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安倍政権が掲げる「ニッポン一億総活躍社会」の真意は
一億総活躍社会の真意は“高齢者が働いて社会保障支えよ”
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170823-00000003-moneypost-bus_all
週刊ポスト2017年9月1日号
2015年9月の自民党総裁選で無投票再選された安倍晋三・首相は、第3次安倍改造内閣の発足時に「ニッポン一億総活躍社会」のスローガンを掲げ、「希望を生み出す強い経済」、「夢をつむぐ子育て支援」、「安心につながる社会保障」という“新・三本の矢”を打ち出した。
ここでいう社会保障の「安心」とは高齢者のためではない。安倍首相は会見でこう語った。
「社会保障は、高齢者の皆さんのみならず、現役世代の『安心』も確保するものでなければならない」(2015年9月24日)
これが「働き方改革」の出発点となった。自民党一億総活躍推進本部は、「高齢者」の定義見直しに動き、次のような「シニアの働き方の提言」をまとめたのだ。
〈65歳までは「完全現役」、70歳までは「ほぼ現役」、65歳〜74歳までは、「シルバー世代」として、本人が希望する限りフルに働ける環境を国・地方・産業界挙げて整備し、「支え手」に回っていただける社会の構築を目指す〉
年金の繰り下げ受給の年齢を「71歳以上」にすることも提言に盛り込んだ。これは年金の受給開始年齢を65歳以上に遅らせることで、受給額の割り増しを受けることができる制度で、現在は70歳までの繰り下げしか認められていない。
自民党が高齢者年齢の見直しと年金繰り下げ年齢アップをセットで提言しているのは、現役世代の「安心」確保という名目で、高齢者に74歳までは年金をもらう側ではなく、受給を我慢して働かせ、年金保険料を払う「支え手」になることを求めていることがわかる。
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