経済のけの字も知らないようなバカブロガーが、ブロックチェーンの新しいカタチとか何とか言って、まだそこに未来があるような事を書いているが、代替（貨幣）と実物の関係はそれらによっても変動するものではない。

お金と実物の乖離は、もう、手の施しようがないところにある！！

それは世界第４位の資産高を誇るドイツ銀行の抱える金融商品の未決済残高が年間世界ＧＤＰ総計を超えているのをみても明らかだし、各国中央銀行がタコの足食い行為である、国債買い入れ等を通じて、市場への野放図なキャッシュの投入を止められないのも、同じ理屈からきている。

地球という限られた箱の中に存在する実体には増減がないのに、株式や国債にはじまって社債やCDS等の金融デリバティブは貨幣総量の一人歩きを許し続けてきた。　その当然の帰結が今の実体とカネとの適正関係の破壊に他ならない。

だからキャッシュの残高が天文学的数値であるような超富豪らでさえ、自由に使える額はたかがしれているので、市場にバラ撒かれたカネは砂漠が水を吸収するように、あっという間に消えてしまう。　そしてこのバラマキが、実体と貨幣との関係をより毀損し続けている。　さらにタチが悪いのは、世界がこの問題を隠蔽し、ずっと先送りにしようとしている点である。

ほとんど全ての経済評論家は、体制翼賛賛美芸者に成り下がり、もう死んでいる金融制度を無視して経済を論じている。　

現在でも断続的に環境に放射性核種を暴露しているフクイチ事象をはじめとする放射能禍が世界終末を招いているのと同じく（原子力エンジニア: 福島は“世界史上最悪の産業上の大惨事… 想像出来る限りの地獄…　机上で論理破綻を見抜けなかったツケ、≪放射能フリー空間の地球が発狂：画像多数≫大自然のしっぺ返しが全生物個体と環境に対して始まり、本当の終末が近づいている！）、リーマン・ショックが現代金融制度の終わりであり、その金融システムの上にのっかっている世界経済自体が既に機能していないのは明白でる。　

大局的見地にたって金融経済システムを考察すれば簡単に導かれる真実であるにもかかわらず多くがこの実態を知らないのが情けない。

ゆえに崩壊している土俵でやれベーシック・インカムだ、やれ、ブロック・チェーンだ、やれ、企業変革だ、やれ、格差是正だ、なんだと言っても、それらは全く意味をなさない。

貨幣資本主義経済は完全に終わっている。

人間らしい本当の経済のあり方は、全てをシェアリングしようとし、所有と言う概念を捨て、ありとあらゆるモノや事象を人類共有財産とすること。　要は発明・発見のみならず、事象の追認等全部を即時的にパブリック・ドメイン化することである。

ここで、’なんや、コイツは共産主義者や’という輩は回転の鈍い阿呆である。　私は決して政治的イデオロギーを論じているのではない。　歴史を振り返っても、富の相互争奪が齎したものは、環境破壊と他種、格差にみる大多数への攻撃でしかなく、特に資本主義は誰かや何かの幸せは、絶対的に他の誰かや何かの不幸を要求する。

さらに所有という概念を破棄することは、限られた人生時間をより有効に自分自身のために使える事や、カネの算段からの解放をも意味する。

その上、これは、人間が、より次元の高い崇高な精神性を発揮できる機会を与えられることで、人生がより充実したものになるのも明瞭である。

これが実現されれば、犯罪の大部分は喪失し、貧困、格差、失業等、社会問題の殆どまでもが解決されるメリットもある。　そこには、もちろん、破産も、心的ストレスを抱えるリスクも存在しない。

問題解決への道

《破産危機が迫るイリノイ州・コネチカットの金融中心ハートフォード市に破綻の危機》んで、人類全体が幸せになれる方法を考える

まだまだあるある歴史の嘘と、貧困、飢餓、殆どの犯罪、高齢化、少子化、等、社会問題の根源は貨幣制度の是認であるに違いない。

社会主義のデンマークVS自由主義のアメリカ、どちらが住みやすい？←右と左のいいとこどり、その間にある理想社会は、あります

あるべき持続可能な、循環型社会と、その、平和的な移行方法に関する考察。
（コメントの6番が２０１６年2月９日現在の最新バージョンです。）

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