壊では、輸出の神風は吹いてくれません。では、企業はどうすればよいのでしょうか?

政府,企業が、信用恐慌から早期脱出するためのマニフェストは、次期産業革命へ大胆にシフトすることです。次期産業革命とは「放射能・CO2を発生させない動力」への転換革命です。すでに実用化されていますが、政府と大企業は既得権益(設備・技術)を失うため、国家から補助金をもらいながら、ゆっくりと進行させたいと考え抵抗しています。

見かけの景気,鉛筆ナメなめ水増しと,蜃気楼化した経済指数が,ナゼ起きたのか,

一国の景気循環は、長期の景気下降期には、三年半前後の景気の山と一年前後の谷の長さが反転し、山は一年前後しか回復することができない。長期の景気上昇期は、山が三年半前後と長く、谷は一年前後と短い。そのため、「不景気の時こそ先行投資せよ」と思考し行動する経営者が成功をおさめることができた。だが、スーパーバブルによる長期の景気下降期には、この経験則は全く通用しない。

そして、短い山で景気が復活したと喜んだ翌年は、より一層の不況に見舞われるきずです。


2. 2017年8月25日 11:02:03 : nJF6kGWndY : n7GottskVWw[4114]

誰かと思えば、また、このゴミかw


http://www.cubmaga.com/column-44/
https://togetter.com/li/1058196
高橋乗宣浜矩子両先生の新著が出ないことに恐怖する人々
予測精度高すぎです。


3. 2017年8月25日 19:21:18 : yGx7DkbKBE : Q9xdL0FhjJg[146]
鉛筆を 舐めて当然 数字など

4. 2017年8月26日 14:45:23 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-4536]
ぬるま湯資本主義 荻原博子の危ないお金の話 ゲスト:山口義行さん(立教大学教授)
. デモクラシータイムス
2017/08/25 に公開
https://www.youtube.com/watch?v=UodQ47bFioU

5. 2017年12月01日 02:26:18 : 9zi0OacL22 : R4VPvmuKBEY[2]
>>2 のリンク先
詐欺サイト。


6. 2018年5月16日 09:42:40 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-2465]
1〜3月実質GDP、年率0.6%減 9期ぶりマイナス

経済・政治2018/5/16 8:50

 内閣府が16日発表した1〜3月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除く実質で前期比0.2%減、年率換算では0.6%減だった。マイナスは9四半期ぶり。消費や設備投資、住宅投資が振るわず、内需が勢いを欠いた。輸出の伸びも鈍化した。


 QUICKが集計した民間予測の中央値は前期比年率で0.1%減だった。生活実感に近い名目GDP成長率は前期比0.4%減、年率では1.5%減だった。名目は6四半期ぶりにマイナスになった。


 実質GDPの内訳は、内需が0.2%分の押し下げ効果、外需の寄与度は0.1%分のプラスだった。項目別にみると、個人消費が0.0%減と、2四半期ぶりにマイナスだった。生鮮野菜の高騰や実質賃金の伸び悩みが消費者心理を冷やした。


 輸出は0.6%増に鈍化した。自動車など欧州向けを中心に輸出が拡大した。半面、半導体関連の調整が響いた。輸入は0.3%増だった。


 設備投資は0.1%減と、6四半期ぶりにマイナスだった。生産活動の回復が鈍く、設備投資需要が伸び悩んだ。住宅投資は2.1%減。貸家着工の落ち込みが響いた。公共投資は0.0%増。民間在庫の寄与度は0.1%のマイナスだった。


 総合的な物価の動きを示すGDPデフレーターは前年同期と比べてプラス0.5%だった。輸入品目の動きを除いた国内需要デフレーターは0.9%のプラスだった。


 同時に発表した2017年度のGDPは実質で前年比1.5%増、生活実感に近い名目で1.6%増だった。

https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL16H9O_16052018000000/


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