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米朝の緊張激化で米株大幅安
:識者はこうみる
[10日 ロイター] - 10日の米国株式市場は大幅安。S&P500は値下がり幅が1.4%と約3カ月ぶりの大幅な下げとなったほか、ナスダック指数も2%を超える落ち込みとなった。米朝間の緊張激化に伴い、ハイテク株中心にリスク資産を売る動きが広がった。米国株式市場が下落した。
市場関係者のコメントは以下の通り。
●株価は最大5%下落の可能性
<グローバル・マーケッツ・アドバイザリー・グループのシニア市場ストラテジスト、ピーター・ケニー氏>
市場はいかなる内容であれ「リセット(修正)」する理由を探していた。北朝鮮を巡る地政学的な懸念やストレッチしたバリュエーションが現在のリセットの発端であると言える。市場での期待に反し、米インフレ指標も芳しくない状況だ。
これが調整の始まりかと言えば、答えは「ノー」だ。プルバック(押し戻し)の始まりかと言えば「イエス」であり、株価は1−5%下げる可能性があると予想する。ただ、これはバリュエーション縮小の一部を反映しているに過ぎない。
●なお一段の下げ余地、最高値近辺で推移
<ボストン・プライベート・ウェルスのチーフマーケットストラテジスト、ロバート・パブリック氏>
下落相場拡大の始まりかはなお見極めが必要だ。本日の終値水準を確認しなければならない。(S&P総合500種)50日移動平均の2448に、市場関係者は注目するだろう。今後数日間は政治的な緊張状態が続く。売り圧力も若干みられるようになるのではないか。
まだ極めて売られすぎという状態でなく、一段の下げ余地が残っている。北朝鮮と米国を巡る政治的な緊張がこの日、投資家を神経質にさせた。
相場がなお過去最高値近辺で推移していることも、若干の警戒感を招いた。いまは投資を多少手控える時期と、市場関係者らがみている可能性もある。
また休暇中の人もいて、相場を注視していない可能性もある。
●調整というより一服、基礎的条件は依然良好
<BB&Tウエルスマネジメント(アラバマ州)のシニアバイスプレジデント、バッキー・ヘルウィッグ氏>
株式相場がこれで調整局面入りしたとはいえない。8月と9月の相場は例年軟調だし、「5月売り逃げ、9月買い戻し」の格言に従えば夏枯れも終盤に差し掛かっている。したがって株安は季節的な要因が大きく、好調な企業決算期が終わりに近づき、相場のけん引材料が乏しくなっていることも影響している。
北朝鮮情勢をめぐる不透明感から一部の投資家が様子見を強めていることは確かだが、相場が売り込まれているという状況ではない。調整というよりも一服といった感じだ。
ファンダメンタルズは依然かなり良好で、企業収益の後退も過ぎ去っていることから、ファンダメンタルズの面で大きな下振れ圧力があるとは考えにくい。ただ、海外の動きが短期的な売りを誘う可能性はある。
*見出しとリードを修正し再送します。
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VIXが3日間で62%上昇、米大統領選後の最高水準に−北朝鮮情勢で
Lu Wang、Elena Popina
2017年8月11日 10:15 JST
https://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/ivXaklAe3FLA/v2/-1x-1.png
大方の歴史的な基準から見れば、ここ3日間の米国株の変動はほとんど目立たない。ただ、8月に入るまでの異常な静けさと比較すると、変動の大きさは顕著だ。
米国株の前例のない静けさは突然終了した。S&P500種株価指数は9日まで15営業日連続で0.3%以上の変動がなかったが、10日に売りが加速し、3日間での下落率は1.7%となった。これは、ここ9カ月間にピークから底までの下落率が3%を超えなかったことを踏まえると、ほぼ急落といっていいほどだ。
10日の米株式相場は5月以来の大幅安。北朝鮮が脅しを続けるならば「炎と怒り」に見舞われることになるとトランプ米大統領が述べた後、下げが続いている。S&P500種が前日比1.5%下落した一方で、シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー指数(VIX)は44%上昇し、3日間の上昇率は62%となった。VIXの終値が16を上回ったのは米大統領選挙以降初めて。
原題:62% VIX Surge on Korea Isn’t How Bulls Hoped August Would Start(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-08-11/OUHWLE6TTDSM01
「金を保有しろ」北朝鮮緊迫でリスク回避
2017/8/11 12:06日本経済新聞 電子版
【ニューヨーク=山下晃】北朝鮮情勢を巡る緊張が高まるなか、10日の米株式相場は総崩れとなった。ダウ工業株30種平均は3日続落し、ここ3日間の下げ幅は274ドルに達した。投資家は徐々に米国と北朝鮮の衝突シナリオに備えたリスク回避に動いている。
「金を保有しろ」。著名ヘッジファンド投資家のレイ・ダリオ氏はこの日、北朝鮮情勢の悪化も見据え、保有資産の5〜10%程度は金を保有することを勧めた。
円、一時108円台
シドニー市場
2017/8/11 13:02
11日のシドニー外国為替市場は円がドルに対して上昇して一時、約2カ月ぶりの円高ドル安水準となる1ドル=108円91銭をつけた。
北朝鮮を巡る国際情勢の緊迫化を受けて投資家がリスクを回避する姿勢を強め、比較的安全な通貨とされる円を買い、ドルを売る動きが優勢となった。
市場関係者は「中国などのアジア株が下落したことも、円買いドル売りの動きを後押しした」と説明した。
日本時間午後0時55分現在は、1ドル=108円90銭〜109円ちょうどをつけた。ユーロは1ユーロ=128円22〜32銭、同1.1769〜79ドル。[共同]
http://www.nikkei.com/article/DGXLAS0040004_R10C17A8000000/
欧州銀の「失われた10年」
Christopher Thompson
[ロンドン 9日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 世界金融危機の入り口から10年を迎えたが、欧州の銀行の株主資本利益率(ROE)は記念日をお祝いできるほどには回復していない。欧州中央銀行(ECB)のマイナス金利政策が終われば、もっと晴れやかに祝えるようになりそうだ。
現在の欧州銀はこれまでになく安全に、また公益企業らしくなっている。トムソン・ロイターのデータによると、2007年8月9日にBNPパリバが傘下ファンドの一部について解約を凍結すると発表して以来、欧州の銀行業界は約4100億ユーロの増資を行った。この結果、株主は痛手を被り、この10年間のユーロストックス銀行株指数のトータルリターン(配当を再投資)はマイナス53%だ。
しかしここにきて、そうした流れも反転し始めている。ユーロストックス銀行株指数は過去1年間で50%以上も上昇し、iボックス欧州銀行債券指数を楽々アウトパフォームした。これはバリュエーションの違いが一因だ。債券が過去最高値近辺で推移しているのに対し、大手欧州銀株は株価純資産倍率(PBR)で見て1倍前後にまでしか戻っていない。株価のバリュエーションは収益向上や景気回復、バランスシートの強化に加え、株主割当増資がついに終わるとの確信に支えられて回復してきた。
マイナス金利という逆風にもかかわらず、BREAKINGVIEWSの計算によると大手欧州銀のROEは平均9%と、資本コスト並みになった。
銀行がローン債権の価格を再評価できるようになり、ECBに預けている超過預金にマイナス金利を課されなくなれば、利益は急増するだろう。コメルツバンクは、ECBが中銀預金金利をゼロに引き上げれば、自行の純金利収入は年間2億7500万ユーロ増えると推計している。これは2016年の純金利収入の5%に相当する。
欧州銀は波乱万丈の日々を経てきたため、2019年の予想利益に基づく株価収益率(PER)は10倍にとどまっている。これは公益など他のセクターに比べて割安だ。ECBが超金融緩和政策を解除すれば、欧州銀の株主はいよいよ胸を張って祝杯を上げることができるだろう。
*筆者は「Reuters Breakingviews」のコラムニストです。本コラムは筆者の個人的見解に基づいて書かれています。
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http://jp.reuters.com/article/ecb-breakingviews-idJPKBN1AQ0DV
米PPIは予想外の低下、ほぼ1年ぶりにマイナス−サービス押し下げ
Patricia Laya
2017年8月10日 21:36 JST更新日時 2017年8月10日 23:06 JST
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7月の米生産者物価指数は予想外に前月比で低下し、ほぼ1年ぶりのマイナスとなった。
米労働省が10日発表した生産者物価指数(PPI)は前月比0.1%低下。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は0.1%の上昇だった。前月は0.1%上昇。
7月は前年比では1.9%上昇。前月には2%伸びていた。
食品とエネルギーを除くPPIコア指数も前月比0.1%低下。前年比では1.8%の上昇。
7月のPPI低下は、サービスコストが0.2%低下と5カ月ぶりのマイナスとなったことを反映した。商業は0.5%、運輸・倉庫は0.8%いずれも低下した。
食品とエネルギー、商業サービスを除いたベースのPPIは前月比変わらず。前年比では1.9%の上昇。
項目別に見ると、エネルギー価格が前月比0.3%低下と、3カ月連続のマイナス。食品は前月比横ばい。
食品やエネルギーなど財部門のPPIは前月比0.1%低下。
米連邦公開市場委員会(FOMC)が年間2%のインフレ目標の基準とするPCE価格指数の算出に使われるヘルスケアサービスのコストは、季節調整前ベースで前月比0.3%上昇した。
統計の詳細は表をご覧ください。
原題:Unexpected Drop in U.S. Wholesale Prices Shows Tame Inflation(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-08-10/-0-1-0-1
ドル安や労働市場、インフレ押し上げへ=NY連銀総裁
[ニューヨーク 10日 ロイター] - ニューヨーク連銀のダドリー総裁は10日、「非常に弱い」米インフレ率は、ドルの下落と過熱し続ける労働市場を背景に、中期的には上向くとの認識を示した。
総裁は講演後の記者会見で、ドル安で輸入物価が押し上げられ、労働市場の引き締まりに伴い賃金が上昇し、最終的にインフレを押し上げるとの認識を示した。
総裁は、インフレ率は中期的には上昇すると予想しているが、恐らく前年比ベースで2%にまでは戻らないだろうと述べ、ここ数カ月連続でインフレ率が弱い数字となっていることに言及した。
総裁は、向こう6─10カ月の間、前年比ベースのインフレ率は引き続き圧迫されるとの見方を示した。
総裁は講演で、年内にもう1回利上げを行い、バランスシートの縮小を開始する可能性を示唆した。
*内容と写真とカテゴリーを追加しました。
http://jp.reuters.com/article/usa-fed-dudley-0810-inflation-idJPKBN1AQ1T5
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