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「定年までに貯金3000万円必要」はホント? 破産しない老後設計のコツ(マネーポスト)
http://www.asyura2.com/17/hasan122/msg/592.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 7 月 17 日 21:46:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

          定年までの蓄えはいくら必要?


「定年までに貯金3000万円必要」はホント? 破産しない老後設計のコツ
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170717-00000001-moneypost-bus_all
マネーポストWEB 7/17(月) 11:30配信


 老後を安心して暮らすために、定年までの蓄えはいくら必要? この永遠の問いには3000万円説、5000万円説、1億円説など諸説ある。いずれにせよ、多額の貯金が必要なのは確からしい。そんな中、「60才で貯金150万円でも大丈夫だった」と教えてくれたのが現在65才、経済コラムニストの大江英樹さん。貯金3000万円以下でも破産しない老後設計のコツを教えてもらった。

■未知の老後を「見える化」しよう!

 まずは65才で3000万円必要という根拠から。

 総務省の調べによれば、高齢・無職夫婦2人の生活で必要なのは月約27万円。しかし、夫婦でもらえる公的年金の平均額は月約19万円。月約8万円の赤字は年間で約96万円に。95才まで、あと30年生きるとすると、約2880万円不足するので、その不足分として約3000万円が必要とされているのだ。ただしこれは、生活レベルによる。大江さんはこう語る。

「講演会などでは、老後までに3000万円も貯められない、と不安がる参加者がほとんど。でもそれは、具体的に退職金や年金がいくらもらえて(収入)、老後どのくらいのお金が必要か(支出)、知らないからなんです」

 大江さんは、証券会社に定年まで勤め、60才で退職した。しかし、父親が商売に失敗し、その借金を肩代わりしたり、娘2人を海外に留学させたことなどにより、持ち家があるとはいうものの、定年時の貯金は150万円しかなかったという。

 不安だった大江さんは、2つの疑問に対し、次の【1】【2】の具体的な数字を出そうと決めた。

【1】老後の収入
【2】老後の支出

【1】の老後の収入は、主に退職金と公的年金だ。退職金がいくらかは会社に聞けばわかるが、公的年金は、毎年誕生月に送られてくる「ねんきん定期便」を見ればわかる。ただし見方に注意が必要とは、定年した夫と暮らす社会保険労務士の井戸美枝さんだ。

「年金からは所得税や住民税が天引きされるし、社会保険料の支払いは老後も続きます。ですから、手元に残るのは、金額によりますが、ねんきん定期便に書かれた額より1割減くらいと考えましょう」

■家計を縮小。それでも足りなければ働こう!

 固定収入を把握した大江さんが次に取り掛かったのは、【2】の支出(生活費)の“見える化”だという。

「定年前の2年間と定年後1年間だけ家計簿をつけたんです。これにより、定年前後で、洋服代・食費、趣味・交際費の3つが激減したことがわかりました。さらに、携帯代金を夫婦で見直して約半額にし、生活費を約4割削減しました」(大江さん)

 大江さんが生活費を34万3561円から22万1417円まで月12万円も減らせたのは、何にどれくらいかかっているかわかったことで無駄が見え、対策が立てやすかったからだという。

「会社をやめてゴルフに行かなくなったので軽自動車に買い替え、仕事絡みの年賀状も、スーツ代も不要に。生命保険をやめたのも、家計的には大きかったですね」(大江さん)

 一方、井戸さんも、ご主人が定年したのを機に家計を見直し、生活費を約3万円減らしたという。

「夫が定年後は、家にいる時間が増えたため、食費・光熱費が増えましたが、雑費や小遣い、服代・クリーニング代は大幅削減。生活費は月18万円程度あれば足りるようになりました」(井戸さん)

 公的年金が夫婦で約19万円とするなら、大江さんのように約22万の生活費だと月約3万円の赤字に。これなら、95才までの30年間に必要な補填額は1080万円になる。収入と支出を明らかにするだけで、3000万円もいらないことがわかるのだ。

 そして、定年時150万円でも大江さんがやっていけたもう1つの理由は、定年後も働き続けたからだ。

「30年もある長い“老後”に、趣味だけやっていてもつまらない。体が動くうちは働こうと思い、再雇用で半年働いた後に独立し、今の経済コラムニストという仕事を始めました」(大江さん)

 働いてみてわかったのは、働いているうちは常に現役、老後じゃなくなるということ。夫婦で月8万〜9万円働けば、冒頭で紹介した家計の平均的な不足分を補える計算になる。

「ファストフードやシルバー人材センターなど、60才過ぎても、探せば雇用はあります。なければ私のように、好きな仕事を始めるのも手。ただし、“大企業で働いてきたから、こんな仕事できない”などのくだらないプライドを捨てることが、老後の仕事選びには大切ですね」(大江さん)

※女性セブン2017年7月27日号
 

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コメント
 
1. 2017年7月18日 08:18:52 : fGuGCb1aDA : 6_poo@NGpks[245]

「老後を安心して暮らす」などという甘言が詐欺あるいは虚妄にすぎない

終身雇用だろうが使い捨てだろうが 

人生のほとんどを社畜として過ごしたモノは会社を離れたたら産業廃棄物

せめてカミさんや娘に殺されないよう注意しましょう


2. 2017年7月18日 12:01:48 : tPo1a4fY0A : 7LPM3POXQX0[3]

老後を安心して暮らすために「定年までに貯金3000万円必要」はウソ

強欲な人間が安心するには、1億円あっても足りない


その一方で、明日のパンの心配すらしない生活をする人もいるし

いずれ必ず死ぬ人生、金の心配ばかりしてムダに長生きするより遥かに賢いとも言える

wiki/アッシジのフランチェスコ



3. 2017年7月19日 11:52:37 : K6dZaxaD1Y : PLk2odh7WCQ[46]
60歳で定年後30年も生きるなら、その間に家の修理や建て替えも必ず必要になる。
病気で思わぬ出費が必要になる可能性も高い。
介護付きの老人ホームも考えておかなければばならない。

福祉制度が万全ならいいが、今の日本では、すべて自己負担せざるを得ない。
貯金150万円、月平均収入19万円では、慎ましやかな生活でも、いざとなった時には絶対足りない。



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