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「借金=悪」という呪縛から解放されるためにどうしたら良いか --- 内藤 忍
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170723-00010007-agora-bus_all
7/23(日) 16:11配信 アゴラ
不動産投資に二の足を踏んでいる人の心理的なハードルになっているのが「借金=悪」という呪縛です。私自身も50年近くこの呪縛の中で生きてきましたから、その気持ちはよく理解できます。
まず理解すべきことは、借金には「良い借金」と「悪い借金」の2つがあることです。良い借金とは投資のための借金、悪い借金とは消費のための借金です。
住宅ローンや自動車ローン、クレジットカードのリボ払いなどは典型的な悪い借金です。先に楽しみを味わってから、その後でそのツケを払っていく。イソップ物語のアリとキリギリスで言うと、キリギリスの生活です。
では、投資のための借金がすべて良いかというと、そうではありません。投資利回りよりも借入金利の方が大きければ、収支はマイナスになってしまい、投資する意味はありません。時間と共に資産が減っていくのであれば、それは投資とは呼べないのです。
不動産投資の借入の特徴は、利息だけではなく元本も合わせて返済していくことです。元利均等返済という毎月の返済額が一定になる返済方法の場合、ある程度の金利差が無いと、元本返済で毎月のお金の出入り(キャッシュフロー)がマイナスになってしまいます。
逆に言えば、毎月のキャッシュフローが、ほとんどプラスにならなくても、元本を返済してる分は残債が減って、資産が増えていることになります。
例えば、2000万円を金利1.85%、ローン期間35年で借りると、元利均等返済で毎月の返済額は約65000円になります。しかし、利息部分は3万円程度で、65000円の半分以上の約35000円は元本の返済になります。
もし家賃が手取りで65000円だったとすると、毎月のキャッシュフローはローン返済するとゼロになりますが、元本返済は年間で40万円以上になります。しかも、返済額に占める元本比率は年々大きくなっていきますから、10年経てば500万円近い元本返済になります(手数料、税金などのコストは考慮していません)。
つまり10年後に物件価格が500万円下がっても、投資収益としてはマイナスにならないことを意味します。
もし、物件価格が購入時と変わらなければ、500万円の利益ということです。
購入時に必要な自己資金は、諸費用入れて70万円程度です。
借入することができる人にとっては、リスクはゼロとは言いませんが「良い借金」と言えるのではないでしょうか。
これは机上の空論ではなく、実際にはじめている投資家がたくさんいる「実践できる方法」です。呪縛から解放されたい人は、資産デザイン研究所のセミナー(http://everevo.com/event/39735)で、2年で1億4000万円の資産を作った実践者の話を聞いてみてください。リアルな現実を見ると、呪縛から解き放たれるきっかけになるはずです。
「借金=悪」の呪縛から解放されれば、お金の不安からも解放されます。
※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所をはじめとする関連会社は、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。
編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2017年7月22日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログ(http://www.shinoby.net/)をご覧ください。
内藤 忍
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