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都内の不動産物件を売買契約を結んで、購入しました(写真)
なぜマイホームは、不動産投資よりリスクが高いのか? --- 内藤 忍
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170730-00010008-agora-bus_all
アゴラ 7/30(日) 16:00配信
今週、都内の不動産物件を売買契約を結んで、購入しました(写真)。中古のマンションですが、売主は住宅ローンを借りて、ご自身のマイホームとして住んでいた方です。
売主はマイホームを購入したものの、ご自身の収入から住宅ローンを支払い続けることができなくなってしまい、手放すことになったと聞きました。住宅ローン以外の抵当権も設定されていましたが、今回の売却資金で、すべて完済することができたようです。
私は、購入したこの物件をマイホームではなく不動産賃貸物件にする予定です。銀行から借入を行い、賃貸して得られた家賃から返済していきます。頭金を10%ほど入れましたが、残額は借入で賄うことができました。空室リスク、家賃滞納リスク、金利上昇リスク、物件価格下落リスクなど、不動産投資のリスクが発生しますが、リスクを取って、毎月数万円のキャッシュフローを得ることができます。
同じローンによる借入で不動産を保有するのでも、マイホームと投資用不動産では、意味合いがまったく違います。
マイホームを住宅ローンで購入すると、ローンの返済をするのは、自分です。仕事で稼いだ収入(税引き後)から長期間にわたり、元本と利息を払い続けなければなりません。仕事の年収が下がったり、働くことができなくなったり、想定外の支出が増えるとローン返済が出来なくなるリスクが、購入後の数十年の人生にずっと付きまとうのです。
投資用不動産を借入をして購入すると、ローンの返済をするのは、賃借人です。管理会社に管理を任せれば、払い込まれた家賃から諸費用を差し引き、ローンを支払った残額が預金口座に振り込まれます。自分の仕事がどうなっても、家賃さえしっかり確保できれば不動産が勝手に稼いでくれます。
もし友達がマイホームを購入したら「おめでとう!」と言い、投資用不動産を買うと言ったら「大丈夫?」と心配するのが、多くの人の反応だと思います。しかし、リスクを冷静に考えると、逆ではないでしょうか?
マイホームを買ったら、仕事の収入でこれから数十年ずっと返済し続けられるか「大丈夫?」と心配し、投資用不動産を購入したら、不動産が勝手に稼ぐ仕組みが出来たから「おめでとう!」と祝福すべきなのです。
私の周りには、そんな「おめでとう!」を声をかけられる人がどんどん増えて、今や数百人規模になってきました。成功事例を目の当たりにして、インデックス投資家から、不動産投資家に「変節」する人も増えています。来週開催のセミナー(http://everevo.com/event/39848)でもその具体的方法をお話します。
リスクを取らない人にはリターンを語る資格はありません。実践もしないでネガティブなコメントばかりしている「評論家」と付き合っている時間は無いのです。自己責任でリスクを取って結果を受け入れられる「おめでとう!」と言える人たちだけと、ポジティブなお付き合いを深めていこうと思います。
※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所をはじめとする関連会社は、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。
編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2017年7月29日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログ(http://www.shinoby.net/)をご覧ください。
内藤 忍
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